mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

中高年の少なからずが未成年の理由:「老い行く独りの哀しみ知らず」(後篇)

前篇から続いた




『いつか死ぬのに。生きるってコスパ悪くないですか?』
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa9259914.html
20代の若さで何をゼータクぬかす、腐れシンママ同様世の中を甘く考えるな
「死んでしまうから無意味の反対は、生きているのが当たり前のことじゃない、ということになります。」
年齢上がれば上がるほど、生きてるのがどんだけ辛くなるか、発狂しながらもタップリ思い知れだわな




昨日、和歌山病で、療育指導士おねえさんが、身体拘束に関する云々同意書コピーを渡してくれた
そして、個人情報どーたら同意書を見せ、署名お願いしますと言った
成年後見人爺さんに頼んだら、家族の同意というように書かれてるものは、アタシへ持って行けとの事
「自分は年取ってるし、いつでもお姉さんと交代しますよ」
「ウチの母親は90歳ですが、耳遠い以外、至って元気なので助かってます」
いくら長年、福祉の現場に従事し、実績を誇ろうと
60歳過ぎて介護離職無縁でいられる爺さんなんか、一種の無病息災組だよね
署名するのは全然構わないものの、「せやから、あの爺さん大ッ嫌いやねん」が本音である




クリスマス会開始前には、「重心障害児(者)を守る会」BBA親の演説にウンザリした
会の発足に関する内容は理解する
2chでなくたって、産婆が障害児を〆た昔を賞賛する者少なくない現代
身内に障害児がいて苦労する者が言うのは、決して良くないものの、まだ理解可能である
障害負う可能性は誰しも持つ以上
ガイジと口にする者ほど、自分に降りかかれば、助けてクレクレ、逃げまくり~が胸糞悪い
もっとも現代では、不完全ながらもそれなりの障害者福祉が整い、恵まれた部分多いのは事実
会が発足した昭和36年当時の、日本人の糞ぶり、障害者差別大国ぶりたるや、現代を遥かに上回った
子供を外に連れ出すだけで、俗世間から罵倒される
国も、「役に立たない者への支援は不要」を公言する惨状
重心抱える母親が何人か立ち上がり、子供背負って国会まで陳情に赴いたのが始まりとなり
国会でも散々罵倒される中、「障害児を世話するのは大変だ」と理解示す者もいて
乳幼児期から成年後への一貫した支援システムが始動した
重心は完治見込みが無いため、20歳になったから支援終わりじゃない
未成年から引き続いての支援が必須であり、今後も絶対無くしてはならない
21世紀に入ってからの、障害者自立支援法の立案当時、存続が危ぶまれたんだけど
昨日の演説によれば、平成30年度以降に再び暗雲が漂うという
アベちゃん政権の考える事だからね
「役に立たない者への支援は不要」が、ジジババ切り捨てのみならず、障害者方面での再燃中なのさ
和歌山病院で受けられるような支援が無くなったり削減されたりすれば

施設組は言うに及ばず、いずれは施設に預けたい在宅組にとっても地獄だよ
子供より1日でも長生きして看取りたい親もたまったもんじゃないが
きょうだい児まで、いままで堪能させられた理不尽な境遇が強化されるなんざ、悪夢の一言に尽きる




ジジババ介護は皆もれなく行き着くが、障害者介護はそうじゃないので偏見が多過ぎる
自分の息子や娘が連れて来た婚約者が、障害児のきょうだい児であれば?
24時間TVの類に感動出来るのは、アベちゃんと同じ穴のムジナ、極楽トン坊の偽善者と断言してやるペタリ
『彼氏が知的障害者が多い家系の人。貴方は結婚できますか?』
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1299505877
『兄弟が障害者の方お話ししませんか』
http://girlschannel.net/topics/105834/
「毎日地獄だ。
両親共に体力が無くなり、介護が必要になりました。
結局一人で3人を看る羽目に。
仕事も辞めてこの先の人生はマジで地獄だ。」
「こういうご家庭にこそ、生活保護を手厚くしてあげて欲しい、と思います。」
自分の産んだ子を人手任せで平気な共稼ぎ家庭、ぶっちゃけ淫売下郎を死ぬほど軽蔑する理由である
カネ稼ぐしか脳持たない共稼ぎやシンママの子供たちこそ重心になれと呪いたくなるほどだ
自分には災難が避けて通ると考えるような奴、何とかなると考えるような奴への支援こそ、一切止めていい
何とか手当受給者が増える=国の財源食い潰す者が増える
ゼータク言わなけりゃ生きられる者への支援なんて必要無い
近い将来、自分たちが支援受け過ぎて、支援要る自分ちのジジババと共に仆れる?想像不可だもの
日本の在宅介護絶賛推奨いうのは、国は何の面倒もしたくなく、何でもかんでも身内に丸投げする魂胆
施設なんて望めない、経済的な不安抱える家庭多いを考えると
女性の社会進出だの、1億総活躍社会だの、まるっきり不可能
専業主婦(主夫)こそ手厚く支援するくらいが、在宅推奨に適ってるの
今後、男女とも外で働く暇無いほど、家で介護に追われた挙げ句に朽ち果てて行く家庭が増えよう
一人親家庭なんて、もう共倒れ決定事項とまで思える




障害負う可能性は誰しも持つ以上、誰もが老いて死に行く運命にある以上
介護を「そんな話」の一言で片付ける軽さ
何とかなると甘く考え、先人の言葉に耳を傾けず、どうにかカネ稼げる身を苦労するとかぬかす
ま~若い時期に実感難しいのは仕方ないけど、中高年が甘いのは最近、低脳としか思えなくなった
昨日、哲平ちゃんが、「節約の世の中、老後費用貯め込む者いるよね」と言うから
「老後安心保証のカネ貯蓄したって、ジジババ1匹倒れたら、子供が素寒貧の勢いだよ
コレと無問題でポックリ逝ける保証あれば、長生きは大いに結構
医療発展し過ぎて無駄に長生きさせられる現代じゃ、先は長くて厳しい
アタシみたいな比較的若いうちに開始した者の長期戦もたまらんが
元気に長生きジジババが倒れて介護必要なのはもっと地獄だぜ
期間は短く済むかも、けど、ジジババが高齢であるほど、子供や孫も高齢となるからな
45歳や50歳以降に遊んでアカンわけじゃないけど、自分自身若くないを覚えとけと言いたいわ」
37歳の哲平ちゃんが「言えてる」と認めたのに

何かと甘い世の一般的な中高年、また、その予備軍である若年層
親は既に亡くなっていようと、自分自身の老後に不安感じないのか?




以前、「仕事辞めていて良かった」という声を読んだ記憶がある
親が倒れると、入院したり施設永住したり、身内にはいろいろ拘束増える
可能ならば、介護離職の全てよがマイナスとは思わない
自分は介護離職免れ、それで苦労したつもりを見て胸糞があるもんでね
前に書いたでしょ?
弟夫婦が母親の在宅介護困難となり、施設入所に踏み切り、ただ「力不足」と悔しがる弟
施設入所させるに罪悪感を覚えるのは、直接携わった者にしか理解出来ないものよ
兄弟姉妹が大勢いて、直接介護人が1人、いろいろ事情あるだろうし、それは構わないけど
「これで、ようやく論文に集中出来ます♪」
「オメデトウ☆」
外で働く余裕持つ中高年主婦どもが小娘みたいにウッキャ~喜び合うとなれば
先人からのちょっとした進言に警戒心見せるともなれば
姉がいくら慰労した所で、弟任せにしてた股ゆるクソBitchが生意気な口利くなであった
あと、親の施設入所決まるも取り消したい雰囲気の子に、「情に流されない事が、情に厚い者」を伝えると
「○○さんの心情は、長い付き合いのワタシだけがわかる」てな援軍も見たけど
ウチの鬼婆特養に働く在宅介護人出身オバちゃんの言う通り
「在宅介護が厳しいといってもね、物やシステムが昔より恵まれたいまの時代はマシよ
必要な施設入所、支援システム、それらが可能なのに、拒否するような者はね、まだ破滅を知らない
本当の苦労なんて未経験でいるの」




昨日、哲平ちゃんから、「なるほど、そうかもね」
なるほどの意味は、2点




1点目は、「おねーさん、家には後にもう誰もいないから、カネ使い切ったら?」への答
哲平ちゃんの言わんとしてる事には同感する
が、現実は、法定後見制度のマイナス点により、不公平だらけ
ジジババが施設入所し、実家管理のため、子供が住む場合の弊害を以前書いたでしょ
アタシゃずっと実家のおかげ様により、いまの所、公共料金等のジジィ持ちが可能なんだけど、将来的には?
裁判所の例では大半、法で認められない親子間契約を代理人立てて結ばせ
子供にとって実家なのに他人が住む扱いとなり、何かとカネ毟り取られ
最悪の可能性として、介護費用捻出のために実家売却の憂き目に遭う
7桁や8桁のカネになろうとも、全部、「親が死んで、余ってたら、権利やるよ」いう感じ
ジジババにとって、身内も財産の一つであるを無視し
家庭によっては認知症の財産が身内食わせてるかもを無視し
カネ金かね守るだけが人間の財産とばかりの、民度低い極悪非道島国の証明である
要するに
・身内が後見人勤めれば、必要経費が認められ、報酬も受け取れる
・しかし、身内には困難なため、第三者に後見を依頼する家が少なくない
・被後見人の財産使い込みする気持たずとも、被後見人が出す筋合いのカネまで拒否される
ジジィは近くだから不要の、でも和歌山病院行くに必要な交通費まで拒否される
社会福祉協議会ねーさんの言う通り
「施設入所者にとって、身内の面会も利益と言えます
身内が経済的に厳しく、面会行く気あるのに自腹切れないようなケースは、不利益と言えますな
ある程度の負担はともかく、何でもかんでも身内負担は、日本人が異常過ぎる話ですわ」




2点目は、「ジジィが家に居ても負担、居なくても負担」
ジジィ居る頃、カネに羽生えて飛んで行くよなと思いつつ、午前様が日常だった理由よ
居なくなれば、今度は、ウッカリ怪我も出来ないもんで、行く時は午前様に行くが、頻繁とは行かなくなった
が、哲平ちゃんに
「小島屋茶房に、熟年夫婦常連客がいてね
普段はケチケチ、使う時には1着1万円以上する洋服を買ったりするんだって
世間の目には、節約した所で意味ねーじゃんと映るだろうよ
でも茶房仕切るオバちゃんの言うように、人間にはガス抜き要るんだよ」

家で作れるからと外食一切しない独身者とかは、孤食がどんだけ精神衛生に悪いか知らない
家で毎日自炊したって、それなりの料理作れば、決して安くない
外食は原価や人件費などを思えば、高くて当たり前
外食するのが嫌な理由挙げるとすれば
「年一度の松竹梅の松すら頼まないような貧乏人根性こそ、外食は一切するな」
「家族やカップルで訪れながら、スマホ眺めながら黙々と過ごす、無病息災に甘え腐ったれどもがウザイ」
外で人と日常的に話し、収入源となる仕事を持つ者には、有声で会話する意義が理解出来ない
ま、人間は痛い目を見るまで放置しとくしかない
marcel売り上げ貢献に行くアタシの方が、預貯金ともかく心に余裕あるよなと自画自賛




それだけに、明日が、怖い




今日の午前中、ジジィ預かる施設長から電話掛かって来たの
ジジィがこの1週間、調子悪いという
緊急性帯びる状況じゃないが、往診に来る医者と話し合いを持って欲しい
入院が必要な際にどうするか、施設で可能な治療続けるのかを決めておきたい
この施設長、世間の施設によく見られる「預かってやってる」意識と無縁だもんで
「先生には、爺さん取り巻く環境を話してあるんです
入院となれば、ウチで爺さんの物の洗濯が出来なくなり、また、遠方の病院かもです
晶子さんが何もかもやれとは、ボクにはとても言えないですよ
爺さんのキーパーソンには違いないですが、何しろ他に2人、施設入所がいます
在宅介護の厳しさは無いながら、晶子さんにむしろ精神的な負担増えてキツイのはわかってます
これ以上負担増えると、晶子さんが何一つ身動き取れなくなり、トンデモナイ事になりますから
入院が避けられないとしても、早目に、いろいろ決めておきましょう」




…ジジィの奴、アタシを殺す気か
誰か逝く必要あるんだったら、残りの2人にするよう神さん仏さんに祈れと言ってやる~
残りの2人が一気に逝けば、面倒が減る
相続、ジジィ独占にしてもいい(残ったジジィも適当な時期に逝けば、アタシに転がり込むからね)