mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

彷徨わないオランダ人

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2017.6.7
ボス新監督の略歴、BVBとの共通点

6日午後、ボルシア・ドルトムントペーター・ボス新監督の就任会見を行った。クラブとこのオランダ人指揮官との契約は2018-19シーズン終了までの2年間。7月1日から正式にチームを率いることになる。
 
BVBと新監督は求めるサッカー、そして若手を積極的に起用して育てていくという点でビジョンを共有している。ボス監督は同じオランダの伝説的指導者ヨハン・クライフ氏が構築したサッカー哲学の信奉者。クライフ氏は1985年から1996年まで、ボス監督が昨シーズン率いていたアヤックスの監督を務め、その後カタルーニャの強豪バルセロナを8年にわたって指揮した。ボス監督はボールポゼッション、カウンタープレス、そして破壊的な攻撃プレーを融合させるチームをつくり上げてきた。この53歳の指揮官に関して『フランクフルター・ルントシャウ』紙は、「ワイルドな若手たちに自由に攻撃させている。そして選手たちは目を見張るようなサッカーでその期待に応えている」と報じている。ボス監督は昨シーズン、アヤックスをオランダ・エールディビジ2位に導いたほか(優勝したフェイエノールトとは勝ち点1差)、UEFAヨーロッパリーグでも決勝まで進出。マンチェスター・ユナイテッドに0-2と敗れ、優勝はかなわなかったが、その見事な手腕には、欧州の多くのトップクラブが関心を寄せていた。
 
ドイツ語も流暢に話せるボス監督にとって、今回の決断はその評判をさらに高めるチャンス。BVBにもウスマヌ・デンベレクリスティアン・プリシッチ、フェリックス・パスラック、アレクサンデル・イサク、エムレ・モルといった才能あふれる若き逸材が揃っているからだ。昨シーズン、ボス監督は若手に全幅の信頼を寄せた。ビレムIIとのリーグ最終節でピッチに送り込んだ先発メンバーの平均年齢は、クラブ史上最年少の20.4歳だった。
 
選手としては1990年代前半にフェイエノールトエールディビジ優勝を経験したほか、オランダカップを3回制覇。オランダ代表でも8試合に出場し、スウェーデンで行われた1992年の欧州選手権でメンバーに入った。
 
現役引退後はAGOVVアペルドールン、デ・フラーフスハップ、ヘラクレス・アルメロフィテッセマッカビ・テルアビブのを指揮したのち、アヤックスの監督に就任。2006年から2010年まではフェイエノールトでテクニカルディレクターを務め、2007-08シーズンにはBVBからMFヌリ・シャヒンを1年間の期限付きで獲得したこともある。
 
ボス監督とBVBとのつながりはもう1つあり、1998年4月4日、ボス監督はハンザ・ロストックの一員として当時クラブ世界王者だったBVBとオストゼーシュタディオンで対戦。3-1で勝利している。
 
しかし今後はBVBの指揮官として、ブラック&イエローの勝利だけを目指していくことになるだろう。



2017.6.7
「成功を収め、いいサッカーを追求したい」

ボルシア・ドルトムントの新監督が到着! 就任後直ちに会見を開いたペーター・ボス監督は「このようなビッグクラブで働ける機会を与えられ、光栄に思っている」と語り、「あの黄色い壁の伝説は聞いている」と付け加えた。会見場に駆けつけたメディアはボス監督から壮大な話を引き出せなかったものの、この53歳の指揮官はフレンドリーかつ丁寧に、しかも控えめな表現で質問に答えていった。
 
「成功を収めること、そしていいサッカーを追求することが個人的な願いだ」とボス監督は続けた。「クラブとしての目標はこれから決めることになる」。何よりもまず、7月7日のチーム始動日を心待ちにする新監督は、「選手たちと日々を共に過ごさない限り、彼らを知ることはできない」と話した。
 
ボス監督はハンス・ヨアヒム・バツケCEOとミヒャエル・ツォルクSDを両脇に従え、壇上で質問に回答。この3人が意気投合している様子は明らかだった。「最初の段階から、我々なら何かを一緒に作り上げることができるという好感触を得ていた。これからの数年間が楽しみだ」と語ったのはバツケCEO。3時間に及んだという最初の会合について、ボス監督は次のように振り返った。「私にとって次のステップになると確信した。いい感触があったね。敬意に満ちたディスカッションだった。私たちなら非常にうまく共同作業ができると確信したよ」
 
一方、ツォルクSDは「フレッシュで積極的、魅力的で攻撃的なサッカーに加え、ボールを保持している際の独特なシステムなど、こうした要素のすべてがボス監督のサッカー哲学を際立たせている。ペーターはBVBにすべてを捧げるだけでなく、これまで機能し、実証済の組織に自身のアイディアを加えることに意欲的だ」と語った。「才能に恵まれた若手を成長させてきた実績に加え、重要な試合でも起用をためらわない思い切りの良さがある。これは当クラブの戦略と完璧に合致する」
 
さらにバツケCEOは、交渉の際に「極めて協力的かつ誠実に対応」し、「この非常に有能な監督のBVB移籍」を阻止しようとしなかったアヤックスに感謝を述べた。長年にわたってボス監督の右腕を務めてきたヘンドリー・クルゼン氏も、アシスタントコーチとしてBVBに加入する。
 



記事題名は、ワーグナーの「さまよえるオランダ人」を逆にしただけ

ボスが、ボス…駄洒落にもならんのが哀しい





余談ながら
Der fliegende Holländer、英語のThe Flying Dutchman
「空飛ぶオランダ人」と訳すと、ヨハン・クライフになっちゃう
クライフの教え子であるデニス・ベルカンプは、大の飛行機嫌いとして有名
「飛ばないオランダ人」(Non-Flying Dutchman)と揶揄された




フェイエノールトでお世話になったシャヒンが喜んでるかしらん
2007-2008は不動のレギュラーとしてリーグ戦29試合に出場し、6得点5アシストを記録した
…そんな時代もあったのね
白組マドリーなんかに行き、運落として、リヴァプ-ルまで何しに来たの?は忘れて




パッと見、ペップ・グァルディオラに見えたの、頭部のせい???
1963年1月21日生まれの54歳
やっと、アタシよか年上の監督来たよ
クロップの前、2007年3月13日~2008年5月19日まで率いたトーマス・ドル
1966年4月9日生まれと、同年齢ながら誕生日はアタシが早い
ドルの前、2006年12月19日~2007年3月12日を率いたユルゲン・レーバー
彼が1953年12月25日生まれと、年金受給近い爺さんなんだわ
ちなみに、レーバーは、ベルト・ファン・マルヴァイクの後任であった
元オランダ代表マルク・ファン・ボメルを娘婿に持つ、元オランダ代表監督ね
ファン・マルヴァイク以来のオランダ人監督となるのが、ボス




大口開けてガハハ笑う顔見てると、神経質な人見知り系じゃなく、クロップと同じ感触を受ける
周囲と歩調合わせながら、綿密な飛行計画を練り、着地点がシッカリ見えてりゃ、どないか上手く行くわ~




さまよえるオランダ人に登場するゼンタは、自らの純愛を岩の上から叫び、貞節を証明するため海に身を投じる
ゼンタの純愛を得た幽霊船は呪いを解かれ死を得て沈没する
そしてオランダ人とゼンタは浄化され昇天して行くのである
…トゥヘルの骸骨顔から解かれたBVBは浄化され、成功へと昇天して行くのである?
BVB応援団が、クラブのモットーは「Echte Liebe」(真実の愛)に殉じるのは疑いの余地無し!
真実の愛といったって、間男に燃え上がる汚嫁じゃないも~ん