mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

黄色信号や急停車を経験して、Let's get together !

昨夜、システム障害でしばらく、Yahoo!ブログに入れなかった
んで、その時間帯に、今日のネタとなる映画を検索した




21日の【記憶の迷宮を彷徨う迷探偵物語】の中に
Let's get together - Hayley Mills - Parent Trap - 1961
1960年代前半に於けるネズミ~映画のアイドルであったヘイリー・ミルズ
彼女が主演した‘罠にかかったパパとママ’の、エルヴィス・プレスリーもどき場面ね

シャロン・マッケンドリック
演 - ヘイリー・ミルズ
双子の1人。もうじき14歳。赤ん坊の時に母マギーに引き取られ、双子であることを知らずにボストンで育った。
良家の娘として様々な習い事をしているが、同年代の女の子が好きなアイドルなどは全く知らない。

スーザン(スージー)・エヴァース
演 - ヘイリー・ミルズ
双子の1人。もうじき14歳。
赤ん坊の時に父ミッチに引き取られ、双子であることを知らずにカリフォルニアの牧場でのびのびと育った。

Wikipedia罠にかかったパパとママより引用 )

さよう

あらすじ

オーストリアのケーニッヒ湖畔にある「こどもの家」には、毎年夏になると多くの子供たちが国内各地からやってきて、夏休みを過ごす(サマーキャンプ)。ウィーンから来たルイーゼ・パルフィーとミュンヘンから来たロッテ・ケルナーは、お互いがあまりにも似ていることに驚き、仲良くなる。そして、互いの生まれた日や生まれた場所が同じことから、自分たちが実は双子であり、夫の浮気疑惑から離婚した両親が、シングルマザー・シングルファザーを装って、子供を一人ずつ育てていたということを知る。

両親を仲直りさせ、家族4人で一緒に暮らせるようにするために、双子はある作戦を実行に移すことになる。髪形を相互に入れ替え、相手に成りすまして帰宅し、状況を報告し合うのだ。

Wikipediaふたりのロッテより引用 )

ドイツの児童文学作家エーリッヒ・ケストナーが1949年に発表した小説‘Das doppelte Lottchen’が元ネタ
ネズミ~作品を再映画化したのが、1998年製作の‘ファミリー・ゲーム/双子の天使’
デニス・クエイドナターシャ・リチャードソンが両親を演じている
クエイドの方は、当時結婚していたメグ・ライアンに勧められての出演であった
Parent Trapが、メグの生涯サイコー傑作なんだとさ
リンジー・ローハン一人二役での双子演じてるも、1961年版と同じだよ
ヘイリーが上回ると思うけどね
ヘイリーが上回ると思う理由:「双子の話す英語」
双子は、ニューイングランド、カリフォルニアのそれぞれの発音で話す
入れ替わってパパとママそれぞれの家へ行くに当たり、北東部娘が西部娘、西部娘が北東部娘の発音で話す
合衆国生まれであったってメンドクサイ作業を、英国娘ヘイリーが完璧にやって見せたんだからね




正直申し上げて、新旧とも2時間超える長さがダレる元の映画であった
1時間半から1時間45分の間に収めるのが、子供いる家族向けとして親切よ
どちらの作品にも、双子のパパと財産目当てで結婚しようとする性悪女が登場するけど
化け猫の正体を見て、ママを見直す格好の他力本願的パパ、男らしくないっての




適度な上映時間、他力本願的じゃないといえば

ドイツ映画の娯楽作というと滅多に輸入されないが、これは見応えのある作品。ご存じケストナーの児童小説の映画化だが、現代的なアレンジが成功しており、 主演の双子の姉妹は愛らしく、演技的にはアマチュアだが、それを補う形で両親に扮する実力のある役者が大人の演技を見せていた。サマー・スクールで一緒になった、それぞれ片親に引き取られ互いの存在、そしてもう片親の健在を知らなかった双子の姉妹が双方入れ替わって、初めての父との、また母との生活に胸と きめかすうち、彼らを再び結びつけようと稚い知恵をめぐらす……。映画は充分にこのチャーミングな物語を視覚化し、多くのケストナー・ファンを満足させたことと思う。

出演
フリッツィ・アイヒホーン:シャルロッテ(チャーリー)・パルフィー
フロリアーネ・アイヒホーン:ルイーズロッテ(ルイーズ)・クローガー
コリンナ・ハルフォウフ:ザビーネ・クローガー
ハイナー・ラウターバッハ:ウルフ・パルフィー
ハンス・ズィクラー:ディーター・レイヒ
エイプリル・ヘイラー:サニー

上映時間
98分

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20095
原作お膝元、良くも悪くも合衆国以上に個人主義根付く、世界に冠たるドイツの1993年版に限る
なお、世界に冠たるドイツといえば


ママ役を演じたコリンナ・ハルフォウフ、‘ヒトラー~最期の12日間~’ではマグダ・ゲッベルスを演じていた
躊躇する宣伝相を圧倒して、子供たちの抵抗知るかと全員片付け、その後に夫婦で撃ち合った鬼嫁ね




男の子みたいにお転婆なチャーリーことシャルロッテと、女の子らしく上品な少女ルイーズ
スコットランドで行われたサマースクールで出会い、最初のうちは、チャーリーがルイーズをからかっていた
喧嘩になった際、金髪に茶色の瞳と、何処から見ても瓜二つで互いにビックリ
周囲もビックリ、生年月日まで同じとサマースクール参加者名簿でわかった先生もビックリ
パパのウルフとママのザビーネが離婚した時、赤ん坊だった二人は別々に引き取られて行き
チャーリーはパパとベルリンに、ルイーズはママとハンブルク
二人とも互いにパパ(あるいはママ)は遠いオーストラリアに暮らしていると聞かされて育ったとわかった
チャーリーとルイーズはすっかり仲良くなり、パパとママに会いたくて、内緒で入れ替わり、それぞれの家に
急に乱暴になったルイーズに、ママはは呆れ顔
チャーリーがパパと通うトルコ料理店の犬だけが嗅ぎ取り、主人からバカ犬扱い受ける、完璧な入れ替わりぶり
広告会社上司ディーターに言い寄られているママを見て、チャーリーは少し心配になる
一方、作曲家のパパは、彼の新作ミュージカルの主演女優サニーといい雰囲気になっているが
資金繰りの関係で公演は中止になり、パパとサニーの仲は自然解消するとルイーズは安堵の溜息をつく
ある日、チャーリーが家で聴かせたカセットテープが、転機のきっかけとなった
ママが双子の世話する側で、自作曲をピアノで弾くパパ
それを思い出したママが、娘に少しカマをかけた後、「シャルロッテ」と呼びかけ、双子入れ替わりが知れた
双子の希望は無論、パパとママがよりを戻す一点にある
しかし、パパとママは再会を喜ぶどころか過去に捉われ、口喧嘩を始める始末
チャーリーとルイーズは、「もう離れ離れになるのは嫌だ」
スコットランドまで家出という強行手段に出る←子供同士でよく税関チェック通れたな???
灯台で一夜を過ごすが、嵐が近づいて風雨が強くなる一方で、さすがに怖くなって泣き出し
心配して飛んで来たパパとママによって救出されたが
ママがディーターとの仲を解消するも、やはりパパとママは一緒に暮らす事は出来ないという結論に至る
双子はママの元で暮らすと決まった
が…





イメージ 2

ハンブルクまでチャーリーを見送り、「休暇には会いに来るから」、一人ベルリン行き電車に乗り込むパパ
母娘が駅のホームを歩いていると、背後から電車の急停車音
チャーリーが「パパだ!」
パパは乗車後になって、チャーリーがそっと忍ばせたカードに気づき、読んでみたら
Es gibt Momente im Leben, da muss man die Notbremse ziehen.(人生には急停車する瞬間がある)
自分が娘によく言っていた言葉
自分にも急停車する瞬間があるよな?
だもんで、パパは緊急停車用の紐をを引っ張り、それはハタ迷惑、いや損害賠償怖いながら…(゚_゚i)
急停車してまで欠くべからず存在を知り、ようやく『家』に帰って来られた次第





双子の名前は、原作者ケストナーの内縁の妻ルイーゼロッテ・エンダーレの名前を半分にしたもの
映画では、ルイーズの髪をチャーリーが切る場面に
「ママのミドルネームが、ルイーズロッテ
それを半分にして我々に名付けたほど、パパとママは愛し合ってたのよ」
素直じゃないけど、パパとママは本心を見抜かれてたんだね




別れさせ屋とか謝り屋とかに頼る連中じゃ、めでたく縁切り出来て次の相手を見つけた所で
何度でもカネをドブに捨てるだけ、いつまでも責任感も真の連れ合いも持てないまま
別れたまま、復縁する、いずれにせよ、時間を要しても怒鳴り合いになっても、自分の言葉と姿勢が大事なのよ