mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

選択した幸福の成就には:「強い意志に基づく目的と客観的な目」

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幸福の選択 The Object of Beauty (1991年)

商品取引で財産を築き、ロンドンの最高級ホテルを泊まり歩く青年実業家・ジェイク(ジョン・マルコヴィッチ)と彼の恋人ティナ(アンディ・マクドウェル)。2人はホテルの高級レストランで食事をし、いつもの様にカードで代金を支払おうとするが、カードは突然の支払い停止措置を受けており使えない。これは、彼が取引を進めていた契約がストライキによってストップした事によるものだった。なす術のない2人にホテル側は1回ごとのキャッシュ清算という強硬手段に出る。ルーム・サービスが来る度、必死で現金をかき集める2人。一変した生活にすれ違いが生じるようになる。頼みの綱はティナか前夫から贈られた、時価5万ドルするヘンリー・ムーアの小さなブロンズ像だけであった。が、耳が不自由なホテル・メイドのジェニー(ルディ・デイビス)が像の美しさに心惹かれ、それを持ち去ってしまう。ジェイクとティナは相手が彫像を盗んだに違いないと疑心暗鬼に陥り、ますます2人の仲は気まずいものになる。行き詰まってしまった2人はとうとう保険会社に盗難届けを出す。担当員が調査を開始し、ジェニーが盗んだことをつきとめ、像は2人の許に戻る。それを競売に出し経済的危機を脱した2人は、もう一度一からやりなおそうと誓い合うのであった。

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30年近く経った現代にも通じる、決して古臭くない話でしょね




経済的危機を脱したジェイクとティナは最後、旅行に出かける
これからは地味でも堅実に生きようと話し合い、ジェイクが、子作りを提案すると
「怖いわ…」と言いながらも、ティナも同意した




いままでと180度変わる生活に不安拭えないのはわかる
ジェイクとティナの年齢不明であるが、40歳までまだ余裕持つ30代カップルであろう
「いまが、年貢の納め時、潮時だよ」と言いたくなるんだよ
30歳で第一子誕生するのと、40歳で第一子誕生するのでは、雲泥の差があるからよ




2010年秋、辺境公務員Y子ちゃんが44歳にして、娘チヨを出産した
それを某所に於いて話したら、高齢毒女とアラフォー小梨主婦の1名ずつ、「エ~、まともな子産まれるのぉ?」
マスク手放せない虚弱成人が実に多い中、チヨは現在過去未来永劫に亘って健康優良児じゃ!
障害児リスクは35歳以降上がるものの、確率の問題であって、絶対そうと決まってないし
24歳でもダウンちゃん産む話は掃いて捨てるほど聞かれるし
母親の年齢問わず無問題で、父親のオタマジャクシが腐ってる場合だって少なくないし
高齢出産リスクが詳細に語られる時代で、面倒嫌よの女子増えつつが情けなくなったもんだ




Y子ちゃんは、身体(体調)が完全に元に戻るまで1年以上要した
44歳でなくとも、出産は命懸けの仕事だ、24歳だからって楽勝と言えない
子供は産んでからが長いので、体力十分のうちに産んで育て終わるのが、母親にとっての理想だ
父親にとっての理想、それは説明までもなく、「男子は稼いでナンボの生き物」




2011年、Y子ちゃんが当時住んでた京都までアタシが行った時
「男の子でも無論嬉しかったけど、女の子で正直助かった」
離婚母子家庭育ちで、ダメ親父とそのDNA濃い弟しか、成長過程に男判断基準が無く
男の子取り扱いが難し過ぎるのよ
こう言ったら悪いんだけど、婿さん選ぶ目もいささか以上に…




8個下の婿さん、性格はイイ
一人っ子長男で、パパンママンが甘かったもんで、頼りないのが困る
30代後半息子が40代嫁貰うに苦情出なかったのは多分、「婿の貰い手あって助かったわ~」
期待してなかった、それも最初で最後の一粒孫ちゃんまで誕生と来れば
教育大卒お義母様が支援惜しまないのも当然だ
実質的な一家の大黒柱であるY子ちゃんには有り難い話ながら




「チヨに申し訳ない時ある
親の年齢から、稼げなくなって、大学までダイジョブかどうか怪しい
晩婚親って、子供に不要な苦労与えるかもしれない事を考えておかないと…」




44歳と36歳から誕生した子供が、別に高卒でエエわとしてもだ
高校卒業時点で両親は60代前半と50代後半と、無理利く年齢を過ぎている
その頃、父ちゃん両親はどーなってるやら
繰り返すけど、父ちゃんは一人っ子長男よ
ジジババに何かあったら、Y子ちゃんの負担が増えるでしょ
Y子ちゃん両親は、心配要らない
遠方に住んで疎遠の親父は後妻と異母弟妹に丸投げ出来、お母さんは既に鬼籍に入っている
Y子ちゃんは身軽な事が却って、ウトメ介護問題に直面を招くのがねぇ
一家の大黒柱、子育て、介護の三足の草鞋履けるか???




おひとり様とて、アフォな兄弟姉妹の存在は言うに及ばず、一人っ子なら殊更、介護問題に直面する
男女とも子供欲しけりゃ、遅くとも35歳までに作り終わってるべき意味わかるよね
相談サイトの回答に、「25歳なんて、まだ若い」「いろいろ経験して楽しもう」てなのをよく見るけど
25歳は確かに男女とも若いものの、甘やかして面倒から逃げる要素を与えてるを否定出来るか?
世の中の精神年齢どんどん低くなる元凶とも言える
どうしようもないほどド底辺経済力であるとか、已む無き事情あるとかは別にして
無理利くうちに苦労買っとくくらいが、後々の苦労を軽減させられるわよ




おひとり様マンセー(万歳)には、昔読んだ某新聞読書欄を読ませたいわ




「独身は絶対ダメだ!」を主張する、当時50歳過ぎの男性
男性自身が独身なんだけど、後悔しきりと言う
身体を悪くし、公的支援受けながら暮らす状況を嘆いていた




独身でいた経緯を読むと、「自業自得だろ」の一言に尽きよう




比較的若くして亡くなった独身叔母さんが、長年正社員を勤め上げて築いた財産を
姪三姉妹のうち、次女一人に遺した
次女が面倒厭わず良くしてくれたお礼の意味が込められており
次女に「巧くやったね」「ちょっと分けなさいよ」とタカる、長女と三女の面倒嫌よ系本性を見抜いていたからだよ
フツーの高齢毒男女なんぞ、遺す財産どころか、介護に全部消えるかもを想像出来ない上に
甥姪を介護要員にロックオン、どうにか手懐けようとするもんじゃん
新聞に投書した男性は、未婚の伯母さんから独身主義マンセーを洗脳されたのが、そもそもの始まりだが
相手がどういう目的で言ってるかを考えてもみず、鵜呑みにするほど頭悪い自分が悪い
責任転嫁するなよボケと呆れたわ




名詞

object (複数 objects)

1.物、物体。
2.対象。客観。
3.目的、目標、目当て。
4.目的語。
5.おかしな(みじめな、ばかげた)人(物、さま)。
6.(哲学) 対象、客体( 対義語 subject)。
7.(プログラミング) オブジェクト。

https://ja.wiktionary.org/wiki/object




The Object of ○○
いろいろ考察してみる、学歴無関係の高い知性を持つ者のみが
幸福を選択出来る、少なくとも幸福を得られる資格に恵まれると断言しとく