mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

利権を度外視した事業の重要性を授業する頃合い

インターネット先行となった国勢調査を見れば、時代と逆行してるのがよくわかる
現役世代とて諸事情により、ネット環境整っていない、ネット無縁、どちらも結構数存在する
独居あるいはジジババのみ家庭の後期高齢者なんて、ネット言われたかて困る
至って元気でガラケーくらいは使えるも、PC使える嫁や息子を呼びつけて用足しが普通よ
ネット先行は認めるとして、紙の回答、ちょっと何よ、メッチャ不便だわ
ネット受付終了後に調査員が各家庭に配達してるけど、9月末に来て10月7日締切とは早過ぎる
mathichenさんの場合、ジジィ保佐人女史が5日に、他の野暮用と一緒に片付けてくれる運びとなった
女史も「調査員との行き違いあるだろうし、1週間で提出せよというのは不親切ですよね~」
お上っちゅうのは本当、自分らの都合と利益のためにしか動かん、机上の論理こねまくり遊び好きな生き物だ
配偶者控除を、嫁が一定収入持つ家庭控除みたいなのに移行するらしい
少子高齢化社会を憂慮するなら、介護担い手No.1である専業主婦(主夫)を排除するな、何度言えば?
現役のオナゴは基本、家庭に幽閉し、育児一段落以降に社会復帰許すくらいが、ガキ増えると思うぞ
オトコが妻子を養う事で、家庭に目配りする方向へ持って行くのが、老人介護への危機感を喚起するともな




介護事業者倒産が過去最多…報酬引き下げ影響か
読売新聞 10月1日(木)10時42分配信

 信用調査会社の東京商工リサーチが30日、今年1~8月の介護事業者の倒産が55件に上り、過去最多だった昨年の年間倒産件数(54件)を上回ったと発表した。

 4月から介護報酬が2・27%引き下げられたことや、景気回復による人手不足で人件費が上がっていることなどが影響しているとみられる。

 従業員が5人未満の小規模事業者が37件で、前年同期比で倍増。また、2010年以降に設立された比較的新しい事業者が29件に上り、全体の半数を超えた。介護事業は、高齢化の進展で産業として成長が見込まれており、異業種などから安易に参入したものの、経営に行き詰まるケースが目立つという。

 同社では「介護報酬の引き下げの影響が本格的に表れるのは秋以降とみられ、今後、さらに倒産が増える可能性がある」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00050118-yom-soci




専門的な事は専門家に質問しとくれ
素朴な疑問として、「潰れた介護事業所の利用者を、何処が受け入れるの?」
前から気になってるのよね
廃業したA事業所の利用者をそっくりB事業所が引き継ぐとしてもだ
利用者側が環境の変化やケアマネとの相性に困惑しないかと思うのよ




この点、ウチの超おバカ夫婦、どんだけ悪運強いのやら




嫁の方は、入院→転院→短期間の在宅介護→転院先に再入院
転院先のケースワーカーが、中心人物となった
最後にmathichenさんを怒らせたけど、個人的内容であり、仕事は高評価する
・mathichenさんの卒業した小学校すぐ近くにある特養に、ショートステイ行けるよう手配した
(これは数年後活かされた。後述する)
・在宅介護サーヴィス特例を、堺区役所に掛け合い、認めさせた
・在宅介護が困難と判断した大騒動を踏まえ、堺市内で2ヶ所のみの無期限老健の1件へと送り込んだ
この結果、老健に2年3ヶ月留年後、同敷地内特養に晴れて合格
介護保険制度始まる以前からの信頼と実績を誇る事業所であり、潰れる心配はまず無い
多床室、減額免除をどけても、いまどきの特養と比較すると安上がりな利用料に抑えられる
昨日ババァの通帳記入して、前月の半額以下にはマジ感動した~
「ココ、200何十人待ち」と他所事みたいな顔さらす鬼婆の自由利く右腕ヘシ折りたいぜぃ




亭主の方は、マジ蹴ったろかい級僥倖に恵まれた
嫁の在宅介護が困難な大騒動の元凶である
それがやな、嫁ケースワーカーの探してくれた居宅介護支援事業所にスンナリ拾われた
最初、男のケアマネが担当。これは相性イマイチのため、いまだに文句言う
女のケアマネに交替後、今度はmathichenさんが文句言う場面あったものの、これも個人的な怒りで置いとく
ケアマネは最終的にmathichenさん側となり、「施設に勘当しましょ」、ココが極めて重要ね
施設入所は当然、思い立ったが吉日とは行かない、空きを押さえた者勝ち
ショートや老健を渡り歩きながら特養というより僥倖の待機する日々が精一杯の話
まず手始めに、昨年5月、お泊りデビューさせた
歩いて10分以内の、特養と同敷地内老健。早い話、嫁がショート利用した施設にね
この施設もさ、近所の80代ババによれば、特養待機すらもうダメ、人気度抜群との事
ショートも簡単には取れまへんっちゅうのに、嫁の実績のおかげ様で「どーぞどーぞ♪Welcome☆」
しかも、こちらの都合を考慮して、入院中の特養利用者の部屋に入れたり他の便宜を図ってくれた
当時、ケアマネの射程距離内で空きがある老健たった1件を正式獲得するまで、助かったの何の~
移送先の老健はといえば、入所期限6ヶ月、ただしあくまで可能な話で、実質的にはやっぱ3ヶ月
老健にポイ捨て状態の認知症ババがウザイと、ジジィ文句ぬかす日々
一時預かりでも入所出来ているだけで御の字、それが世俗の現実である
ココ嫌だ~一日も早く出たい~と泣き言並べるジジィに、「アタシの都合考えやがれぃ」と怒鳴りつけてやった
実際、待てば甘露の日和有りだったじゃないの
現在暮らす住宅型有料老人ホームに勘当完了したのが、7月7日七夕の日
6月に内覧会、7月オープン、ピカピカの1年生施設
施設長、見た所、30代後半から40過ぎ
入居相談マネージャー、こちらは50過ぎ
スタッフは平均、20代後半から40代前半
70歳ババが雇われてるのは、介護の鉄人級を買われ、後進の指導係を兼ねての話
小規模事業所には違いなく、施設全体がまァ若く、だもんでさ、マネージャーがmathichenさんに向かって
「おねーさんは爺さんのみならず、婆さん、障害者と3人分の経験値持ちます
専門的な事わからんかて、福祉全体見渡す目は、ボクらより広いんとちゃいますか
ボクら勉強せなアカン事多いです。おねーさんが知ってる事あれば教えて下さいよ~」
教えて下さいよ~って、アンタは確かに介護職10年未満だが、事業所は10数年の経験値持つやろぉ
満員札止め状態なのに毎日問い合わせ来る、それ、役所の推薦施設に選ばれたからやないか~
そりゃ、社長自ら掃除するほど大忙しに決まっとるわ(真面目な話、最初、掃除のオバちゃんかと思うた)




団塊世代ババと話した折、ババも実母介護の時の経験から、mathichenさんが名を挙げた施設を
「歴史あるお墨付き施設で近年サーヴィス開始の所では、世間知らずで『利用させてやってる』意識チラリ
それ言えてる。ウチの旦那が、あそこの施設を、『何じゃ、ありゃ?』と感想述べてたほどよ」
小規模事業者が悪いわけじゃないのよ
「介護事業は、高齢化の進展で産業として成長が見込まれており
異業種などから安易に参入したものの、経営に行き詰まるケースが目立つという」
介護産業(゚д゚)ウマーという獲らぬ狸の皮算用、介護の現場をロクに知らずがダメなのよ
お坊っちゃまショートステイ引き回しの刑当時、養護学校青年学級担任と再会した
超小規模施設を、異業種から転職した数人の若手スタッフを指導しながら運営していた
「他の仕事やった後に戻ったのは結局、キツイ内容でも、薄給でも、福祉の仕事が好きだからよ」




正式施設入所組、在宅介護全うします!組、いずれも介護事業所あっての話
個人的見解を述べると、「在宅組こそ、施設を念頭に入れ、ケアマネと相談しておくべき」
切羽詰ってる人がさらに追い込まれるほど入所予約入れまくりは論外として
在宅介護人が有事の際には、嫌じゃ~とジジババ絶叫しようが否応無しに入所する可能性を考えておく
とにかく介護事業所が存在しないと、ド素人の右往左往、世の中問題が富士山盛りの大混迷を招くであろう




一人娘が徘徊系ママの介護事業を全面担うような格好の恐ろしさを考えてみんしゃい
在宅と施設を問わず、介護人の有事を想定、第三者による後見人や保佐人の検討、これも重要だ
そりゃま、後見人や保佐人も生身の人間であり、彼らの有事を想定する必要も生まれる
出来れば個人より団体に依頼が安心ながら、信頼於ける人なら個人でも確保した方がいい
後見や保佐の制度にはアラ見られるも、ある個人の法的に認められた代行人が、今後の世の中に重要だもの




それでなくたって、本人確認どーたらと煩い時世を思い起こしましょ
マイナンバー、今月から始動するよね
いまだに意味不明だらけだが、あれが本格的開始してみな、厄介増えると思わんか?
さっき昼飯食ったのに、昨日から何も食ってないと主張するボケ老人に扱えるのかね
マイナンバーにもそういえば、インターネット受付限定の手続きみたいなのがあるようだ
安倍ちゃん、これでまたまた世の中を騒がせたら、アタシにどう言われるか予告しといたる
「んなもん、『平成の妖怪』に決まっとるわッ(祖父さんが岸信介、『昭和の妖怪』じゃん)」