mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

夏の追憶

出来損ないの推理小説邦題みたいな記事題名ね~




空梅雨かねと思ってたら、ザ~ザ~降った

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朝晩はまだ過ごしやすいものの、日中暑~の日が増えた
ラーメン食べて汗かく時の必需品ざます
なお、ラーメンは、5個入り税抜135円辺りで売られる、岩手県北上市発のいわて醤油のもの
業務スーパーの定番である(スーパー玉出では、茨城県水戸市に本社置く、麺のスナオシで、1個45円前後)
アタシゃ、豚骨を無視し、醤油・味噌・塩の3種類を買う(画像は、レタス・玉葱・青葱・卵入りの塩)
豚骨は、ハウスうまかっちゃんorマルタイ棒ラーメンが最強だっての
いわて醤油は昔ながらのチープ麺好きに向いてる
サッポロ一番、明星中華三昧じゃ高いよ~と貧乏なアナタにもね




ラーメン食べ終わると、珈琲タイム
BGMは


40年ばかし前、ネスカフェCMに使用されたじゃん




1937年の春、ケイティーバーブラ・ストライサンド)とハベル(ロバート・レッドフォード)の2人は、大学の創作クラスで机をならべて勉強していたが、政治活動に熱中するケイティーとそれに興味を示さないハベルの生き方はまったく違っていた。やがて、学生たちは卒業し、各方面に散っていった。第2次世界大戦中のニューヨークで、ケイティーとハベルは偶然、再会した。ハベルは海軍大尉だった。2人は急速に親しくなり、アパートの1室で愛の生活を始めるようになったが、ケイティーの政治への興味は尽きず、積極的な活動家として活躍し、ハベルはそんなことに興味を持たなかった。除隊したハベルとケイティーは結婚した。彼女はハベルに創作を促し、著作に多くの助言を与えた。だが、ケイティーはハベルの大学時代の友人たち、キャロル・アン(ロイス・チャイルズ)、J.J(ブラッドフォード・ディルマン)夫婦を好きになれなかった。ケイティーとハベルは40年代の終わりハリウッドに移った。ようやくハベルの脚本が売れ出し、映画脚本家・小説家として有名になっていった。そして、ハベルの小説をプロデューサーのJ.Jが映画化する。収入も安定してきて、ケイティーが妊娠した。生活は平和そのものだったが、それは永くは続かなかった。ハリウッドにも共産主義者狩のマッカーシズムが荒れ狂い始めたのだ。ケイティーは反マッカーシズム運動に力を入れたが、創作に自信を喪失したハベルはマッカーシズムの嵐から身を避けようと考えた。そのためにはケイティーと離れ、元恋人のキャロルと近づくことが有利だった。ケイティーはハベルとキャロルの関係を知って別れることを考え始めた。別れることによって、ハベルがブラック・リストからはずされるかもしれない。ケイティーは離婚を申し出た。そして、2人は子供が生まれた後、離婚した。50年代初め、ケイティーがニューヨークで“原爆禁止”の署名を集めているとき、ハベルに離婚以来初めて会った。彼女はなつかしさのあまり、ハベルに近づいた。だが、1度切れた絆はつながらない。ケイティーは再婚していたし、ハベルは脚本家として一応の成功を収めていた。2人は、お互いの元気な姿を確かめ、いたわるように抱き合った。過ぎ去った愛の時が2人の胸に去来した。

http://movie.walkerplus.com/mv5941/
1973年映画だから、1960年代を意識したのか?
半世紀前の学生の皆が皆、Love&Peaceや腐れヒッピーやってたわけじゃなかろ
水と油のカップル誕生があっても不思議じゃない
ロバート・レッドフォードが「僕が女を知らない男に見えますか」と断った、マイク・ニコルズ作品‘卒業’(1967年)
主人公ベンジャミンみたいな、ノンポリ中流上層階級が想像以上に多かったと思うわよ
それも、何も失う物持たないとばかり、金満生活を享受する嫌味ったらしい連中だ
追憶にも、政治活動家にして学食で給仕バイトする階層のケイティーを遠回しに嘲笑する場面が見られる
後半には政治家夫人か誰かの訃報をネタに、擁護するケイティーをも嘲笑する場面もあった
ハベルは自分が興味無くても公平な分、過激なケイティーを受け入れられたんでしょ




別れたカップルが偶然再会するといえば、‘シェルブールの雨傘’(1964年)

・エピローグ 1963年12月-
時は流れて、ある雪の夜。妻マドレーヌと息子フランソワがクリスマスの買い物に出ていった後、一台の車がギィのガソリンスタンドに給油に訪れる。運転席にはジュヌヴィエーヴが、助手席には3,4才くらいの女の子が乗っている。入営の日、シェルブール駅で別れて以来の再会だった。事務所で短く言葉を交わす2人。ジュヌヴィエーヴは娘の名はフランソワーズだと告げ、「会ってみる?」とギィに聞くが、彼は無言で首を振り、「もう行った方がいいよ」と言う。やがて車は去って行き、雪の降りしきるガソリンスタンドには、買い物から帰った妻子を迎えるギィの幸せに満ちあふれた笑顔があった。

この映画は正直、女のズル賢さが感じられてならない
彼氏が出征しちゃったと嘆くも、シェルブール駅の場面、あれ何よ
列車が走り出すや、サッサと背中向けて帰路に着く薄情ぶり
自分から去っといて、意味深に、「(娘に)会ってみる?」…性格悪~
階級社会のフランスに於いて、庶民フランソワと金満フランソワーズが出会う機会は無いと思うものの
異母姉弟が出会ったら面白過ぎると考えるアタシがもっと性格悪いのは言うまでもあるまい
ウディ・アレン作品‘誘惑のアフロディーテ’結末にも適用される)




そりゃともかく
ハベルとケイティーがその後もう一度会う機会あるとすれば、映画製作当時の1973年かしら
1937年の大学生という事は、1973年にはお互い、還暦辺りに至ってる
脂っ気が抜け、確執も無くなり、茶飲み話に興じる関係くらい築けたりして
更に20年後の1993年でもいい
レッドフォードは御年81歳、現役引退を表明してるね
バーブラ姐さんも75歳と、後期高齢者だぜ
お互い連れ合いが逝っちまって、茶飲み婚させる設定、どーだ!?
フランコ・ネロヴァネッサ・レッドグレイヴを見よ
1967年に‘キャメロット’の撮影で出会い、1969年に息子カルロ・ガブリエルが誕生
お互い別々の相手とくっついたり離れたりして、2006年にようやく、65歳と69歳にして夫婦となったぞ)