mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

永遠に美しくの魔法に磨きが掛かって~Waltraud Meierに捧ぐ~

クル━(゚∀゚)━キットクル━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!
何がって?




8月27日(月)【8月26日(日)深夜】午前0時00分~午前4時35分

◇本日の番組紹介
バイロイト音楽祭2018
歌劇「ローエングリン
【5.1サラウンド】
◇ドキュメンタリー
「伝説のワーグナー歌手 ワルトラウト・マイア」(2017年 ドイツ)


◇本日の番組紹介(0:00:00~0:03:30)
ナレーション: 水落幸子(みずおち ゆきこ)

バイロイト音楽祭2018
歌劇「ローエングリン
第1幕(0:03:30~1:06:10)
第2幕(1:07:10~2:30:00)
第3幕(2:31:30~3:39:00)
<演 目>
歌劇「ローエングリン」(全3幕)
作曲:ワーグナー

<出 演>
ドイツ国王ハインリヒ:ゲオルク・ツェッペンフェルト
ローエングリン:ピョートル・ベチャワ
エルザ・フォン・ブラバント:アニヤ・ハルテロス
テルラムント(ブラバントの伯爵):トマシュ・コニェチュニ
オルトルート(テルラムントの妻):ワルトラウト・マイア ほか

<合 唱>バイロイト祝祭合唱団
管弦楽バイロイト祝祭管弦楽団
<指 揮>クリスティアンティーレマン
<演 出>ユーヴァル・シャロン
<美術・衣装>ネオ・ラウフ&ローザ・ロイ
<照 明>ラインハルト・トラウプ

字幕:平尾力哉

収録:2018年7月25日 バイロイト祝祭劇場(ドイツ)

http://www4.nhk.or.jp/premium/
イメージ 1
イメージ 2
Richard Wagner - Lohengrin - Ortrud's "Fahr heim" by Waltraud Meier 2018
YouTubeからレッドカード出されたってに備え、スクショしといて
白鳥の騎士飛んで来るより
美魔女飛んで来るのが嬉し過ぎる

嬉しくない奴、殴る





ヴァルトラウト・マイアーおねえさん
1956年1月9日生まれだから、もお62歳
首元に年齢が見え隠れする
動画で聴く限り、声もかなり苦しくなってない?
マイアーなら、ま、イイや




とにかく、春に内蔵HDDのリモコン交換しといて救われた
録画予約さえしときゃ、寝落ちしたって見逃さなくてダイジョブだも~ん
(昨年のバイロイト映像、ニュルンベルクのマイスタージンガー
これが寝落ちの結果、DVD買ってまで観る価値あるか悩んでる真っ最中)




マイアーおねえさんといえば、↓見つけた

ジェームズ・レヴァインMET25周年記念ガラで歌った映像ね
NHKで観た折、何がワロタかを挙げると、「一人二役
ゾルデがトリスタンとの経緯を話す途中に、侍女ブランゲーネの「そーだったんですか」の箇所あるでしょ
流石は

Waltraud Meier as Brangane Part 2
Waltraud Meier as Brangäne in Tristan und Isolde (Paris, 1985)
‘this was in palais garnier and G. Jones as isolde rigth? XD’


慣れたもんだとオモタもんだ
ブランゲーネ役はバイロイトでも、1980年代後半、ジャン=ピエール・ポネル演出の後期に歌った
その頃には、イゾルデ歌うなんて遥か遠い国の世界に見えていたらしい
37歳の1993年にハイナー・ミュラー新演出のイゾルデを歌っており、結構早かった?
メゾ・ソプラノのまま、ソプラノ役も歌えるようになるには丁度良いお年頃だったんでしょ




それから四半世紀が経ち、おねえさんはもうイゾルデ卒業した
アタシゃ遂に、イゾルデ実演聴けぬままに終わった
鬼婆を怨むばかり
2007年秋のベルリン国立歌劇場日本公演行きたかったんだから、倒れるなら、行った後にしといて欲しかった
せめてもの救いが、3年前の東京・春・音楽祭、ワルキューレジークリンデ聴けた事よ
https://blogs.yahoo.co.jp/borussiamagdala/archive/2015/04/08
声は2002年のNHKホールで聴いたものより落ちてたものの
PCから30cm離れると文字解読困難、都合イイ時だけ遠視になるド近眼のmathichenさんだもんで
30m離れた美女に感動したのは説明までもあるまい




還暦過ぎた美魔女の歌うホンモノ魔女オルトルート、全体的にどんなんでしょね
50歳でのものは↓
Lohengrin duet : Elsa Ortrud
Waltraud Meier & Solveig Kringelborn - Lohengrin



 
オルトルート役は、ドラマティックなソプラノとメゾの両方が歌える
例えばレオニー・リザネクやエヴァ・マルトンといった、かつてのエルザ姫が転向したりもする
やはりソプラノとメゾの両方が歌えるパルジファルのクンドリと並び、音域広い役だけど
マイアーのオルトルートについて、「低音部が苦しいんじゃないの」との評を昔見たもので悩んでるのよ




美人だったら、それがオルトルートにとって最強の魔法であり、歌どおでもではある
そおざんしょ?
亭主テルラムント伯爵が以前、エルザの婚約者だった点を考えてみんしゃい
エルザと結婚すりゃ、ゴットフリート王子がまだ子供だから、当分はおっさんが摂政を続ける
出世コ-スに乗っかって安泰である
エルザが弟を殺ったんだよと吹き込まれた所で、オルトルートは由緒正しい家系ながら、異教徒だよ
テルラムントがいくらお人好しといっても、エルザじゃなくてオルトルートを嫁にするわの理由は
そりゃアナタ、おいでおいでされたらフラフラよろめいちゃう別嬪さんだから以外に考えられんわ
あと、詳細の説明しないけど、オルトルートが第二幕で、Gott(神)の言葉を巧く使った点もお忘れなく




バイロイト新演出の第二幕、オルトルートが太古の神々の名を叫ぶ場面
あれが間抜けてないも祈るで〆とく




間抜けてたら困るとは?
1990年に映像収録された映画監督ヴェルナー・ヘルツォーク演出を御覧になられたかしら
チェリル・ステューダー、ガブリエーレ・シュナウトの巨体コンビによる第二幕二重唱よ


シュナウトが「ヴォータン!フライア!」の後、ステューダーの「オルトルート、何処に?」を聴き
慌てて元の姿、エルザの慈悲をしおらしく乞う姿に戻って、「ハイ、ここにおりますわ」
「いまにも死にそうな状態で臥せってる爺さんが、家人が席を離れてる間やたら元気で
その姿見つかってアワワワ、客席の笑いを取る」
どお見たって吉本新喜劇の場面が、いまだ頭から離れない
どのローエングリンに於いても二重唱来るたび笑えて困るんだわ~