mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

晩夏の候、涼しい草葉の陰で如何お過ごしでしょうか

怪談を読んでいて自分でも嫌になるサイコー級記憶力に刺激受けた記事をば




ここ何ヶ月、当所への人気検索キーワード上位を、『中岡』の類が占める

黒枠は、WALTY完全閉店したの意味やった

1年ちょい経った現在見ると、中岡さんの遺影代わりやな





Waltyに足運んでいた一般客は皆、閉店セールを機に四散した
閉店を知らず、何気なく大阪駅前第1ビル行って知ったいう人も、相当な数いると思われる
どちらの場合も、中岡さん現物を目にした者いないのは同じやね
「閉店した?オッサン死んでしもた??どないなっとるねん???」
意味不明やからネット検索して、当所、そしてアメブロ別荘とウェブリ休憩所まで覗きに来るんやろ




1954年9月2日生まれ、いまも生きてれば、62歳の誕生日が近い
9月2日といえば、鮎釣り師匠格であったテレーゼのおっちゃんが1994年に死んでしもた日
おっちゃんは1942年2月3日生まれやから、52歳での昇天
今年2月初旬に昇天した中岡さんは、9個上の61歳やった




…つまり、アタシゃ10年後に寿命を迎える?
1942年、1954年、干支はどちらも午
午年が50そこそこや還暦過ぎで死ぬんやったら
1966年2月1日生まれも、20『17』年の『51』歳が怖いけど
キリ番である60年に一度の丙午イヤーまでカネ持てへんが、頑張ってみましょか~




そんだけ、中岡さんが若くしての死を迎えたと言いたいの
中岡さんの「あと10年はやりたかった」、やろうと思えば可能だったかもしれない
ただテレーゼのおっちゃんみたいに、病院出たり入ったり状態だと、周囲への迷惑大きくなる
先はともかく、店スッパリ閉めたのは正解ね
「娘は嫁に行って、息子も独立と彼女が出来て
奥さんはいろいろ大変と思うけど、ようアノ亭主に付き合うてくれたし
オッサンも男としてやらな絶対いかん仕事は全部果たした
自分かて、美味い物食いまくって酒呑みまくってタバコ吸いまくって、隠居考える年になってスポーツカー買うて
店には心残りあるにせよ、人生に悔いは無く、こんな幸せ者おらんで」
辺境公務員Y子ちゃんに同感の至りよ




娘のスーちゃんといえば
1995年頃のある日、とんかつ屋へ行ったら、親父と弟の3人でカウンター席に座っていた
息子は親父をハンコで押した顔に、思わずワロタ
スーちゃんは幸い、奥さんに似たのね、小学5年生にしてオトナ美女の顔で安心
中岡さんが難波さんとゆっくり話したい間、人使い荒いオッサンやなッ、アタシゃ姉弟の相手する羽目に
んで、店近くにあるコンビニへ連れて行き、3人で商品棚を眺めて歩いた
途中、スーちゃんがひょいと手に取った物を見て、アタシゃ内心「10年早いがな…」
http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%A0&aq=-1&ei=UTF-8&fr=mozff
女の子の目が綺麗な花柄の箱に止まるのは当然である
それだけに、小学生に売りはせんけど、コンビニに普通の顔して置かれる商品かい?と悩んだアタシであった




生きてれば孫フイーバーに踊るのやら親父の方へ戻ると




ワルツ堂が毎日会館にある頃やから、1990年代、やはり20年ほど前
「心当たりは?
真面目な顔して、アタシに質問した
こっくりさん禁止令 狐狗狸さんに絶対聞いてはイケない事。』
http://urban-legend.tsuvasa.com/kokkurisan-kinsirei
『コックリさんって本当に危ないんでしょうか…?』
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1256128562
21世紀でも小学生や中学生の間で名前や遊び方が変えられて伝わるコックリさん
1970年代の小学生なら大抵、1回は経験あるんちゃうの?
ノストラダムスの大予言、あなたの知らない世界なんかが好きならね
1979年の厨二女子もやった
ある放課後の記憶を、中岡さんに話すと、オッサン大真面目に考え込んだのよ
中学生がコックリさんに質問する内容って、「誰がアタシを好きやねん」てな他愛無い話
ある放課後のコックリさんへの質問って、その場にいた女子の婿さんは誰か?だったもんで
ま、アタシも三十路入る頃とあって、「アテがあるなら」と心配してくれたのかね
ちなみに、コックリさんは、時効やからハッキリ書くと、「花王石鹸のアカサカさん」と答えたわ




中岡さんが不可思議なものについて大真面目に考えたのって
「ずっと昔、ある夜、友だちが家に来た
ジッと立ってるんで、『ま~部屋に上がれや』と肩触って勧めたけど、黙って帰ってしもた」
怪談好きにはすぐわかる、その時間この世にいない者との遭遇が背景にあったのかもね
これも、毎日会館時代に聞いた
死んだ友だちの姿を見たのみならず、相手にオサワリした事をお見落としなく
ワルツ堂が毎日会館、堂島アバンザにある当時、必ず通った堂島地下センター
ここで、アタシゃ、時空越えたオバちゃんの服に触れた経験持つ
2chに記載見られる、「堂島地下センター、通称ドーチカに、防空頭巾を被った霊」と思われる
異様な服装が、切羽詰った表情で駆けているのに、誰も振り返らなかったというのは
柳の下に黙って佇むのでなく、足生えて活動するフツーの人間の格好とあって
自分自身がバタバタ急ぎ足とか、友だちとベラベラ喋りながらとか、意識が他に向かなかったからでしょ
ともかく、幽霊に付随する物質を触った事が、中岡さんもアタシも、頭から心霊を否定しない理由よ




…幽霊も怖いけど、ホントに怖いのは、生きてる人間だしね
中岡さんには言わなかったものの
「夜に、友だちが顔を見に来てくれた
んで、部屋に上がれやと、肩を触って誘った
オンナが、オトコの家まで来てくれるなんて、どの程度の関係ヤッたん!?」
彼女は死んでいたが、彼は存命やってんから、オッサン何考えとったんや!?
いまだ気になるもんで、怖がりながらも降臨して教えて欲しいと願う本日のオチよ




あ、生きてる中岡さんが、甘いドリンク飲んでも甘い物食べんかったのにアイスクリーム食べていた
存命中の怪談と言えるほど怖かったを追記しとく




季節外れ感デカイけど、せっかくやからの音楽YouTubeペタリ








ソウル版ヘンデルメサイアを勧め、取り寄せさせてまで買わせたの、中岡さんや

「幽霊でもエエ、降臨して、関西レコード屋業界の救世主になったれ」

行き場所無くした元常連客が流浪の民になっとったらカワイソやん