mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

戦いの夜が明けねば、勝利の朝を迎えられない

またまた傾聴ボランティアに付き合って頂戴な
覚えてるうちに書かねば、認知症という名の悪魔に襲われ、記憶が五里夢中になっちまうもん




大英帝国の誇る、腐っても名門フットボールクラブの事を考えていたら


そうね、リヴァプールFC、愛称REDSも、国際的である…じゃなくて
1982年4月18日の日曜日、大阪・道頓堀にあった浪花座1での鑑賞を思い出した
34年後の現在、ルーブル暴落したロシアに新しい革命起こせと思うも置いといて




なお、♪インターナショナルには、こんなYouTubeもある
『「インターナショナル」』
「ほぼ半世紀前、東大紛争で安田講堂に機動隊が突入する直前、占拠していた全共闘は敗北を悟り、このインターナショナルを歌いました。警官隊は歌い終わるまで突入を待ちました。最後まで戦った全共闘に敬意を表したのです。今では信じることさえできない武士の情けだった。古きよき時代だった。ただし、突入してからはボコボコにしましたが。」
(動画へのコメント欄より)
へ~、警官隊が武士の情けを見せた?本当ならスゴイや!
公安が監視対象の左派を、彼が街の食堂に入り、箸を手に取った所で有無言わさずお縄にかけた
その話の続きが、署への連行後、「お前、まだ飯代払ってなかったな。無銭飲食だな」
要するに、逮捕理由なんていくらでもデッチ上げられる、何とも陰険だねが大半だったのよ
学生どもに歌わせるだけ歌わせた警官隊は褒めてやろう
理想の是非は置き、社会を良くしたいという熱意と闘争力は見せた学生どもにもオマケしといて




『Warren Beatty Wins Best Directing: 1982 Oscars』
第54回アカデミー賞監督賞受賞したウォーレン・ビーティー
(発音に近い『ベイティ』、いまだに慣れんため、本人からの要望は無視)
前年度のロバート・レッドフォードに続く俳優の監督賞受賞となった
受賞スピーチを記録しておくと
「このような内容(つまり、共産主義者の伝記)でも何の制約無しに発表出来る
アメリカには、自由の素晴らしさがある」
ペプシコだっけ、資本主義の見本みたいな大企業から支援受けたらしいしね
『自由』に慣れてしまい、多様な物事にむしろ鈍感になった現代ニッポン人に真似出来るか?
自分には関係ねえやいと傍観するのが、ニッポン人の言う民主主義とやらの実状でしょ
雑食文化を謳いながら、異端の存在を平気で差別するニッポン人が、民主主義である道理無い
「私はあなたが何を言っても賛成しないが、私はあなたがそれを言う権利を死んでも護るだろう」
ヴォルテールの言葉だっけか、これが、民主主義の基本を思い起こせ
ま、集団ヒステリー起こした9・11以降の世相を思うと、米国にもいまや無理な相談ね
(この段、ちょいと頭に置いといて。後で活きて来る)




ウォーレン・ビーティーの経歴については、大賢者Wikipdeia様ペタリ
mathichenさんは、1982年1月24日、日曜洋画劇場‘俺たちに明日はない’(1967年)観てホレタ
以来、1992年まで、現役ファンであった
引退したんかい?
‘バグジー’(1991年)で共演したアネットベニングと出来ちゃった婚したから」
55歳のオッサンが、21歳下のオナゴ孕ませ、孫みたいな子供出来た…見苦しい!
元来マイホームパパが似合えば、年貢の納め時と許しますがね
ウォーレン・ベイティ、これまでに寝た女性の数は1万2,775人?マドンナやダイアン・キートンなど』
http://www.cinematoday.jp/page/N0021611
かれこれ30年前、アタシが調べ上げただけで50数名なんて、雀のションベン程度だったか…
ちなみに、ダイアン・キートンを寝盗られたウディー・アレン曰く
「生まれ変わるなら、ウォーレン・ビーティーの指先に生まれ変わりたい」
…どんだけの手練手管持ってるか知れるでしょとスケベ笑いしといて
ついでに、口癖がPussy(オンナの某所。『小猫』から意味わかるよな)を備忘録しといて
お姉さんである女優シャーリー・マクレーンが、愚弟の私生活に対して諌める発言も無理ない
けどさ、小猫ちゃん追っかけるも、実力で築き上げた大富豪の男前ならばオトコの甲斐性でしょが!
好々爺になるなんて嫌、耐えられんとオサラバした
映画は観続けると決めたものの、1994年の‘めぐり逢い’には頭痛起こす始末であった
古色蒼然とした1950年代の「君の名は~」的な作品、これは撮り方次第で面白くなるだろうけど
「銀幕使って中年がナニいちゃついとるねん!17歳同士デキ婚ならともかく!!エエ加減にさらせよ!!!」
だもんで、それから5年後の1999年に日本公開された新作も、義理で出かけたに等しかった




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選挙活動のノイローゼから自分の暗殺を依頼した上院議員ブルワースが
それをきっかけに過激に本音をブチまけ始めて大騒動を巻き起こす様を描いた諷刺コメディ
これも別の意味で頭痛起こしたので上手く書けん、みんなのレビューから拝借すると
「おもろかった!痛快。結構、賞とかも取ってるんですね。見てるあいだじゅう、にやにやしたり、ばか笑いしてた。『幽霊になるな、精霊になれ』だっけ?あの言葉は考えさせられる。ホンとだよなあ・・。周りの目に左右され、流されて、操り人形のように『~させられて、生きる』よりは、自らの魂と意志によって、責任をもって『~して、生きる』ほうが、悔いはないよなあ。・・でも、勇気がいるよなあ・・」
勇気というより、蛮勇奮ったという方が正解…

死ぬ気か?少なくともスター生命が実質的に断たれるぞ??どおよ???

ユダヤ勢力に喧嘩売ってるんだからな…アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ

ユダヤ勢力云々の詳しくは呆れたあまり、もお思い出せないんで、詳細は各自で検索お願いする




ユダヤ陰謀論みたいなのは信じてないが、合衆国及びハリウッドに及ぼす影響力絶大は事実である
アーノルド・シュワルツェネッガーが業界では意外と嫌われてるらしいのも
ナチス党員であった父親の経歴さておき、本人に反ユダヤ的要素見られると言われる所以よ
生き残りたければ、政治的な内容でも、反体制でも、業界の偉いさん許容範囲を守る
個人の好き嫌い言わず、偉いさんとは大人の政治力を持って仲良くしとくに限る
だっちゅうのに…諷刺コメディとはいえ、アタシゃ腰砕けた~

「何考えてるんだ?」





ビーティーさんが何考えてたか?
17年目の今年2016年、昨日何故かフッと浮かんで来た

「自分自身を葬るためだったんだ!」

肉体的な意味での死じゃなく、映画スターとしての最期を自ら演出したという意味である




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1950年代、舞台とTVに出演を始めた
1961年の‘草原の輝き’で、華々しい銀幕デビューを飾るも、キャリアの浮き沈みは激しかった
大根じゃないが演技派じゃなく、これと個性無いイケメン、もう一つオマケに気難し屋の青二
良くも悪くも激動の1960年代、新旧両方の勢力に使い勝手悪かった
彼の特筆すべき才能というのは、みんなのレビューを拝借すると
「ビーティーの大好きな点として、多重人格な多才さがある。役者としてはボケボケですべりまくりの人畜無害キャラ。一転、脚本家としてはアメリカにとっての危険思想である共産主義を題材にするのも躊躇わない爆弾野郎。そして監督としてはサイケデリックな色使いの原色ポップアーティスト。かたやエディターとしては気が狂いそうなくらいにフィルムを切り裂く、無駄の嫌いなカットバック魔。」
カメラの前でなく後ろに立つ才能でしょね
企画がツボにハマれば、俳優としてはボケボケであっても、ボケなりに活きて来るという感じなのよ
さもなければ、艶聞抜きにして30年以上もハリウッド第一線に立ち続けられないじゃないの




それでも、才人といえど、ほんの一握りを除き、生涯現役バリバリと行かない宿命を背負う
ビーティーさんの場合、‘レッズ’を撮った40代半ばに、映画人としての絶頂を極めたと見る
‘ディック・トレイシー’(1990年)は漫画から抜け出て来たみたいなクリント・イーストウッド向きながらも
芸達者どもを上手く配置して無個性な主人公を活かす具合に演出して成功した
バグジー’、もう忘れたいので思い出せないけど、悪くはなかった
好悪分かれるのは、1987年の‘イシュタール’(LIFE誌の表紙を飾る、ダスティン・ホフマンとの共演作)
これは、見事外した
『Rogers & Clarke - Little Darlin' (Ishtar)』
誰か止めてよ、この凸凹コンビ(ちなみに、ビーティーさんは意外なまでの大柄)
もっとも立身出世果たして社会的地位確立した齢五十コンビ、大物同士のお遊び映画と見れば
最後の場面、自身可愛い顔のイザベル・アジャーニが「二人ともカワ(・∀・)イイ!!」、その通り♪☆
カワイイわねと行かないのが、先程挙げた‘めぐり逢い’
「ダミだ、こりゃ…」、カメラの後ろ側でさえもボケボケになり始めたのかと思ったんだけど…




昨日、「ビーティーさん自身、1994年の時点で、己の限界を見極めたのか?」
1937年生まれ、1994年には57歳
女優であっても老け込む年齢じゃないものの、それは、演技派の特権だ
ビーティーさんは、脇役をショボショボ引き受ける柄じゃなく、ギャラ高過ぎる
俳優、監督いずれにせよ、寡作タイプであり、次回作の時にはどんだけ老化してるやら知れない
いくら植毛してシワ除去繰り返そうと、美男美女には老醜の恐怖が付き纏い、晩節を汚す事が考えられる
…てな具合にツラツラ思うとだね

いつか必ず終わり迎えるってんなら、自分で自分に鈴付けて幕引きするわ!
思い切り偏った思想で政界とかブタギッテやるぜ!!
湯蛸カッカッ煮えたぎろうが知るか、オレの信条を大盤振る舞いじゃ!!!


↑の展開を生んだと思われる




‘ブルワース’=ビーティーさんが自分の暗殺を自作自演した映画
これはあくまでアタシの妄想全開ですがね…
この映画の後、‘フォルテ’出演のみ、年齢的に遺作となる見込み
‘フォルテ’の公開年が2001年だから、面白過ぎるんだわ
「9・11以降の合衆国に於いて、思い切り偏った思想で政界とかブタギッテ、無事に済むわけねーよな」
‘フォルテ’が2002年公開予定であれば、お蔵入りしたかもね
YouTube見つからんかったが、チャールトン・ヘストンが自爆パロディやったもんでさ
(娘がキズモノにされたと思い込んだジジ親が、悪い虫と見た男にライフルぶっ放す場面ある
ヘストンいうたら、猿の惑星以上に、何かと批判される全米ライフル協会会長なのによ)
合衆国全体、上から下まで何か偏ってますねの流れへ向かう中
政治的映画が作られる土壌は残る、しかし太古の反体制っぽい斬新なスタイルが通用するのか?
主義主張が正しくとも、不寛容な空気漂う時代に発表出来ると感じられないのよ
それをビーティーさんが、自分がもはや時代に合わなくなりつつを意識する形でも、先取りしてたのであれば?




政治活動

作品でも政治的、社会的な思想の影響が反映されているが、ベイティの名を広く知らしめたのは政治的な活動である。民主党を支持しており、公でもリベラル派を意識した発言が目立つ一方で、ビル・クリントン大統領の後任候補を決める大統領選挙に民主党候補として出馬を模索するなど、話題となる行動を常に繰り返した。映画において、そうした合衆国の政治情勢を痛烈に皮肉った1998年の監督・主演作『ブルワース』が、彼の意識を物語っている。次期カリフォルニア州知事選の民主党候補との噂もある。

Wikipediaより )


過去の遍歴は消せずとも、贖罪というか仕切り直して新しい歴史築くは可能
50歳過ぎての出来ちゃった婚も、政界進出を見据えてじゃ?と考えた事ある
クリーンな家庭人の印象が選挙左右する合衆国の保守性を思い起こしてみ、あながち的外れじゃないでしょ
ド派手な異国美女でなく、全然美人じゃない米国生まれ嫁を貰った見れば、尚更よ
(蛇足だが、「シュワちゃんは決して、合衆国大統領になれない」
アメリカ人でも外国生まれだと厳しいみたいな話を聞いたが、移民の場合、国務長官以上に就けない
ついでの蛇足を書くと、「アタシが最初に覚えた合衆国国務長官:ドイツ系ユダヤヘンリー・キッシンジャー」)
ま~ビーティーさんの年齢、今年79歳から見て、もう悠々自適の隠居生活続ける濃厚だ
ボケボケ俳優が認知症で徘徊してないか、アタシの若年性認知症と同じくらい大真面目に心配してるけど
BBAながらも亭主よりは遥かに若い嫁と、孫みたいな子供が4人もいりゃ、何とかなるわな~




…文章が超長いのは仕方ない。何が言いたい記事だと?

『男の浪漫』だよ
「周りの目に左右され、流されて、操り人形のように『~させられて、生きる』
何とも女々しい腰抜けに甘んじるよりは
自らの魂と意志によって、責任を持って『~して、生きる』方が、悔いは無い」
それが、男の美学である
勝負に出て、望む物全部手に入れる
そうであれば一番だけど
一部しか手に入らなくても、失敗しても、全力投球してなら悔い残らないもんだ
悔い残るのは、全力出し切らなかったという意味
夢を手に入れるには、代償払う覚悟決めるも忘れるな
‘ブルワース’=ビーティーさんが自分の暗殺を自作自演した映画だとすれば
場合によっては誹謗中傷招きかねない賭けに、スター生命を差し出したとなる
一国一城の主を夢見て脱サラ、結局家族泣かすラーメン屋に出来ない事をね





男前を語るのが、オンナの浪漫なので
本人嫌がろうとシラネ、Beautyと呼びたくなる男前讃歌を
疲れ気味でボケボケなのに、超長い記事に全力投球した次第よ




なお、大英帝国のREDS、勝てなんだ…守備陣が、ソ連に見えて来た(崩壊したの意味~)




(追記)

‘ブルワース’の共演女優ハル・ベリー
数年後、最低映画の各賞に贈られるゴールデン・ラズベリー賞授賞式に出席したのは
「胸を張って負け犬になれない者は、勝者にもなれない」、母親に言われて糧にした言葉が理由だった
…皆様、当記事題名と一緒に考えてみましょ…何が見えて来る?