mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

続・十人十色が七変化に塗り分ける未来の銀幕

スカヨハが新作映画辞退 トランスジェンダー役に批判殺到
7/14(土) 7:23配信

【AFP=時事】新作映画でトランスジェンダー(性別越境者)の犯罪者役に起用されたことで猛反発を招いていた米女優スカーレット・ヨハンソンScarlett Johansson、33)は13日、この役を辞退することを明らかにした。

【写真】昨年来日したヨハンソン

 ヨハンソンが主演することになっていた映画は『Rub and Tug(原題)』。マッサージ店を経営しながら売春をあっせんし、1970~80年代の裏社会で暗躍したトランスジェンダー男性、ダンテ・「テックス」・ジル(Dante "Tex" Gill)を描いた作品だ。

 ヨハンソンの配役が発表されると、ソーシャルメディア上ではトランスジェンダー俳優が起用されなかったことに対する非難の声が殺到。トランスジェンダー女優のトレイス・リセット(Trace Lysette)やジェイミー・クレイトン(Jamie Clayton)も批判の急先鋒に立っていた。

 ヨハンソンはLGBT性的少数者)向け雑誌アウト(Out)に宛てた声明で、「私がダンテ・テックス・ジル役を演じることについて最近浮上している倫理上の疑念を受け、このプロジェクトへの参加を謹んで辞退することを決めた。トランスジェンダーの人々に対する文化的理解は進み続けており、自分の配役について最初の声明を出した後、私はそのコミュニティーから多くを学び、今はこの声明が無神経だったと自覚している」と表明した。

 ヨハンソンの代理人は先の声明で、過去にもジェフリー・タンバー(Jeffrey Tambor)やジャレッド・レト(Jared Leto)、フェリシティ・ハフマン(Felicity Huffman)といった俳優がトランスジェンダー役を演じて成功を収めていると指摘していた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000004-jij_afp-ent
スカーレットは、『ゴースト・イン・ザ・シェル』の際にも、日本人であるはずの草薙素子役をなぜ白人が…と、批判の矢面に立たされ、この時は役を演じ切ったが(ストーリー上、スカーレットで全く違和感はなかった)、おそらく自身は精神的にハードだったに違いない。この時の経験を繰り返したくなかったのかもしれない。
多様性を意識的に求める現在のハリウッドにおいて、スカーレットのキャスティングを批判する声が高まるのは仕方なかったとして、残念な結果と感じる人も多いはずで、この問題は今後のハリウッドにとって大きな課題となっていくだろう。自分とは違う人間の役に変身することが、俳優の仕事であり、この流れが加速すると、逆の意味で「多様性」を失いかねない。
トランスジェンダーの役はトランスジェンダーの俳優が演じなければならない、という批判はナンセンス。アメリカ人の俳優があるときはドイツ人、あるときはアイルランド人、あるときはロシア人を演じるのは当たり前。サモア系の俳優が中東系の役ばかり演じていたりする。
それが演技の見せ所でもある。女性から男性に転じたトランスジェンダーが生まれながらの男性を演じても構わないだろう。映画には、現実とは異なるリアリズムがあり、本物を使うより偽物を使うことでより本当らしさが表現されうる。
ヨハンソンさんが技量不足だ、という批判をするなら、そういう批判はありだと思うが。
もう、スタッフ全員、LGBTにすれば?
うるっさいなぁ、じゃあ日本人役に他のアジア人採用するなよ。
どんな人が批判してるのかわからないがこんな事が起こるとLGBTとは相入れないと思ってしまう。
演技で表現した方がいい場合もあるのにね。
サイコパスやるのに本物のサイコパス連れてかなきゃダメとか言わないじゃん。
逆差別ですね。
最近では同性愛者の方が偉いみたいな変な時代。
こじらせすぎ

マイノリティは今まで抑圧されてきた分、市民権を得た途端にマジョリティよりも優先されるべきだと勘違いし出すよね。
例えばトイレ。
人口比8%の癖にLGBT専用トイレを作れと宣い出す。
『健常者』用のトイレですら足りないのに何を言ってるのよ。

マイノリティはちょっと社会的に認められ出すと有頂天になって声を張り上げる輩が多い。
そして誰からも嫌われるようになる。






偏狭トランプを当選させてしまうような末世迎えた合衆国の縮図の一つと言えよう




つーか、誰か、LGBTは↓どお解釈するんだよと言ってやれ





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リンダ・ハント
1982年の‘危険な年’でビリー・クワン、小人の中国系オーストラリア人男性カメラマン役に起用される
同作品でアカデミー助演女優賞を受賞し、女性が男性を演じてアカデミー賞を取った最初の女優となった
なお、同性愛者である事を公表しており、1987年以来パートナーのカレン・クラインと生活している




ホンモノの中国系男性ですら、小人探し出すのは困難である
ハントは150cmあるかどうかの小柄が買われたと聞く
ちょっとオンナっぽい顔した小柄な男性が現実にわんさかいるし、適役なら何の問題が?
助演オスカーが女優でなく男優での受賞であれば文句言っていい話でしょ
ちなみに、第56回アカデミー賞助演男優賞受賞者は、ジャック・ニコルソン – ‘愛と追憶の日々
同じ作品から候補に挙がったジョン・リスゴーならば、どうにか納得する
ライトスタッフ’のサム・シェパードだったら、何も文句言わない




危険な年を、危険な都市(ハリウッド)と変換したくなったと呆れ返っといて






今年( * 2015年)4月30日、サイゴン陥落40周年を迎えた
陥落の14年後、1989年9月20日に、ミュージカル♪ミス・サイゴンが、ロンドンのウエストエンドで初演された
オリジナル・ロンドン・キャストおよびオリジナル・ブロードウェイ・キャストに於いて
狂言回しのエンジニア役にはジョナサン・プライスが配されているが
アジア系俳優を配しなかったためか、フランス系の私生児という設定となっている
その他、アジア系民族に対する偏見が強いとして
ニューヨーク公演時にアジア系俳優を中心とした俳優組合からボイコット寸前にまでの騒動となった

ミュージカル界のサイゴン陥落当時、神戸出身の日系アメリカ人俳優、マコ岩松
「アジア系がアジア系の主役を演じるのは当たり前だ。その当たり前が通らない
それが通れば、アジア系は、白人や黒人のいずれがアジア系をやっても、横取りしたと非難などしない
原理原則からいえば、ある民族集団が別の民族集団の役をやるのは
相互の身になり合う事で、多民族社会の融和の一助にもなる」
事実、彼が創設した劇団では、実践されていた
中国系が日本人役を演じ、その逆もあった。白人がアジア系を演じ、アジア系が白人の役をやった事もあった

配役の相互乗り入れについて、日本の大学教授は
「日本人もアジア人も、白人や黒人に肉体的コンプレックスを持ち過ぎる
日本では、マンガに登場する日本人は一部を除いて大抵、白人まがいの顔が描かれる
アメリカでは、痛烈な肉体差別を受けたアジア系、日系の描くマンガの顔は、完全にアジア系の顔をしている
日本人が大多数を占める日本にいると、人種に裏打ちされた厳密な肉体意識が徹底しないからである
『ワタシ、外人みたいってよく言われるの~』という無自覚な台詞を、何万回聞かされた事か
あらゆる分野で有色人種に対する優越感を崩されつつある白人にとって、『白人の肉体』が最後の砦であり
演劇が肉体を表現手段とするだけに、アジア系の役でもアジア系が演じる事に痛烈な拒絶反応を起こす
ミス・サイゴン事件は、基本的にはその悲しい事実を再び想起させた
全てを乗り越えるには、アジア系俳優が大手を振って
アジア系はもとより、白人や黒人の主役を演じられる日が来る事を抗議し続けなければならないのである」




「アジア系がアジア系の主役を演じるのは当たり前だ
その当たり前が通らない

それが通れば
アジア系は、白人や黒人のいずれがアジア系をやっても、横取りしたと非難などしない」

マコの言葉に、全てが集約されてるよね