mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

自己を映し出す鏡持たねば、猫に小判的な人生を送る

「若い頃は過ぎたるが良い。でないと、年を重ねる意味が無い」
英国の指揮者ジョン・バルビローリの言葉であるが
男女とも若い頃のハッチャケ経験持つくらいがいいとはいっても、ハッチャケ内容による
薬物中毒とか、無駄な美容整形とか、後年に悪影響もたらすような愚ははお止しなさいに加え
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
少しは計画性を持ち、昼休み終了のチャイム鳴ったら、鉄棒から降り教室に戻るべし




現在60代前半夫婦
それぞれに、後家さんの80何歳ババ親が健在である
ババ親どちらも、独居生活続行中
亭主元気で留守がイイならぬジジババ元気で別居がイイ?
別居が最善の家庭あるけど、世の中そうそう上手く行かないのも諸行無常の響きあり




奥さん側ババ親は、子供たちが、ババ親の様子見がてら遊びに来てくれる
長女、60代前半夫婦の奥さんね、彼女がキーパ-ソンとして動いている
ババ親は長女が定期的に調達して来た食料品や生活用品、差し入れをやりくりして、至って質素に暮らしている
専業主婦上がりだから年金額は知れており、ジジの遺族年金足しても、裕福とまでは行かないであろうが
元々やりくり上手なんでしょね、赤字は無く、訪ねてくれる孫ちゃんたちに大盤振る舞いしたりする




一方、旦那さん側ババはといえば
非常に若くして結婚し、子供たちが手を離れた40歳前にパートを始めた
読み書き算盤不得手な育ちであるも、仕事が合ってたのか、数年後には正社員としてバリバリ稼いでいた
年金額が20万円そこらというから、80何歳ババとしては恵まれてるよね
さぞかし悠々自適な老後を?
…甘いよ!
預貯金無し、保険未加入っちゅうから、長年就業しながら何して来たん?である
長男嫁曰く、「おカネあるだけ好きに使っちゃうタイプ」
何でも、以前は、ババ親の家賃を長男夫婦が払っているのに、年金素寒貧になる状態
現在では、引き取り同居を見据えての貯金必須のため、家賃や公共料金も年金から賄っているという
金管理は嫁がしており、定期的に手渡ししている
ババ親自身はというと
・80何歳にとって20万円は大金で、現代の金銭感覚とズレる
・自ら年金管理せず、あてがいぶち状態のため、ズレに輪がかかる
・オサレ好きなので、美容院行きたがる
・年金支給日前後、「年金出た時くらいイイじゃん」と小遣い欲しがる
とにかくメンドクサイ様子
しかも
「アテクシはまだそんなにボケていませんよーだ」
認知症を認知していないから認知症なので、当然の言葉とはいえ
実際には症状がドンドン進行し、現実離れしながら、自分は正常だと思っている
そういった相手を説得する事がどんだけ困難か(溜息物と言うより、アタシが嫁なら脳出血起こしてボケる)




対照的なババ親の様子を聞くと、「世の中上手く行きませんね~」
旦那さん側ババ親の方を、「柄に合わない人生を選んだせいじゃないの」と思うの
外で働く期間が長かったものの、娘時代から計画的に勉強しての兼業主婦じゃなかった
世間慣れしていないというか、自立型じゃない
「主人が毎日、帰宅後、テーブルに置いたその日の稼ぎを、嫁が翌日生活費に使う」
といった生活に向いているような気がする
現実には諸事情あって難しい、後家さんになった当初から長男夫婦と同居していれば
経済面では子供がイニシアティヴを取れて良かったんでしょね
ともあれ、自分の身の程を知る重要性を表す一例である
なまじっか高学歴を得たが故に、知的水準は尻軽娘のくせに意識高い系気取るタイプの腐れキャリアウーマン
オマエら育児放棄もしくは売れ残りの不良物件である因業Bitchの事も言ってるんだよ、耳掃除して聞いとけ




長男嫁に言わせれば
「自分たちの結婚当初か早くから同居していて、ワタシがやりくりをしていたら、現在の状況は…
でもね、若い頃には、義父母から何もして貰わなくてもいいから、自分たちだけの家庭を作りたかった
義母が一人残されたとしても、3人の子供がいるのだから、まさか義母の面倒をワタシたち夫婦だけがなんて…」
長男嫁から見ると、旦那さんも頼りないらしいけど
次男夫婦は、ババ親の認知症判明と同時に、連絡取れなくなり、現住所も知らせない
頼りになる娘は、逆縁、つまり親より先に亡くなっている
「若くて考えが甘かった、という事ですね」
そういう事ですね
未来の何もかも見通す事は出来ないが
「血縁者が一番の他人」、そこに気づいているだけで、いきなり面倒丸投げされる理不尽は回避出来たと思う




若くなくても考えが甘かった中高年、これはマジ、何とかならんもんかい
NHKで老後破産扱った番組やったらしいね
団塊世代の見る地獄を取り上げたんだっけ
団塊世代もジジババ組に入るも、その親世代が、元から頑丈で、医療発展し過ぎてなかなか逝ってくれんわな
つまり、老老介護の恐怖に瀕している、または、もおドップリ浸かっている真っ最中
団塊ジュニアを見ると、不安定な経済力で、ジジババが孫ちゃんに何やかんや支援している家庭多い
カネ食い虫にサンドイッチ状態にされてるようなもんでお悔やみ申し上げますながら




頭数多い団塊世代全員に年金保証あるとして、彼ら自身の生活成り立たない現状を思えば
団塊より下の世代はドンドン厳しくなる
年収1000万以上得ようと、ジジババ1匹倒れてみろ、子供の負担メッチャ厳しいケース見られる
貧乏共稼ぎ家庭やや腐れシンママ家庭なんて一家心中したくなる勢いかもね
シツコイようだが、ジジババに孫守りさせたり援助受けたりすれば介護が恩返し義務である育児世代も同じだ
素寒貧のジジババを「国は、在宅介護絶賛推奨だよ。面倒見さらせ」と放り投げられる、わかっとるんかい?
わからんから、50歳過ぎてキャバクラ通いしながら婚活とか、老後資金を遊興三昧とかに費やせるんだろうよ
ともかく、過去記事から再引用しとく




こんばんは

同居と別居には一長一短、家庭事情も加わり、どっちが良い悪い言えないですけど
同居は、いまの時代には不利でしょう

介護サーヴィスが、ジジババに同居者いれば、介護者いると見做され手薄になりますよね
「実子というだけで、逃げ場持つ嫁や婿以上に負担与えられる自体、不公平」
「同居者が独身一人っ子で、外で働く必要あるのに、介護に迫られ離職や制限が生まれる」
「家庭や年代によっては、育児現役にして介護にも迫られるケースある」
にも関わらず
第七百三十条:直系血族及び同居の親族は、互いに扶け合わなければならないに表れてるように
旧態依然とした家社会が介護理念に置かれるからでしょう
扶養義務には、扶養者への支援という権利付加が忘れられてるんです

介護が必要になった時には、直系家族の話し合いは不可欠といっても
あれこれ理由並べ立てて押し付け合いや一人に丸投げが多いですから
扶養義務はいろいろ厄介な話と思いますよ
(扶養義務者)

第八百七十七条  直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。

2  家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、

   三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる。

3  前項の規定による審判があった後事情に変更を生じたときは、

   家庭裁判所は、その審判を取り消すことができる。

扶養義務には、扶養者への支援という権利付加が忘れられている
しかも、「家族いない者、家族を頼りに出来ない者の存在も忘れられている」
国は本気かどうか知らんが一応、簡易宿泊所みたいな生活空間提供すると言うてるらしい
国民をホームレス扱いかよとツッコミ入れたくなる




親族いたって
「一方で、家制度を排除し、相続の平等を認めながら、他方で、介護は長男が云々という暗黙の慣習
戦後の民法改正が中途半端だった弊害が、介護と相続を巡る骨肉の争いを生んだ」
という声が聞かれる
例えば長男の嫁及び相当者のように、血縁でない者が介護人の場合、相続対象とならない
ジジババと養子縁組していれば相続可能になるものの、養子縁組の時期に関わらず、血縁者が黙って認める?
兄弟姉妹の意思で、介護者の四男夫婦に相続させた例あるが、真の教養人なればこそ出来る事
親にカネあろうと、子供は共稼ぎしなけりゃ食えない貧乏人揃いとか
同じく仕事を盾として、誰かに面倒押し付けるとか
家庭の事情により直接関われないのは仕方ないとしても、全く不勉強な連中とか
介護の何がわかる?
介護人に経済負担までさせ、知らん顔するわ
介護人が相談には、テメエは年金管理経験無いくせに「年金あるだろ。何に使ったんだ」とドロボー猫扱いだわ
一般的な相続金なんて自分らが介護される頃に使い果たしてるだろうによ
濡れ手でアワ♪☆どもなんざ、精神の卑しさ以外の何も見て取れんからな
直系だろうが傍系だろうが、被扶養者に近い者はね、どいつもコイツも法に抵触する世情と言いたいのよね
マジ、介護はやった者勝ちに法を改正すべきと、日増しに鉄の信念と化してるわ




人畜有害系親などの明確な理由を示せば、扶養の拒否は可能である
ま、世間一般には、無理でしょ
逃げるに逃げられないから、エエ年こいた中高年が見苦しいまでに骨肉の争い演じてるんだっての
そんな中高年の背中見て育った若年層がバカになり、ナッマイキ~な口利くのも当然だ




無論、老若男女全員がバカでなく、バカでないが故にバカから迷惑被る面々も多数いるわけだけど
ホント、若いうちの苦労は買ってでも味わえとか、鉄は熱いうちに打てとか、箴言だと思うわ
同じ地獄見るにしても、余力ある時期に見とくのが、アタシみたいに人生これからだぜ♪☆と言えるんだも~ん
ちゃう?