mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

過去を洗い流せるシャンプー台に座れるかは、持ち前の髪質次第

急に観たくなった映画のネタをば





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高級住宅地ビバリーヒルズは金と時間をもてあましている女たちの欲望の園だった。ヘアー・ドレッサーのジョージ(ウォーレン・ベイティ)は、そんな彼女たちから絶大な人気を誇っていた。今日もお得意さまのひとり、フェリシア夫人(リー・グラント)と情事の真最中。今まさにクライマックスというときにガールフレンドのジル(ゴールディ・ホーン)から電話が入った。いつもこうなのだ。だが、心の中ではこんな生活にいや気がさしているのも事実だった。彼の勤めているビューティ・サロンはビバリーヒルズでもとりわけ有名な店だったが、ジョージは一日も早く独立して自分の店をもちたいと思うようになっていた。そのことを知ったフェリシア夫人は、夫のレスター(ジャック・ウォーデン)に紹介してくれるという。彼はレスターの事務所に出かけたが、そこで偶然かつての恋人ジャッキー(ジュリー・クリスティ)に会った。驚いたことに、彼女はいまレスターの愛人だったのだ。レスターは出資することに乗気だった。そして、ある選挙候補者応援パーティにジョージとジャッキーを誘った。夜---レスターはフェリシア夫人を、ジョージはジャッキーを、CF監督のジョニー(トニー・ビル)は、ジルをそれぞれエスコートして出かけた。パーティは盛大だった。酒が入り、酔いが廻ってきたジャッキーは、みんなの前で突如ジョージの股に顔を埋めた。呆気にとられるレスターたち。そこへ突然の爆弾さわぎでパーティはおじゃん。一行はパーティの続きをと、ベル・エアのマンションに向かった。広大な庭やプールは男女で埋められた。そこでジャッキーとジョージの情事はレスター、ジルに目撃されてしまった。夜明け、ジョージはジルを訪ねたが、相手にされなかった。重い足をひきずってわが家に戻ると、ボディガードを連れたレスターが待っていた。行き場がなくなったジョージはジャッキーのもとへ向かった。昨夜あれほどまで燃えた彼女は哀れむような眼で彼をみつめた。レスターと結婚して旅に出るわ。女なんてファックが好きな生殖器さと豪語していたジョージだったが、今、彼をとりまく女は一人もいなかった。妻と別れ、うわべをつくろうことをやめ、自分に正直に生きる道を選んだレスターとジャッキー。その二人が乗った車を、ジョージはいつまでも見つめていた。(コロムビア映画配給1時間50分)

http://movie.walkerplus.com/mv3897/




19歳の頃、英会話学校メリケン教師から、「アレ観たの?ダイジョブ?」と呆れられた映画である
それから30年余り後の21世紀未成年だって、良い子の皆さんは観ちゃダメよ




この映画、レーア姫の映画デビュー作となった


‘Carrie Fisher looked just like Linda Blair...’
悪魔憑きに似てると言ったら終わりながら…似てるわね~
17歳にして退廃的な雰囲気醸し出すって、それやっぱ、彼女自身がビヴァリー・ヒルズ人種だから?
父親が歌手エディ・フィッシャー、母親が女優デビー・レイノルズ
別居してたけど一時は継母が、エリザベス・テーラー
893な映画人種を間近に見て育ってみ、後年ジャンキーにもなるってば
母親のツバメ君とヨロシクやっちゃう小娘役には適役であったろう




市販VHS持ってるけど、初めて観た時、何がワロタか?
記憶力頼りなので細部の間違いは許せ…
1976年3月29日に発表された第48回アカデミー賞授賞式
シャンプーの出演者ゴールディー・ホーンが、何かのプレゼンターとして登場した
相方の男優(ジョージ・シーガル?)が適当に話を振っても、ニコリともしないゴールディー
相方が、「あの映画(シャンプーの事)、テーブルの下を見せたら、もっとヒットしたのに」で、遂に吹き出し
テーブルの下とは?
「酒が入り、酔いが廻ってきたジャッキーは、みんなの前で突如ジョージの股に顔を埋めた」
酒が入っての作文ながら、ハシタナクテ、流石にハッキリとは表現したくありま宣言
演じた二人がくっついたり離れたり10年近くの時期だから、年季は入ってると断言する




白々~とした空気漂う中、レスターとジャッキーを見送るジョージ
全てを失ったとしても、悲観するこたァ無いよ
上辺を繕う事を止め、自分に正直に生きる道を選んだとはいえ、元々が薄っペラペラ人種だ
長年に亘って身に染みついた悪癖を簡単に洗い流せるシャンプーあるのか?
あっても良質なコンディショナーが無いと、ドライヤー使いたくないほど乾燥した後半生でしょうよ