mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

善悪を分ける公式では全問正解と行かない

どーしたかて思い出せず、どお検索したってヒットしない
皆様にも経験あるでしょ
今日のアタシが、そおなんよ
しかも2件




1件目:サルヴァトーレ・アダモの歌
雪が降る アナタは来ない♪のアダモ、ベルギーの森進一ね(森進一が日本のアダモ、それは実話)
およそ四半世紀前、NHK-BS2番組で観聴きした歌に
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の最中
セルビア人青年がよりによって、ボシュニャク人?のイスラム娘と恋に落ちる
命懸けで紛争地を脱出しようとするも、約束の地までもう少しという橋の上で、撃たれて死んだ」
といった内容の実話をモデルに作曲された歌なんだけど、誰か知らない?




2件目:1960年代前半に白黒撮影された西ドイツ映画
ナチスが権力強める一途の1930年代前半に、上層中流アーリア人青年が、ユダヤ娘と結婚する
青年の父が友人家庭を救うための偽装結婚だったが、最初ぎこちなかった若夫婦も次第に打ち解けた
『僕と一緒なら、大丈夫だよ』、彼女は気兼ね無しに街を歩けるようになったものの
ユダヤ人と犬はお断りの公園内で夫婦が少し離れた間に、妻が職務質問受けるを見ても
夫婦を取り巻く状況は厳しく、離ればなれ・どっちかが死ぬ・共倒れのどれかを迎え、Das Ende(The End)」
…半世紀以上前の作品を、ボケてない後期高齢者ジジババの誰か記憶してない?




何でまた、そんな展開に追い込まれたとな?





ちょっとした話だが、戦争中に起こった実話。
ナチの将校とユダヤ人の娘が恋をした。当然道ならぬ恋。
しかし燃え上がった二人は駆け落ちを決意する。
その行為によって娘はもちろん、反逆罪となった将校の家族親戚友人全て投獄される。
もちろんつかまったら二人の命もない。
二人は何十人もの命を犠牲にして、手に手を取って
命を懸けて国境を越え、田舎の小さな教会でささやかな結婚式を挙げ、
このニュースは現代版ロミジュリとしてヨーロッパ中の新聞が美談として取り上げた。
その後二人は仲むつまじく、幸せに暮らしました… とは行かなかった。
なんとほんの数年で離婚したのだ。
「罪の重さに耐えられなかったのか」と噂になったが、心理学者の意見は違う。
男女の仲は反対されればされるほど燃え上がる。
しかもこの場合反対などと言う生易しいものではない。
自らを悲劇の殉教者と見立て、のめりこみ、酔い、
悲恋を成就する事だけを目的とした恋だったという。
つり橋効果が数年間続いたようなものかな?
そして壁がなくなり、回りに祝福されると現実に戻ってしまった。
全てをかける価値があったのか、と。
その後の二人の消息は知らないが、ラリ女の心境ってこういうものだと思う。
実際夫と結婚する時はここまでのラリラリパッパにならないもんな。
ただのつり橋効果じゃなかったら、ばれた時泣いて謝ったり再構築を願い出たりしないだろう。


不愉快な話だな…
結局全員無駄死にか…


どの国のどの時代にもありそうな話だよね
ユダヤの場合は駆け落ちと言うか、
無事脱出できるかできないかってレベルの話だろ
ラリ女って意味がわからない
てか2人で心中して方が良かったんじゃね

ラリ女って…
ラリ男女だろ

ただどうも釣り橋効果は女性のほうが大きいのかな?
って思わなくもない
自分の見てきたことのみで、根拠と言えるほどのものはない

女だけじゃなくて吊り橋効果は男にも効果があるので片方を叩くと女叩きにしか見えない

なぜかさりげなく女が悪いって持っていくあたりクソw

※2※10※14
嫁の浮気スレだからだよ
別に全ての女が悪って話じゃなくて、「嫁の浮気スレ」に出てくる浮気してる嫁の話と、このナチとユダヤ女のラリっぷりが似てるってだけだよ

※15
男女ともにラリってるわけで浮気妻の例えにもってきて貶めるような話じゃないでしょっていうことなんですが
共産党と違ってナチスはそういうことで家族を処刑したりはしないと思うが。
というかさすがに「友人」は殺されないだろ・・・・
他人じゃねえか
ユダヤ人については別に駆け落ちなくても
投獄されるだろうし
実話だと言っただけで実話みたいに聞こえるが
ソースも何も無いよな。
どうみてもプロパガンダです
最近、インドでカーストがかなり上のお嬢様と最下層の青年が恋に落ちて、お嬢の父は自●、青年の一族は皆殺しって事件はニュースで聞いたことがある。
ドイツ勢力外に脱出した元”ナチス将校”とユダヤ人が”教会”で結婚式とか
創作にしても頭悪すぎて草w
(ヒント:ユダヤ人は人種じゃなくてユダヤ教徒もしくはユダヤ教徒を親に持つ者)
ちなみに、それまで国外追放と収容所送りだったユダヤ人が虐殺されるのは、
大体目安としてはスターリングラード戦以降の話。
戦局悪化して追い出すのも囲っておくのも都合が悪くなったから
うちの大ウトメがオーストリア人とユダヤ人だったけど、別にヨーロッパ中で報道されたりしなかったし、ぶっちゃけそれほど珍しい話でもない。
だからこそナチスユダヤ人との結婚を禁じたわけだし。






最後から2番目と最後のコメントのうち
キリスト教会での挙式、これは条件揃えばあり得る
他は全部、ホント




「うちの大ウトメがオーストリア人とユダヤ人だったけど
別にヨーロッパ中で報道されたりしなかったし、ぶっちゃけそれほど珍しい話でもない」
右手挙げるアーリア人ユダヤ人の組み合わせについて

イメージ 1

この本にも記述あった
現在手元に無いもんで細かい事は忘れてるけど
ヴィーナー・シュニッツェル(Wiener Schnitzel)』の渾名持つアーリア男が、炊事場のユダヤ娘に惚れちまい
炊事場に取り入り、陰みたいな場所でイチャコラしてたってよ




‘ナチ将校の妻―あるユダヤ人女性:55年目の告白 単行本(2000年)’
「タイトルからは、ナチ将校の妻がユダヤ人であることを隠して生き延びる話かと思いますが
中身はちょっと違って、いろいろあった末に結婚した相手が最後にドイツ軍将校になるというお話です」
そんでも

アーリア人種代表選手みたいな金髪碧眼将校の中に、実はユダヤ人がいたりした
アーリア人党員の中には
「鉤十字を隠れ蓑に、ユダヤ人家庭を何組も救出した他
衛生兵として参戦した戦場で、目の前に負傷者が転がり込んだら、連合軍兵士をも懇切丁寧に手当てした」
俳優ゲルト・フレーベがいた
鉤十字の威力も全ての人心完全掌握して左右とは行かず、灯台下暗しという意味である




ティー・ハート著書といえば




https://blogs.yahoo.co.jp/borussiamagdala/archive/2016/01/08

1945年1月アウシュヴィッツから死の行進での最年少生存者(当時9歳)男性は
家族を失い、1年間だけのつもりだった伯父さん夫婦の家での滞在が
家族同然に可愛がられ、その結果、米国が永住の地になりました
彼は幸運です
米国で成功を収め、ちゃんとした家を持つ伯父さんが、妹と姪を避難所に住まわせ
義伯母は、世話するカネ惜しみ、母娘を工場に働きに行かせと
同じユダヤ人でありながら、迫害は対岸の火事でしかなかったオメデタイ連中に冷遇されたり
( * 同様のケースは、英国にもあります )
欧州での迫害が厳しくなった1941年か1942年以降は正式な教育を受けていない若い世代が
英語を満足に話せず、ずっと年下のクラスメートに囲まれての学校教育受けたりなど
新世界もまた苦難の地だった生存者は多かったですから




( * 同様のケースは、英国にもあります )
ティーを指す
戦後、揃って生還した母と渡英し、母の兄弟の家に身を寄せた
ティーの従姉妹を動揺させないよう、戦争中の話はするなと言い渡される
16歳で教育機会奪われたキティーがせめて高校卒業したく、19歳での復学願うも、「誰がカネ払うんだよ」
…何か気分悪い話だよね
看護資格取得するための学校に進んだら
入れ墨が囚人番号とわからない英国娘たちがヒソヒソし合う、これは仕方ないとして
同じユダヤ人でありながら、迫害は対岸の火事でしかなかったオメデタイ避難民になんかには、ね




不条理でも苦難を経験した者だけが、絶望と希望の戯れを語れたり、寛容にもなれたりとも言えるでしょう







シュピルマンが、良い友人で、良い音楽家で、だから助けてくれるんだよね
ヴィルム・ホーゼンフェルト陸軍大尉、何とか救済されて欲しかったわ