mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

華麗なる加齢が、後世の受け取る相続金

THE昭和の50歳による、認知症予防のための備忘録記事よ
記憶力に怪しい面持つものの年齢の割にサイコー級と、以前から自画自賛してるでしょ




昨日、映画カテゴリ覗いて思い出した映画ペタリ

エリザベス・ロフ
演 - オードリー・ヘプバーン
大手製薬会社ロフ製薬社長サム・ロフの娘。

リース・ウィリアムズ
演 - ベン・ギャザラ
ロフ製薬重役。サムの右腕だった男。

アレック・ニコルズ
演 - ジェームズ・メイソン
ロフ一族の人間で、英国貴族。

ヴィヴィアン・ニコルズ
演 - ミシェル・フィリップス
アレックの若妻。浪費家。

イーボ・パラッツィ
演 - オマー・シャリフ
シモネッタの夫。傷害の逮捕歴がある。

シモネッタ・パラッツィ
演 - イレーネ・パパス
ロフ一族。イーボの妻。イーボとの間に3人の娘を産む。

ドナテラ
演 - クラウディア・モーリ
イーボの愛人。イーボとの間に3人の息子を産む。

シャルル・マルタン
演 - モーリス・ロネ
ロフ製薬フランス支社長。

エレーヌ・ロフ=マルタン
演 - ロミー・シュナイダー
ロフ一族。シャルルの妻。カーレーサー。リースと愛人関係。

マックス・ホルヌング
演 - ゲルト・フレーベ
スイス警察警部。サム・ロフ殺害事件を担当。

ケイト・アーリング
演 - ベアトリス・ストレイト
社長秘書。

ユリウス・プラガー
演 - ヴォルフガング・プライス
取引先銀行頭取。
パパスといっても、イレーネじゃない、元ママス&パパスのミシェル・フィリップス
この映画以外ではほとんど知られないクラウディア・モーリ
上記メンバーの中で一番若いが、それでも35歳
他は見事に、加齢なる顔ぶれですな

加齢なる相続人に至っては、永遠の妖精オードリーもすっかり鶏ガラ
同じ50歳なら、アタシの方が遥かに若いと自信持ったわ





オードリーが煙草吸い過ぎ?
有名人がちょこっと目立つ行動しただけでクレーム入れるPTAか!
オードリーが愛煙家だった背景には、ドイツ語アレルギーもむべなるかなの戦争体験を忘れちゃならない
アンネ・フランクと同年齢で、ドイツ占領下のオランダで成長し、食糧難での腹ペコ経験持っていた
戦後に甘い物堪能し過ぎた結果、バレリーナ志望なのに太ってしまい、食欲抑える意味もあっての煙草を手に」
想像不可能らしい、20歳過ぎて鼠園が夢の国という現代とはいえ、まだまだオシリ青いっての
ロミー・シュナイダージャンヌ・モローといった、大人のフランス映画に似合う女優
日本でも、淡路恵子、永島瑛子など、20代にして既に熟女であった
皆、煙草を持つ手が美しく、妖艶だったわよ
大人女子とかヘンな日本語使う時代にゃ意味不明なのかね




映画の出来は正直、「すぐ犯人わかる」
華麗なる顔ぶれ揃えたものの、使い切れずモッタイナイ
何?平成の目には、出演者は知っていても、豪華に映らない??40歳以上だらけなんてお達者倶楽部???
お達者倶楽部で何が悪い!
ゲルト・フレーベに関しては、悪魔の顔した天使だぞ
http://blogs.yahoo.co.jp/borussiamagdala/33944588.html
ジェームズ・メイソン:James Mason Interviews
スタンリー・キューブリックの凡作‘ロリータ’(1963年)以降、‘ジョージー・ガール’(1966年)でも似た役
若い時ゃ渋かったんだぜ、スッカリ男下げたものの
高額ギャラ目当て出演であっても、長年の経験値を活かすプロ意識で臨んだ
ベアトリス・ストレイト:Beatrice Straight Wins Supporting Actress: 1977 Oscars
ロッキーで一躍有名になったシルヴェスター・スタローンに、「ネタパクリ野郎が~」
モハメッド・アリが背後から、そっちがジジババの記憶に残る?というほど
出演時間わずか5分40秒での最短記録となった、‘ネットワーク’(1976年)によるアカデミー助演女優賞であった




出演者全員書いてられないので
【L'important c'est d'aimer.】(2014年10月4日)
ロミー・シュナイダーの全盛期は、1960年代後半から1970年代中葉、30歳前から30代後半の頃
それでも40歳迎えた1979年頃は、童顔に見られがちの不釣合いな老け込み無い
オンナは腐りかけや腐ってからも美味い魅力持つフランス映画だったら、問答無用で良かったと信じる
破局後も長く交流続けたアラン・ドロン
ロミー死後に彼女の醜聞ネタ知った時には、敵を焼き討ちにしたとは、遅ればせながら男前と認める




…何が言いたい記事なんだっけ(その辺はすぐ物忘れするため、無駄に長い記事が増える)
思い出した!




ジジババが皆、亀の甲より年の功じゃない
日本の現在の後期高齢者も70代だと、実質的に戦後育ちで、上っ面撫でただけの似非民主主義育ち
でなけりゃ、権利意識ばかり強く義務意識持たない、PTA廃止喚く小娘青二才親が育つか?
(PTAが時代に合わないなら、代わる存在を設け、子供教育責任の一つから逃げるは絶対許すべからず)
従って、若い世代が皆、進化してると決まってない
老若(男女も)どちらにも一長一短あるわけよ
ジジババの一長は、「人生の哀しみも喜びも幾年月を知る」





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八月の鯨(原題:The Whales of August)は、リンゼイ・アンダースン監督による1987年公開のアメリカ映画である。主演はリリアン・ギッシュ、ベティ・デイビス

アメリカ・メイン州の小さな島で暮らす老姉妹(リリアン・ギッシュ、ベティ・デイビス)の夏の日々を淡々と描く傑作。日本では岩波ホールの創立20周年記念作品としてロードショー上映され、異例の長期上映となった。淀川長治が絶賛。

撮影当時、リリアン・ギッシュは93歳、ベティ・デイビスは79歳であった。

スト-リー

サラとリビーの姉妹は60年来、夏ごとにメイン川の小さな島にあるサラの別荘にやって来る。8月になると入江に鯨が来るので、少女の頃、よく鯨を見に駆けていったものだった。リビーは、第1次世界大戦でサラの若い夫が死んだ時、サラの面倒をみたが、リビーは病のため目が不自由になり、今度はサラが2人の責任をもつことになる。リビーは徐々にわがままになり、言葉にトゲが出る。他人に依存しなければ生きてゆけない自分に腹を立てていた。別荘には幼馴染みのティシャや修理工のヨシュア、近くに住むロシア移民のマラノフらが訪ねてくるがリビーは無関心を装う。ある日、マラノフが釣った魚を持ってくる。サラは「魚をさばいてくださるならご招待しますわ」とマラノフを夕食に呼ぶと、スーツを着て花を摘んできてくれた。リビーは「あの人の魚なんかドブ臭いわ」と言って拒否。こんないさかいで、料理はちょっと失敗だったが、お互いの昔話に2人は時がたつのを忘れた。だがマラノフは、リビーのトゲのある言葉に傷つき、腰をあげる。サラは姉のことを詫び、「貴方は1人かも知れないけれど、自由でうらやましいわ」というと、貴方はロマンチストだと笑ってマラノフは帰っていった。リビーは何よりもサラが去って一人ぼっちになることを恐れていた。やがて彼女はヨシュアが勧めていた、大きな窓を別荘の居間の壁に取り付けることを認め、自分の思いをサラに届けようとした。そして再び鯨を見ることを夢見ながらの彼女たちの暮らしは続いていく。

Wikipedia八月の鯨より引用 )





日本での公開日は、1988年11月26日
アタシゃ1987年に、やっぱ岩波ホールと記憶するけど、東京国際映画祭で観た
ベティ・デーヴィスより年長であるリリアン・ギッシュが妹役
両女優に届いたオファーは年齢順で、ギッシュが姉を演じるはずだった
配役変更した理由は忘れたが、入れ替えて正解ね
可憐で散り行く儚き花といったギッシュに、リビー役を演じ切れると思えない
驕慢な振る舞いする、実は孤独な令嬢といった役が似合ったデーヴィスの適役である
ホラー映画の大御所ヴィンセント・プライスも、上層中流育ちの教養人が窺える高い品格を醸し出す




洋の東西ともに、ジジババ名優は現代にも多く存在する
しかし、使い切れる監督がどれだけ存在する?
1964年東京五輪直前の日本映画、イケイケドンドン経済直前の中国映画
新旧の時代が交錯する時期には、古くも豊かな伝統に基づかれた作品を撮れる監督が健在であった
小津安二郎監督が五輪前年に亡くなったを思い起こすべし
フィルムでなくディジタル技術で育った世代に果たして、小津監督を超える存在が生まれるか?
映画研究会小僧が仲良しクラブ的に映画製作、それも映画製作現場の一つ
何もかも自分の思い通りに行かない企業勤め経験も必要を付け加えたいの
五社協定のような、スターを飼い殺しにしかねない映画会社最優先の弊害はあれど
ステマティックな撮影現場に於いて、上司と部下みたいな関係での共同作業の中で築かれる信頼関係が
名優が青二才監督を成長させたり、青二才監督が名優の新たな境地を切り開いたりもする
「最も相応しい事をすれば、神も最善を尽くしてくれる」
義務(共同作業)を遂行してこそ、権利(自分の魅力)が活きると思うのよ