mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

真に罪深き者は、誰?悔悛した者の塔のように堅固な信仰と祈り

世俗の皆様、ちっとは物静かに聖夜を過ごされましたか
アタクシは、近所のパスタ屋にてエンゲル係数と相談しながらのクリスマスディナーを頂きました
その後、バイロイト音楽祭ラインの黄金プッチーニ作品群を少しばかり→Cantate Domino全曲をば

【聖なる贈り物】(2011年12月24日)

そおそお、今年も忘れず

Quincy Jones and various artists - Hallelujah Chorus

Cantate Dominoに収録されてる、ララバイ(子守唄~韓国民謡)、どーしても見つからないのよぉ
アリランっぽい旋律がクリスマスソングと妙に合うのが面白いのに~
湾岸戦争当時、韓国軍兵士にイスラム改宗増えたいうが、元来キリスト教徒も多い国なのかしらん(意味不明)




聖母様オキバリやした一夜が明け
【オンナの敵はオンナ。友情酌み交わすのは永遠に不可能】(2014年12月24日)
もしも‘ダ・ヴィンチコード’他通り、マグダラが本当にイエス様の嫁であれば
嫁vs姑の戦いが心配になる本日
Mary Magdaleneから連想する映画を思い出した





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時は第二次世界大戦、物語の舞台となるのはイタリア、シチリア島
戦争が始まって間もない頃、12歳の少年レナートは、村一番の美しい女マレーナと出会う
彼女は二週間前に結婚したばかり、しかし夫は早くも戦線に送られていた
一人でひっそりと暮らしており、レナートは出来るだけ近づいて、陰から見守る
マレーナは町中の男たちにとって女神のような存在、その反面、町中の女性からは嫉妬の的であった
やがて、夫の戦死が伝えられ、父親は空爆で命を落としてしまい、生きる術を無くしたマレーナ
未亡人となった彼女は、弁護士の愛人となり、次にナチス将校に弄ばれ、米軍の玩具となる
それも行き詰まると、過去の自分と別れるために一人で髪を切り、娼婦に転じた
転落の果てに村の女たちの暴行を受け、悪評だけを残し、ほとんど裸同然で村を追われた
幼いレナートはただひたすら見守る事しか出来なかったものの…


そこへ帰還したのが、マレーナの戦死したはずの夫
妻の恥辱にショックを受けた重病の彼を救ったのは、レナートが匿名で送った手紙だった
マレーナさんが愛していたのは、貴方だけでした」
夫は、村を追われるマレーナが乗り込んだ列車の行き先を捜索して、妻を見つけ出し、故郷に連れ帰った
平和を取り戻し、ごくありきたりの主婦として市場へ買い物に行くマレーナ
彼女が落とした果物を拾い集めたのが、レナート
人間的に成長を遂げたレナートがマレーナと、初めての、そして最後の接触をする
立ち去る彼女の後ろ姿に、 「お幸せに、マレーナさん」と言葉をかけた
彼女を振り返りながら、初めて彼女を目にした場所、カモメが舞う浜辺の道で自転車を走らせた

 


夫婦で帰郷する場面、圧巻ね
村人たちが「アワワワ…亭主、その嫁受け入れるんかい!?」と固まる
…頭沸いとるんか
エスを試すために、律法学者たちやファリサイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女を連れて来た
律法では石打ちの死刑に値する
エスは「貴方たちの中で罪を犯した事の無い者が、まず、この女に石を投げなさい」と言った
これを聞いて誰も女に石を投げる事が出来ず、引き下がった
また、イエスも女の罪を許した
シチリアの村人たちは、石を投げまくったじゃん
固まる村人たちの中にはマレーナのお世話になった男も含まれるはずで、厚顔無恥も甚だしい




高見順著書‘終戦日記’に、米軍兵士にブラ下がる大和撫子を非難する行があったと記憶する
同胞の男どもが空きっ腹抱える受難の時代にあって、不快感を覚えてか?

実家は南大阪では知られた素封家であり、富士子たち娘の花嫁道具としてうなるほどの着物を買い溜めていた。ところが戦後、米軍用住宅として住居が洋館風だったために接収され、その中の家財道具としてそれらの着物も没収され、二度と戻ってこなかった。その時に落胆する両親の姿を見て、富士子は「女性も手に職を持たなければ」と実感させられたという。(参考文献 『私の履歴書』(日本経済新聞連載)

Wikipedia山本富士子より引用 )

第1回ミス日本と同様の家庭が結構数見られた時代だしな
終戦日記には、病人がいて、家を出るにしても期日通りに行かないのに、追い出されたケースの記載ある
日本の役所が及び腰であり、米軍に直談判する方が融通利いたかもと思うけどね)




しかしながら、高見のオッサンちょっと待てと言いたい
近藤紘一著書‘サイゴンのいちばん長い日’では、夜の蝶への理解が示された
ベトナムが南北統一されたら真っ先に迫害されるであろう、外国人男性と関係(子供も)持った女性たち
戦時下、様々な事情で正規の職業に就く事が難しい階層の女性たちに、他にどうやって食う道が?
日本の、戦後の買い出し大混乱を尻目に、占領軍専用車両に乗り込む大和撫子たちとて同じかもよ
姉ちゃんがカラダ張って、父ちゃんや兄ちゃんが戦死した実家の母ちゃんと弟妹を食わせたのかもよ
ところで、そういう状況を生んだの、誰よ?
男どもが戦争おっぱじめ、国や世界に混乱を招いたせいじゃねーか
それなりの世過ぎ身過ぎの術を持つ男どもが、同じ条件持たない女子供にエラソーな口利けるのかっての




現代では、プリン嫁が離婚の際、実家のパパンとママンの大応援を得て、被害者である夫に慰謝料要求する
おバカな裁判所や強欲な弁護士の大応援も得れば、自分を聖母と洗脳すべく子供まで要求する
そんなんには一切何の権利も許さず、石投げまくって、身の程知らずを思い知らせてやればいい
本当、いつから、日本のオナゴは、無能な者までもが女性の権利向上云々と厚かましくなったんだろね
『女性が日本を滅ぼす?!?男はスペック命。』
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa9077470.html
男がバカだからも然りながら、マスメディアに踊らされて生意気になった女はアホ丸出しとも言える
最低限度の女の領分教育すら受けないでいると、いくら高等教育を身に付けようと、図に乗る一方が嘆かわしい




ところで、日本に友好的な台湾に於いて、クリスマスの時期に恥ずかしい思いする日本人いるを皆様ご存知?
台湾では、日本のクリスマスってのは不倫含む男女のH花盛りの印象なんだって
上の行が国辱物を感じないとすれば、この国救い無いわ








映画‘マグダレンの祈り’(2002年)
キリストによって改心した娼婦マグダラのマリアにちなんだ名前の女子修道院
『堕落の烙印を押された女性の避難場所』として、何と1996年と比較的近年まで存続した
避難場所といっても、教会による監禁・虐待の連続という生き地獄
アイルランドは総本山であるヴァチカンより遠く離れており、旧態依然な教条主義や価値観が途切れないのね




公開当時、「神の存在なんて疑う」という紹介記事を見たけど、「クリスマス仏教国が生意気言うんじゃねーよ」、
世界各地の神仏が本当に存在するかが問題でなく
「世の中を恨んで神を否定する事も出来るけど、それじゃ、神に代わるものは何?
人間の手で書かれた法律が全てを支配する世界?
一人の狂人の気まぐれで変えられてしまう法律? ( * ヒゲの鉤十字総統国家を指す )
それらを信じるの?」




実話が下敷きとあって、映画の最後に3人の主人公の修道院脱出後がテロップで紹介される
赤ん坊と引き離され親にも一族の恥と見放された未婚の母ローズは確か…
「後に結婚して子供に恵まれ、引き離された息子とも約30年後に再会を果たした」
「生涯の最後まで、カトリックの信仰を捨てなかった」




南蛮渡来が温和なポルトガルでなく厳格なスペインで、キリスト教世界観を徹底的に植え付けていたとしよう
他宗教の価値観も生き残るのは当然の権利であり、またそうでないと均衡悪くなるが
絶対的倫理観を持って物事を考え判断する能力を日本人は持てたに違いない
映画を観た(筋を追った)くらいで神の存在を否定する不勉強な日本人よりも
宗教に苛まれても『自分の拠り所』を失わないでいられる信心深き者に救済はもたらされるという事よ




アタシかて知らん事わんさかあるけど
世俗の皆様は取り敢えず、プロテスタント教会行って「ミサを見たい」と言わないだけの教養をお願いね
多種多様な価値観を知るべく教養としての宗教を学ぶ者が、グローバル化を口にして許されるのよ
教会もカネ儲け大事だから、チャペル結婚式構わんながら
イヴに結婚式挙げるのは信者が困るんじゃない?
年末忙しい出席者にも大迷惑と、バカップル各位、来年の手帳にほれメモメモ
結婚式打ち合わせの合間に映画行くのも無問題ながら
【箴言が静かに流れる深い河】(9月6日)
スターウォーズ最新作もいいけどさ、知性と教養を試される類の映画も面白いぞぉーだ