mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

ある日突然、悲しみは駆け足でやって来る

記事題名は、↓の合成ね
ある日突然/トワ・エ・モワ(デビュー曲のステージ)
https://www.youtube.com/watch?v=bJb26dPI4yU
『悲しみは駆け足でやってくる』アン真理子
https://www.youtube.com/watch?v=JtZGOBHMskE




昨夜、23:37、23:40の連続で画像だけメール、23:41に絶叫メールが届いた
「さくら、レスター
好調でも、雨でひま
なんとかしてくれー!」

想像はついたが、「どんだけ暇やね~ん」と電話掛けると、お通夜みたいな声で「ボウズ」(売り上げ・来客数0)
通常より2時間早い0:00閉店して、雨に打たれてショボショボ帰るゴリラ男であった
坊主、真面目な話、中岡さんのお通夜、昭和町marcelでやれへんか
姐さん嫁一緒に来ようが来るまいが、ワインという共通の酒でイケるぞ

正直な話、一人で売り上げ貢献するのは限界ある…





中岡さんの仏前に線香上げる機会あれば出向くが、いまの所無い
どっかでウダウダ、死人を肴に呑むのが供養と言えよう
それはさておき、アタシが訃報を確認した坊主への電話は、タイミング良かった
仕事中などで留守電状態多いのに、本人がすぐ出たからよ




毎日会館時代のワルツ堂で知り合った、辺境公務員を勤めるY子ちゃん
鬼な職場とあって、平日の宵の口だと、まだ帰れない?
留守電にメッセージを入れたら、しばらくして、職場を出た駐車場から電話入った
指シャブリ止めな、中岡さんにカラシを指に塗られるでとオドされる、チヨ5歳半は至って元気を喜んどいて
「娘は嫁に行って、息子も独立と彼女が出来て
奥さんはいろいろ大変と思うけど、ようアノ亭主に付き合うてくれたし
オッサンも男としてやらな絶対いかん仕事は全部果たした
自分かて、美味い物食いまくって酒呑みまくってタバコ吸いまくって、隠居考える年になってスポーツカー買うて
店には心残りあるにせよ、人生に悔いは無く、こんな幸せ者おらんで」




隠居なんて頭に無かったオッサンだからね
WALTY相方のK嬢に、「オッサン仕事無くなったら、やる事無くなったら、一気に認知症やろ」
奥さん以外誰も介護したくないオッサンやし、考えようによっちゃ理想的な人生劇場退場劇ってコト




本当に心配なのは、レコード店難民となってしもた親父ども










住田先生は、WALTY専門じゃないし、普段から東京行ったり来たりするし、もお86歳だし
発電所再開すれば一番だから、何も困らないでしょ




昔ながらの、店員と客がシャベリながら寛げる空間が必要なオッサンども
安心して棲息出来る場所の見込み無くなった現在、認知症集団発生するをアタシゃ心配中




2007年6月14日午後6時半過ぎ、人と長電話の後、後ろ振り返ると、至って元気な鬼婆が台所に引っくり返ってた
そこから何もかも一変とは想像もつかなかった
何かが変わってしまう時というのは、唐突に訪れるもの
それも大体、全く想定外の形でズドンと来る
取り返しや埋め合わせがほとんど困難な物事に於いてよ
ジジババ地獄社会なのに、「何とかなる」が如何に甘ったれてるか知れるでしょ
何とかなるくらいなら、毎日毎日、悲惨なニュースが生まれますかっての
老老介護の疲れで…の類が、見込み甘かった、万全に勉強と準備していたのどちらにせよね




…いまだ人生に余裕持つ生臭いオッサンども、レコード店難民には、理解不能な事じゃん





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「この世に未練もお無いわ~」とばかり、あの世まで追っかけてくなよ
オッサン同士で頬スリスリやって知恵を絞り、ここはと目星付けたレコード店に難民申請せよ
mathichenさんがレコード店主なら、厳しい審査の上、受け入れるのに残念ね
(厳しい審査?要るよ!メルケル婆のように、難民さん誰でもどーぞじゃ、店内に不穏な空気漂って困るがな)