mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

サッカー文化と夫婦に不可欠なもの:「駆け引き無しの愛(Echte Liebe)」

ドルトムント、自負に満ちたゴール裏のファン文化
スポーツライター 木崎伸也
2016/4/19 6:30

 スタジアムは不思議な空間だ。ピッチで繰り広げられるドラマはその一つだが、それを取り巻くスタンドにはゴール裏、アウェー席、VIPエリア、おのおのに異なるストーリーがある。

 特にドルトムントのスタジアム「ヴェストファーレンシュタディオン」(ジグナル・イドゥナ・パルク)の南側ゴール裏は特別な場所だ。通常、大規模スタジアムのゴール裏は1階と2階に分かれている2層構造だが、ドルトムントの場合、下から上までひとつながりの斜面で成り立つ1層構造だ。そこだけで約2万5千人収容できる(全体の収容数は8万1千人)。チームカラーの黄色に染まるため、「黄色の壁」(Gelbe Wand)と呼ばれている。

■今回ついに、その夢がかなった

 記者としてクラブに取材申請をすると、プレス席が割り当てられるため、なかなか他の場所で観戦する機会はない。欧州サッカーを取材するものとして、一度はヴェストファーレンのゴール裏から試合を見たいと思い続けてきた。

 そして今回ついに、その夢がかなった。急きょイタリアで別件の取材が決まり、その前にドイツに寄ってドルトムントバイエルン・ミュンヘン戦(3月5日)を観戦できることになった。取材申請は間に合わないが、このチャンスを生かさない手はない。ゴール裏のチケットを手に入れ、「黄色の壁」へ挑むことにした。

 入念な荷物検査を終えて南側の入り口をくぐると、まず驚かされたのは、至る所が「表現の場」になっていたことだ。スプレーを使ったストリートアートのような絵がいくつも階段に描かれており、裏路地に足を踏み入れたような緊張感がある。トイレに入ると、壁一面にドルトムントをモチーフにしたシールがびっしりと張られていた。こんな芸術的なトイレは見たことがない。

 階段を上がって踊り場に出ると、パーカーを着た若いサポーターが黄色い冊子を配っていた。全6ページをホチキスで留めた手作りのもので、最大のサポーターグループ「THE UNITY」が発行しているフリーペーパーだ。名前は「VORSPIEL」(前奏曲、前座という意味)。ホーム試合ごとに1400部製作しているそうだ。

■ウルトラスの日常が詰まっている

 ページをめくると写真は一枚もなく、黄色い紙に黒い文字が詰まっており、ぶっきらぼうな紙面である。だが、読み始めると、その世界観にあっという間に引き込まれた。サッカーの世界で、過激なサポーターは「ウルトラス」と呼ばれている。冊子には通常のメディアでは報じられることが少ない、ウルトラスの日常が詰まっていたのだ。

 バイエルン戦当日に配られた第129号の冒頭は、こんな文章で始まる。

 「残念な2つのニュースから始めなければならない。ひとつはポルトガルポルトにおける欧州リーグ(EL)の試合で、警察と衝突して逮捕者が1人出たこと。幸い翌日に罰金を払って、彼はドイツに戻ることができた(そのためのお金は、みんなで募金して捻出)。もうひとつはアウェーへの移動中に交通事故が起こり、ラースが入院したこと。ラース、君の1日でも早い回復を僕たちは祈っている」

 もちろん熱狂的なウルトラスといっても、試合を離れれば普通の庶民だ。ポルトガルのビールが50セント(約60円)であることに喜びの声をあげ、7ユーロ(約850円)のステーキを「ファンの懐にやさしい」と勧めている。FCポルトドルトムント戦の前日には、45分電車で移動してブラガ―シオン戦を観戦したこともつづられている。行間にサッカー愛がにじみ出ている。

■家族客多く、世代超えたコミュニティー

 このバイエルン戦の冊子で最も印象に残ったのは次の文章だ。

 「ブンデスリーガは世界的なマーケティングのために、ドルトムントバイエルン戦を『ドイツ版クラシコ』と呼び始めた。人工的な呼び名で、恥ずべきことだ。ドイツにおけるトップクラスの対決であることに間違いはないが、俺たちとってそれ以上の意味はない」

 クラシコという名は、本来バルセロナレアル・マドリードの一戦に使われるスペイン語だ。いくらそのフレーズがわかりやすいからといって、商業的な理由でまねをすることに、ウルトラスは納得がいかなかったのだろう。

 ゴール裏に到達すると、そんな彼らのプライドで満ちていた。完全な立ち見の自由席だが、グループごとに縄張りが決まっており、手すり部分にそれぞれのシールが貼ってある。家族客も多く、先に父親と子供が場所を取り、あとから母親、祖父母、友人がやってくる。世代を超えたコミュニティーができあがっていた。

 列ごとに鉄の棒で区切られており、そこに人がぎゅうぎゅう詰めになるため、さながら満員電車のようだ。前後左右から体がぶつかり、寒さを感じない。「日本人か」。そう声をかけられると、「カ~ガワ、シンジ~」の大合唱が始まった。

 キックオフが近づくと、至る所から旗が立ち上がり、リーダーの声に合わせてコールが始まった。斜面がピッチまで一続きなこともあって、まるで丘の上で集合し、みんなで駆け下りて一緒に戦うような気分になった。この高揚感が、彼らの興奮のリミッターを外すのだろう。

■最も効率のいいストレス解消法か

 「マフラーの文字がきれいに見えるようにピンと張らなきゃダメだぞ。俺たちの存在を示して、相手のファンを威嚇するんだ」

 親切な隣のオジさんが、応援を指南してくれた。コールリーダーが合図したら一斉に拳を天に突き上げろ、歌詞がわからなくてもとにかく声を出せ、と。

 歌い、肩を組み、飛び跳ねる。そして時々ブーイング。ゴール裏のシーズンチケットは年間207ユーロ(約2万5千円)。世界で最も効率のいいストレス解消法かもしれない。

 ヴェストファーレンの南側ゴール裏には、フットボールの芸術、哲学、感情が凝縮されていた。やはりここは、欧州サッカーのファンなら一度は訪れるべき場所だった。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO99769070Y6A410C1000000/





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入れ物と応援団だけだったら、Anfieldに勝利する




そう信じたい、EL準々決勝第2戦から5日経った本日




香川、カップ戦準決勝は先発濃厚。“異質な10番タイプ”に求められる“違い”の証明
フットボールチャンネル 4月20日(水)10時50分配信

 20日深夜(日本時間)、ドルトムントDFBポカール準決勝でヘルタ・ベルリンと対戦する。タイトル奪取のために負けられない一戦となるが、香川真司のモチベーションも高い。先発濃厚と見られる香川に求められていることとは何か。(取材・文:本田千尋【ドイツ】)

ポカールは準決勝。BVBに必須な守備の安定化

 最後のタイトルとなった。2016年4月20日DFBポカール準決勝、ボルシア・ドルトムントはアウェイでヘルタ・ベルリンと戦う。

 前日会見で指揮官トーマス・トゥヘルは「明日の試合は特別な意味を持つ。疑いの余地はない」と意気込む。それはヘルタにとっても同じことだ。監督パル・ダルダイは「ドルトムントは優勝候補だが、我々は全てを注ぎ込む。そうすれば全てが可能だ」と尻込みしない。ヘルタが決勝に進出すれば、1979年以来のことになる。

 ダルダイの「全てが可能」という言葉は、大言壮語とも言い切れない。ヘルタはリーグ戦でここ3試合を1分2敗と少し調子を落としているが、順位はチャンピオンズリーグ出場権内の4位にいる。

 また、オリンピア・シュタディオンでは、BVBに昨季は1-0で勝利して、今季は0-0で引き分けた。ホームはドルトムントと相性は悪くない。ダルダイは「大きなカップ戦の勝負になる。情熱が重要だ。戦術はあまり重要ではないかもしれない」と口にする。

 一発勝負の試合では、モチベーションの有無が結果を左右する。ダルダイが言いたいのは、そういったことだろう。準決勝では、なおのことだ。

 士気の高いヘルタに対して、ドルトムントには、まずは守備をしっかりとすることが求められるだろう。4月の試合では、得点直後に追い付かれるなど、不用意な失点が目立っている。14日のヨーロッパリーグリバプール戦では、後半だけで4失点を喫した。

 香川によれば、EL敗退後の16日にトゥヘルがミーティングで改めて守備の仕方を徹底したのだという。その甲斐あってか、17日のハンブルガーSV戦は3-0と無失点で勝利した。ヘルタ戦は一発勝負だ。引き続き、守備の安定は第一に必要となるだろう。

異質の存在の香川。好調維持で、先発濃厚か

 そんな秋の空のようなBVBの守備とは対照的に、4月に入ると香川真司は、尻上がりに安定したパフォーマンスを見せている。

 BVBのサッカーの質など環境の変化で2月、3月の試合は不調に喘いだが、練習ではワンタッチ、ワンタッチに何かを込めるかのように、意識的に取り組んできた。やはり日頃の取り組みが土台となることは、本人も認めるところだ。集中と研鑽が、新たなブレイク・スルーを産もうとしているのだろうか。

 17日のHSV戦での香川のプレーを振り返れば、ポカール準決勝のヘルタ戦でも先発なのではないだろうか。HSV戦ではゴール、アシストを記録したわけではない。しかし、プリシッチの先制をアシストしたフンメルスに入れたパスや、ラモスによる3点目に繋がった、ライトナーとのワンツーからのシュートなど、攻撃に変化とリズムを加え続けた。

 まさにBVBのトップ下として躍動した格好だ。10日のシャルケ戦から数えれば、4戦連続での先発となるが、コンディションは良く、無理の効かない状態ではないだろう。HSV戦の後では「プロとして最後までやり切る」と、モチベーションも衰えるところはない。

 HSV戦ではシャヒンとギュンドアンボランチでコンビを組んだ。また、カストロとプリシッチが両サイドで先発したように、周りをファイター・タイプで固めた方が、香川もより活きてくるのではないだろうか。異質な存在としての「10番タイプ」が活きれば、周りも活きてくる。そういった好循環が、HSV戦のドルトムントにはあった。

 後半戦に入ってから、「違い」もまた香川が意識してきたことである。周囲との「違い」を証明し、チームを活性化させ、ゲームでの勝利に導く。そうした“オリジナリティの追求”は、HSV戦に続いて、ヘルタ戦でも必要とされそうだ。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160420-00010010-footballc-socc




負けたら、隠れエース様よ、長居に返品される祝福しとく




王国vs音楽隊、バイエルンvsブレーメンね、今朝眺めてたのよ
王国がリーグでは16位と降格圏スレスレを退け、決勝進出を決めた
BVBとバイエルンだけで何回決勝やりゃ気ィ済むのと言いたいのは抑えといて
ヘタレやないヘルタが決勝進出すれば、地元優勝果たすわけだわな
地元でCL優勝逃した王国ザマ見やがれとばかり爽快だろうよ
BVB絡んでなけりゃ、ヘルタ応援してやり、王国の足引っ張るに全力投球するけど
こちとらDFB制覇が最後の希望だからね、首都陥落させてやるまで




一つ困ってるのはだね




DFB準決勝大半が、マージーサイド・ダービー大半と、時間重なる




…全部観たいんじゃ~と泣き叫ぶレッズ姉をどう抑えるかよ ドォスル??(*´・д・)ノ(・д・`*)ドォシヨッヵ・・・