mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

名曲の漣は歴史の波濤を越えて滔々と

本日は、文化の日
昔々大昔、明治節と呼ばれていた日ね → http://www.meijijingu.or.jp/qa/gosai/06.html
まったり過ごすに相応しいトシヨリクサイ記事が、同時刻更新2本目である





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決定盤 名曲喫茶のクラシック~懐かしのクラシック小品集~

CD1
1.楽興の時 第3番 (シューベルト)
 ジョン・オコーナー(ピアノ)

2.マドンナの宝石 (ヴォルフ=フェラーリ)
 石丸 寛(指揮)、東京都交響楽団

3.ドナウ河のさざ波 (イヴァノヴィチ)
 秋山和慶(指揮)、ミリオン・ポップス管弦楽団

4.懐かしき愛の歌 (モロイ)
 鮫島有美子(ソプラノ)、田中良和(指揮)、東京都交響楽団

5.ハイケンスのセレナード (ハイケンス)
 ウラディーミル・ヴァーレク(指揮)、ドヴォルザーク室内管弦楽団

6.夜の調べ (=グノーのセレナード)
 鮫島有美子(ソプラノ)、ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)

7.ドリゴのセレナード (ドリゴ)
 早川正昭(指揮)、東京ヴィヴァルディ合奏団

8.白鳥 (サン=サーンス)
 ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)、岩崎 淑(ピアノ)

9.カルメン・シルヴァ (イヴァノヴィチ)
 秋山和慶(指揮)、コロムビア・プロムナード管弦楽団

10.波濤を越えて (ローサス)
 秋山和慶(指揮)、コロムビア・プロムナード管弦楽団

11.ビヤ樽ポルカ (ヴェイヴォダ)
 秋山和慶(指揮)、コロムビア・プロムナード管弦楽団

12.金婚式 (マリー)
 サー・チャールズ・グローヴズ(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団

13.タイスの瞑想曲 (マスネ)
 ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)、ヨゼフ・ハーラ(ピアノ)

14.月の光 (ドビュッシー)
 ジャック・ルヴィエ(ピアノ)

15.ペルシャの市場にて (ケテルビー)
 渡邊暁雄(指揮)、日本フィルハーモニー交響楽団

CD2
1.「軽騎兵」序曲 (スッペ)
 ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

2.オリエンタル (キュイ)
 秋山和慶(指揮)、コロムビア・プロムナード管弦楽団

3.悲歌 (マスネ/六条夜葉:作詞)
 鮫島有美子(ソプラノ)、ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)

4.ユーモレスク (ドヴォルザーク)
 小林美恵(ヴァイオリン)、江口玲(ピアノ)

5.庭の千草 (アイルランド民謡/里美 義:訳詞)
 鮫島有美子(ソプラノ)、田中良和(指揮)、東京都交響楽団&合唱団

6.嘆きのセレナード (トセリ)
 ウラディーミル・ヴァーレク(指揮)、ドヴォルザーク室内管弦楽団

7.酋長の行列 (イッポリトフ=イワーノフ)
 サー・チャールズ・グローヴズ(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団

8.セレナード (シューベルト)
 秋山和慶(指揮)、コロムビア・プロムナード管弦楽団

9.踊る人形 (ポルディーニ)
 ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)、アルフレート・ホレチェク(ピアノ)

10.トルコ行進曲 (ベートーヴェン)
 サー・チャールズ・グローヴズ(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団

11.女学生 (ワルトトイフェル)
 ロベルト・シュトルツ(指揮)、ベルリン交響楽団

12.ソルヴェーグの歌 (グリーグ)
 ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮)、プラハ交響楽団

13.学生王子のセレナード (ロンバーグ)
 秋山和慶(指揮)、コロムビア・プロムナード管弦楽団

14.ヴィリアの歌 (レハール/野上 彰:訳詞)
 鮫島有美子(ソプラノ)、松尾洋子(指揮)、東京交響楽団

15.精霊の踊り (グルック)
 マクサンス・ラリュー(フルート)、霧生トシ子(ピアノ)

16.別れの曲 (ショパン)
 アルトゥール=モレイラ・リマ(ピアノ)

HMVより拝借致しました )




名曲喫茶が登場・浸透し出したのは
クラシックのレコードが高価で個人では購入が難しかった時代(1950年代~1960年代頃)で
全盛期の1960年代以降は急減し、滅多に見かけなくなった
音響装置は店によって拘りを持ち、高価なオーディオ機器を置いている店もある




似たり寄ったりの外観のコンビニ、皿と目が回る廻る寿司、ファミレスのチェーン店が乱立
茶店も、喫の部分である煙草が腐れへルシー志向のせいで、他者の嗜好に介入する時代でもある
ちなみに、非喫煙者でさえ頭イイ方は
小綺麗に飾られたス●バ系、庶民気取ろうと所詮は小金持ちのランパス、寝坊助したい?朝マクドなどを見て
「これらに染まった面々は、自分の嗜好品取り上げられたらと想像出来ないんだろうね」




しかし、このような客商売が画一化した社会にはやはり個性的な喫茶店が恋しくなる
個性的なマスター、長く安心して居られる雰囲気
慌しい現代人にこそ、『(純)喫茶店』は無くてはならない存在と言える
ルノワールやモネは喫茶店のひとときを好んだという
古の日本の文豪もそうであったに違いない
別に著名人でなくたって、昔ながらのサテンは文化を愛でる者の必須アイテムなのよ




辛気臭いベートーヴェン聴いたら、珈琲不味くなりそう
何時間かかるねんのワーグナーでは、1杯の珈琲で一日居座られ、店の売り上げと光熱費に響き過ぎる
軽音楽がよろしかろ




上記の曲の中で好きなのは




近鉄名古屋駅にて(1993年)
鉄特急アーバンライナー21000系、ビスタカー30000系旧塗装時代
名古屋駅発着風景の映像です。
特急発車時に流れる「ドナウ川のさざ波」は有名で、
民鉄独特の旅情を掻き立てます。☆90年代の懐かしい関西私鉄




ダサ~やなくて








イヴァノヴィチ作曲♪ドナウ河のさざ波
ルーマニアで最初に覚えたのは、10点満点の白い妖精ナディア・コマネチ
それと同じくらいの頃に、♪ドナウ河のさざ波を覚えた
ちなみに、これらの次に覚えたのは確か、チャウシェスク(息子が、コマネチ追い回したんやったな)




何でか知らんけど、♪ドナウ河のさざ波を聴くと、鹿鳴館の世界へと飛んでしまうせいか
これまた何でか知らんけど、日露戦争に於ける出征と帰還兵の出迎えを勝手に思い浮かべるせいか
明治節に相応しい曲と思いますが、如何でしょ?



余談ながら
15.ペルシャの市場にて (ケテルビー) 渡邊暁雄(指揮)、日本フィルハーモニー交響楽団を聴くと
阿波踊りを舞いたくなるmathichenさん、ナニモノなんでしょね~