mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

外面如菩薩内心如夜叉(後篇)

前の記事から続いた




【因果応報】、これは、亭主が妊婦を「妊娠は病気じゃない」と労わらないタイプ
子供誕生後、亭主は子供を可愛がり、嫁も育児奮闘して妊娠中の事は忘れていた
ある日、寝込んでいる亭主が「水を…」と頼んで来て、嫁は妊娠中に受けた仕打ちを思い出した
「私が辛い時に何もしてくれなかったのに、何で自分は労ってくれると思ってるの!?」
「誰のカネで生活してるんだってアンタ思ってるけど、誰の子を産んでやったと思ってるの!?」
「毎日毎日吐いて辛かったのに、アンタ一度も心配しなかったよねえ!?」
「何で自分は心配して貰えると思ってるの!?」
水を亭主の顔にかけ、殴るわ蹴るわ
亭主が嫁の妊娠中にフーゾク通いの証拠も掴み、離婚に至った




【菩薩トメの本性】、これは、誰も見ていない所を見計らって嫁イビリする、外面良子トメ
あまりに巧妙かつ普段の立ち居振舞いが良い人を演じ過ぎていて、嫁も結婚して数年は騙されていた
トメが嫁の持ち物に罠仕掛ける場面を見て、復讐を考えた
トメが読むのを見越しての日記をつけ始め
「彼女のように良い人ぶって介護を引き受けた上でやられた事を全て百倍返ししよう」
近い将来訪れる介護での姑イビリ計画を盛り込んだ結果
ウトメから、トメさんの希望だといって、平和的な別居の申し入れがあった
トメの本性を訴えても絶対周りに信じて貰えない確信から、敵が見限ってくれたのは、勝利に等しかった




どちらの報告も実話か創作かは置き、世間によく聞かれる内容だわ
離婚、別居、ま~イイ
ただね、被害者がもし、どうにか辛抱して、気長に深謀遠慮を謀れるのであれば
外面如菩薩内心如夜叉が、一つの復讐手段となるわよ
【因果応報】の場合、ウラミツラミ募る感情を押し殺し、何十年か後に訪れる亭主介護まで我慢する
【菩薩トメの本性】の場合も、糞BBAのオムツ交換なんざ嫌だろうけど辛抱して、喜んで介護を引き受ける




俗世間は何故、イビリ倒した嫁が将来、ジジババやエネ夫の介護してくれると思えるのやら
不思議でならんほど、バカにつける薬無い
嫁が看護師ならば、無料で使える我が魂胆バレバレ、従って
「んま~、専門家に頼むんですから、月々コレコレの報酬頂きますよ」とシッカリ契約を交わしたり
親戚中の目前で、トメを見たくもない下着姿にしての実験台にして、施設入所の方向へ持って行ったり
とにかく、バカには、身を持って介護されるとは?を思い知らせなければならない





「悪魔の花嫁」について語りませんか?
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0707/250046.htm

トピ主の【好きな話】、これに登場する看護師は本当、極悪非道オンナでした
外野の目には、白衣の天使みたいな絶賛受ける献身ぶり
内野にいるお手伝いさんの目には、「奥様は生きていらっしゃるんでしょうね」と疑われる隠匿ぶり
誰も病室に近づくことを許さず、外野には絶対見せない性悪伝わる目つき、お手伝いさんには見せる
お手伝いさんが疑うのも無理はない。ある日、どうにか病室を覗き見してみたら…
老婦人に食事を与えず、いや、遺言状と交換条件にスプーンを口元に近づけたり引っ込めたりの虐待ぶり
お手伝いさんは驚き、敵の居ぬ間を見計らい病室に侵入
「奥様申し訳ありません…」と老婦人と抱き合った
と、そこへ、デイモス登場。看護師への復讐お手伝いを申し出る。その結果…
老婦人は時を置かずして世を去り、看護師は遺言状を手に入れ、野望叶った
老婦人の行方不明になっていた息子が帰還するも、相手はオトコだ、結婚しちゃえば済む話
新郎が新婦をお姫様抱っこ、看護師は我が世の春を謳歌する
など、無論、問屋が卸すものかって~
新郎は山で遭難して死んだんだっけ?
その時の記憶を取り戻した瞬間、ホネになって崩れ去り、新婦は階段から転げ落ち
首から下が不随で車椅子生活、意識は正常だが言語障害が残る、いわば半廃人に
外野席から「医療施設に移したら」の声は看護師の耳にも届くものの
フフフの腑腐訃だ、お手伝いさんがね、「奥様はアタシがお世話致します」
「(老)奥様へのお世話する(若)奥様を見ていますから…そう、同じようにお世話させて頂きますわ」
…お手伝いさんの悪魔のような目つきを見て、恐怖に慄く看護師。ザマァみやがれ。スッキリしたわってのぉ

2013-01-16 17:34:51 アメブロ別荘【人間と悪魔は一蓮托生持ちつ持たれつ?】より )
「(老)奥様へのお世話する(若)奥様を見ていますから…そう、同じようにお世話させて頂きますわ」

敵の虐待内容をそっくりそのまま、虐待返しする
こーいうのって、サイコーの復讐にして因果応報になるわよ





人を呪わば穴二つ
駄菓子歌詞だ、イビリ返されても文句言えない悪行働く者には、復讐して構わんでしょ
アメブロ記事には、悪魔の花嫁エピソードとして、【流し雛の夜に】
資産家の庶子である少女みどりは、母親の死後、本宅で女中暮らしを強いられる
積年の怨み限界に達したか、父の正妻と異母姉を呪い殺しちゃうのさ
邪魔者が消えた直後、変事に右往左往する邸内にさりげなくスッと入ろうとすると
執事爺さんが、「みどり」と言いかけ、「みどり様(みどりお嬢様?)と言い直し、土下座する
さよう、みどりが資産家唯一の跡取り娘へと格上げされるんですがね
私立学校へお抱え運転手の送迎で通う身分になった代わり、流し雛に呪い込める性分は…
気に食わない先生を標的にする気配漂わせるんだも~ん
デイモスはその様子を窺いながら、「悪の種子は、不満の土壌に育つ」との感想
「悪の種子は、不満の土壌に育つ」
何で普通の両親からサイコパス生まれるの?も少なからずなれど、悪は基本、悪が育てる
復讐する者にも復讐するだけの理由と必然性が認められるケースあると思うのね
相手に自分の立場をわからせるべくの復讐劇
平時に、外面如菩薩内心如夜叉で接するのって
有事発生後、復讐される敵の目には外面如夜叉だが、復讐する者にすれば内心如菩薩と言えると思うわよ




天使の顔した悪魔、汝の名はオンナ
悪魔の顔した天使、汝の名もオンナ
世俗の皆様覚えときましょね~