mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

家族ゲームの果てに潜む影(後篇)

前篇から続いた



「60代のひきこもり」が増えている
プレジデント社6月18日(日)11時15分

「親亡き後」に突入するひきこもりの当事者が増えています。もし、何の対策もしなければ親の支援がなくなった途端、生活は行き詰まり、住まいも追われかねません。「働けない子どものお金を考える会」の代表を務めるファイナンシャル・プランナーの畠中雅子さんが、ひきこもりの子どもを持つ家庭の実態と対策について解説します――。

■79歳男性のSOS「私が死んだら息子は……」

関東に地方に住む79歳の男性はこう言います。

「母親(妻)が亡くなって、働けない息子と2人暮らしをしています。もともと息子と会話する機会は少なかったのですが、この1年くらいは、お互いの顔もろくに見ていない状態です。私ももうすぐ80歳です。息子はひとりっ子、私が死んだら路頭に迷わせてしまうのでしょうか……」

写真はイメージです
独り言とも、SOSとも取れる、しぼり出すような声でした。

私は「働けない子どものお金を考える会」の代表を務めています。この会は、ひきこもり、ニート、あるいは障がいをお持ちのお子さんを抱えるご家族の家計を考える、ファイナンシャル・プランナーの集まりです。

親だけでなく、お子さんの生涯、とりわけ親亡き後をどう生き抜いていくかを模索する「サバイバルプラン」を中心に資金計画を立てるお手伝いをしています。

高齢化した「ひきこもり」が着実に増えている

その活動もはや25年。四半世紀が過ぎました。

アドバイスを始めた頃は、ひきこもりのお子さんの存在が世の中に認知されていたとはいえず、生活設計のアドバイスをすること自体、奇異な目で見られることも少なくありませんでした。同時に、「親が死んだ後の話をするなんて、縁起でもないことを言うな」と、当事者の家族から怒られたこともありました。

25年という時間が流れ、「ひきこもり」という言葉が理解されるようになった今では、私たちが提唱している「サバイバルプラン」を受け入れ、具体的な計画を立て、実行に移してくれるご家庭が増えてきています。

とはいえ、それは、ひきこもりのお子さんの数が増えている現実を表すだけではなく、後述するようにひきこもりの状態から抜け出せないまま、お子さん自身が高齢化している現実も意味しています。

■「50代はもう珍しくありません。最近は60代もいます」

私たちが提唱する「サバイバルプラン」とは、働けない状態がこの先も続くと仮定して、親が持つ資産でどうやって生き抜いていくかを考え抜くプランです。

畠中さんが代表を務める「働けない子どものお金を考える会」のウェブサイト(http://survivallifeplan.com/
親が持つ資産というと、金融資産だけをイメージする人が多いのですが、不動産活用も重要なポイントです。親亡き後も、住み続けられる住まいを確保できなければ、生活は行き詰まってしまいます。

住まいを確保する方法として、都市部では賃貸併用住宅への建て替えが選択肢になります。一方、地方在住の場合は、老朽化した家から築浅の家への住み替えを促します。また、親に介護が必要になった場合に備えて、親子別居のプランを立てるケースもあります。

サバイバルプランの具体的な手法については、この連載で徐々に触れていきます。なかでも最近、深刻化しているのは「働けないお子さんの高齢化」です。

親は80代以上というケースが増加「待ったなしの状態」

私のご相談者の中には、お子さん側がすでに60代に入られたケースが何例も出てきています。50代のご相談者は、もう珍しくありません。ご相談者の親御さんの年齢が80代というケースも増えていて、中にはすでに「親亡き後」へ突入している人も出てきています。ひきこもりの高齢化は、待ったなしの状態になってきているのです。

ひきこもりのお子さんが高齢化すると、「就業は絶望的であり、お子さん自身の生活設計など立てられない」と考えるのが一般的かもしれません。しかし、「早めの対処・対策」を立てることによって、親も子もサバイバルすることは可能です。

■「全く働けない子ども」が2人以上いる家庭も増えた

「高齢化」のほかに見逃せない問題は、ひとつのご家庭に、「働けない状態のお子さんが複数いる」というケースのご相談が増えていることです。2人とも働けないだけではなく、中には3人や4人のお子さん全員が働けない状態のご家庭もあります。

働けない状態にあっても障がい年金を受給することなどで、サバイバルプランが成り立つケースもありますが、本来なら「親亡き後」に手続きなどで力を貸してくれるはずのご兄弟がいないという、別の問題を抱えていることになります。

さらに親側にとっても子ども側にとっても厳しいのは、親が持つ資産が減ってきていることです。企業業績は改善していますが、給与相場はそれほど上がっていませんし、年金受給額も減っています。

ひきこもりの子を支える親の資産は減っている

私が相談を受け始めた25年前は、ご相談者の多くが、親の持つ資産でサバイバルプランが成り立ちました。ところが、時間が経過するごとに親側の資産に余裕のないご家庭が増え、現在、サバイバルプランが成り立つのはご相談者の半分程度に減っています。

筆者・畠中さんの著書『高齢化するひきこもりのサバイバルライフプラン』(近代セールス社)
サバイバルプランが成り立たないと思われるご家庭こそ、先ほど申し上げたように早めの対策が必要になります。

資産の少ないご家庭は、厳しい現実に向き合わない傾向があります。「子ども自身がなんとか収入を得てくれれば……」といった現実的とはいえないプランしか立てていないケースが多いのです。厳しい現実から逃避しても、明日や明後日の生活に困るわけでもありません。しかしそれは、いつか訪れる「親亡き後」について先送りしたまま、あるいは考えることをフリーズしたままにしているだけです。

「親亡き後」のお子さんの生活を守るためには、この先も働けない状態が続くという現実を受け入れる勇気が、何よりも重要です。資産が少ないご家庭ほど、1日も早くサバイバルプランづくりに取りかからなくてはいけません。

■今、働いている子が突如、働けなくなる日

また、ひきこもりの問題というと、ごく一部のご家庭の問題であり、自分の家庭とは関係のない話だと捉える方も多いでしょう。ですが、ひきこもり状態ではなくても、フリーターやニート(仕事も通学も求職もしない)のように、定職についていないお子さんが増えている現状*を考えれば、ひきこもり家庭の状況は決してひとごととは言い切れないはずです。

(*編注)2017年版「子ども・若者白書」によれば「ニート」を含む若年無業者数(15~39歳)は2016年で約77万人と依然高い水準にある(ニートの割合は男性2.8%、女性1.6%)。この白書は調査対象の年齢が39歳までであり、実際は40歳以上の者もかなりの数にのぼると推測できる。

「新卒で働き始めた会社で、老後の手前まで働く」というのは、親の世代には常識として通じても、お子さんたちの世代にとっては難しい現実になってきています。「一生働ける仕事に就く」という願いでさえも、かなわない現実があるのだと受け入れる覚悟が必要です。「働けない状態の子どもを抱える」というリスクは、どのご家庭にも起こりえます。そうした現実を、一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。
元記事の何日か後にBIGLOBE掲載されたものを持って来た
これも、親を頼れと生活保護相談に応じない役所にゃ理解不能かいね




60代パラヒキニートなんて、親の年齢考えただけでゾッとするわ
男女とも25歳で売れ残り的な時代を背景に計算したって、60歳子供の親でさえ78歳辺り~80代前半を迎える
86歳親とか91歳親とかならば、聞く方も脳梗塞起こして倒れそうだぞ
何で、そーなる?
元記事読んで何日か考え込んだ結果、今日、【食卓の無い家】が頭に浮かんだ




現在60代の子供が誕生したのは、1948年~1957年
団塊世代、そして、「もはや戦後ではない」と言われた昭和30年頃に産声上げた世代である
昭和30年頃、1950年代後半というと
当時の最先端を行く小綺麗な団地やアパートが多く建築されるようになり

1950年代後半

1950年代後半、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目が『三種の神器』として喧伝された。1956年(昭和31年)の経済白書が「もはや戦後ではない」と明記し戦後復興の終了を宣言した神武景気以降、輸出拡大で日本経済が急成長した時期である。

これら3品目の家電は、努力すれば手が届く夢の商品であり、新しい生活の象徴だった。テレビ本放送開始は1953年(昭和28年)で、それ以前は電気釜(炊飯器)、あるいは掃除機が代わりに入っていたこともある。

これらのうち最も早く普及したのは白黒テレビで、逆に一番遅かったのは冷蔵庫である。当初テレビは非常に高価であったため、街頭テレビやキャラバン隊を通じて宣伝され、電器店の店頭のみならず銭湯や大型飲食店など集客能力の高い店舗から先に導入された。早期にテレビを購入できた裕福な家庭には、プロレス中継など人気番組の放映時には近隣住民が寄り合い、一同鑑賞する光景が当たり前のように見られていたが、総合家電メーカーの市場参入による量産効果で低廉化し、1958年(昭和33年)の東京タワー竣工とミッチー(ご成婚)ブームを境に爆発的に売れ出した。

高度成長期・3Cの登場

1960年代半ばのいざなぎ景気時代には、カラーテレビ (Color television)・クーラー (Cooler)・自動車 (Car) の3種類の耐久消費財新・三種の神器として喧伝された。これら3種類の耐久消費財の頭文字が総てCであることから、3Cとも呼ばれた。中でも普及が早かったのは1964年(昭和39年)の東京オリンピックを境に売れ出したカラーテレビで、一番遅かったのはクーラーである。

Wikipedia三種の神器[電化製品]より引用 )

三丁目の夕日的な世界は、アタシとちびまる子が小学3年生だった1974年(昭和49年)にも見られたが
半世紀余り以前より、カネ持ってりゃ何でも買えるの、神仏をも恐れぬゲスな勢いの物質文明は進行していた




2020年東京五輪に向け、国立競技場建て替えするので、西が丘の辺りかしら、立ち退きに迫られたでしょ
立ち退き迫られた住人の中には、前の東京五輪を控える1960年代前半に引っ越して来た人たちが含まれた
前も立ち退きに迫られての引っ越しなので、一度ならず二度までもとは、散々の一言に尽きよう
五輪なんて、カネに物言わせる、そのくせ閉幕後は穀潰しに終わる仇花だ
特需、他人のメダル獲得に熱中する者が異常と断言してやる
ま、アメリカさんの力借りて戦後復興した日本の場合、五輪特需が経済力向上させた利点持っていたけど
期間限定の宴のもたらしたものは?
何度やれば気ィ済むのぉ
2016年五輪開催地誘致の時か、マイク向けられた萩本欽一が、「東京でイイでしょ」
東京でイイ絶対的理由挙げないで、二郎さんいなけりゃヘボ芸人が何エラソーな事をと頭痛起こした
60年足らずの間に、1972年札幌、1998年長野の冬季、そして、2020年夏季の東京
これ絶対、前の東京に加え、1970年大阪万博の大成功に味シメてるよね




4歳のアタシを迷子にさせた万博が、高度成長期頂点に達した時期と思う
シラケ世代登場した1970年代前半、世界的なオイルショックを受けた
経済破綻こそしなかったが、夢の宴は完全おひらきを迎えた
この頃から、受験戦争だ、思春期内科だ、以前にも増してじゃなかった?
思春期内科は、1980年の3年B組金八先生第1話に見られ、歴史それなりに長いはずよ




1950年代後半から1960年代中葉に生まれ、1970年代後半から1980年代前半に中高生だった世代
2017年現在、40代後半一部、50代全体、60代デビュー組である
父親に殺された開成高校生も存命であれば含まれる
高度成長期、その残照の時期に、成長期を迎えると?




他人に愛情を注げる人間を作る初めの一歩はどこにあるのだろうか?
家庭にあると思いますよ

個人的に古臭いタイプなので、子供持つなら、アンチ夫婦共稼ぎです
子供の教育は親が担う原則をクリア出来るなら、日中片親が家にいない状態を容認ですが
孫守りや福祉ありきで子供作るとかであれば、無責任と思うタイプです
最低限度の責任を果たせるだけの、他者への共感持たない親が増えるほど
共感力持たない新世代が生まれると考えますよ
その新世代が、晩婚化や高齢化が進む社会では、若年介護者になる可能性高いとなれば
施設でなく家庭で虐待?と薄ら寒い思いも抱いてます

歪みが生まれるキッカケは、1960年代の高度成長期にあると見ます
肩上がりの時代なので、主婦が専業でも楽勝だった半面
父親が働きバチで不在多いと、ある意味、一人親家庭に近い面あったと思います
こういった環境では、情操教育に悪影響及ぼすでしょうね

一つの歪みが解消されないまま、時代が変わるにつれ、新たな歪みが生じ続ける
問題だらけの旧世代が、自分に似た問題だらけの新世代を生んでしまう
負の連鎖と言える繰り返しの結果、現状があるのでしょう





一度覚えたゼータク、経済大国の幻影は亡霊の如く付き纏う
日本人どんだけ、時代を下るにつれ、生意気になった?




近年、中国経済を嘲笑する向き多い
質悪いのは事実ながら、イケイケドンドンで押し切るのは日本も同じだったろ
日本を三等国に据えたかったアメリカさんの誤算、働きバチが功を奏して、復興成し遂げたがね
朝鮮戦争ベトナム戦争、他国の不幸で儲けやがったの、日本だろ
まとめサイトによく、【海外の反応】、日本人が如何に優秀かを強調する記事見るたび胸悪くなるわ
一部の高評価だけを取り上げ、低評価や悪意は無視して、何の意味あるの
何ヶ月か前、昭和町marcelに、アメリカ留学した20代おねえさんが来店し
「いまだに、ララミー牧場の世界がいっぱいあります」と、一般アメリカ市民を説明した
https://www.youtube.com/watch?v=59c5nUyLLQo
アメリカで南北戦争が終焉を迎えた1860年代後半を舞台に描かれる西部劇
戦争終われど、基本、白人様お通りだの世界
現代に於いても行く所行けば、異国の、それも黄色いサルなんて用は無いんだよ
それが、良い悪いは置いといて、広い世界の現実なんだよ
親日反日・病んでいる・バツ1・シンママの類を、他者に許さず自己評価に使う事が思い上がりと同じくらい
「粗悪で騒がしい中国人と違って、我々日本人は技術でなく心を置いて行く」
いくら自己主張したって、心込めて輸出品作ってるかの評価は、買って使う方が決める事だっての
海外行くとすぐカメラ取り出して記念撮影しまくりは、脳狂ノーキョー様お通りだ時代と大差見られないしな




自尊心というものは、自己の欠点と対峙し、改善する意志持つ者に許される
他国の欠点をあげつらい、貶める形での自画自賛は、自信持たない事を反映する
しかし自己評価歪む教育などが浸透して、何十年も経った
若年層を育てる親やジジババの世代が、ここ半世紀の間に飽食小皇帝として育っちまった




中高年ヒッキーの存在が不思議じゃないを、長くなったけど言いたいわけ
80歳過ぎてヒッキー抱える親が悲鳴上げるのは辛い話しながら
家庭に興味無い父親、逆に共稼ぎ絶対主義、離婚と再婚は恥じゃない価値観を生んだ結果
家庭を機能不全状態にしたツケ回って来たとも言える




一度崩れた価値観は修復困難なので、日本社会は今後一層、腐る一方よ
ヒッキーに関して言えば、現在の高齢ヒッキー問題解決出来ようと、新たな問題が続々でしょね
BIGLOBEニュース引用にペタリした関連記事3本の題名よーく考えてみ
・子供がヒッキー脱出したものの、途端に親が倒れ、介護しなければならなくなる
・ようやっとの思いで就けた職を離れ、介護のため引きこもる
・介護は全うしたけど、子供は誰が介護する?

ヒッキーでない現役世代であったって、同じ事
・孫の面倒見る者いなくなれば、どうやって働けと?
・孫の親自身が面倒見られるとして、産んだだけに等しく他人同然の親であれば?
・他の身内は基本、同じ甘い親に育てられていれば、面倒嫌よの宇宙人だらけ?

思考力持つ者以外の日本人にはアカルイミライなど夢物語の解説終わり!