mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

言葉在りき、されど発想の問題

5年ほど前、ヤホーでアホーな記事読んだ




フィリピン在住日本人夫婦の嫁の方
ハッキリ書くと、思い上がり極まりない現代成金ニッポン人
一つ具体例書くと
4人目の子供かいな、現地で生んだのね
フィリピンの人たちは体調を心配してくれ、いろいろアドヴァイスもくれた
それを恩知らずにも、「ワタクシは日本人だから、日本のやり方で」と上から目線
結果的に、特に体調崩すとか見られず、「ホラ、正しかったでしょ」と得意気
フィリピンの人たちは生活の知恵授けてくれたのに、ナッマイキ~
「どうせ、後進国だもの」意識が働いており、鼻持ちならず反吐が出る




この日本人主婦の何が一番鼻持ちならなかった点
フィリピン亭主族が積極的に家事育児参加しているのを見て
「信じられな~い。奥さんたちは本当バカね。ワタクシは古風な女ですもの、夫に何もさせませんわ」
…バカは、島国脳で世間知らずのオマエだ
南国は、女性の社会進出が日本よりはるかに進み、少なくとも都会部では、それなりの就労環境が整っている
南国は大家族制というか、男の家庭守る意識が高く、妻に外で働いて貰うなら、夫婦の役割分担は常識である
ついでに書くと
どーせお手伝いさん何人も雇える、租界に近い環境の有閑マダム気取り小娘と思うが?
妻が何もかもやるとしても、夫に全くさせないのは、妻が倒れた際に家族が右往左往する恐れ高く、妻の無責任
たまには、亭主と豚児に最低限度の家事能力を躾けておくのが家族思いの妻であり、真の古風な女である
妻は家庭に留まるのが常識であった時代とて、身の周りの世話出来る亭主は少なくなかったんだからな




フィリピンの人たちが授けてくれた生活の知恵とは?










‘目撃者’‘サイゴンのいちばん長い日’の他、妻と娘シリーズにもか
サイゴン特派員時代に罹った擬似肝炎の後遺症らしい、ドッと出る目眩と異常発汗と発熱に関する記述がある
日本では熱出すと冷やすが、南国ではとにかく発汗させる
医学的見地は専門家じゃないから書けないけど、そうなんだって
舌の焼けるようなスープや粥を吸収したり、熱湯風呂やサウナバスを活用したりする
少々乱暴な対症療法に思えるが、手をこまぬいていると熱でなし崩しに体力が尽き果てかねず試したとの事
バンコクでは、折悪しく、ナウ夫人は所用で帰京中、タイ人女中さんも日本料理に慣れていなかった
手製のミソ汁を飲み、夕方少し熱が引く一時には近所の朝鮮料理店へ出かけてホルモン焼きを詰め込んだ
玉の汗を浮かべながら顔面蒼白でブタの臓物がっつく姿を、通りがかった記者仲間が怪訝そうに眺める
事情を説明すると、「ふん、それだけ食欲があれば、まだ坊さんの手配をする必要はあるまい」(ヒトデナシ~)
坊さんの手配はそれから6年ほど経った頃であり、対症療法が有効であったのは確かである




ナウ夫人の例見ても、郷に入っては郷に従えがわかる
東京移住した頃、日本のうるち米が合わず、旦那が何とか見つけた外米、ベトナムのに近い長粒米に喜んだ
ところが、だんだん、食べても食べても身体から力から抜けるようになる
ある日思い切って、うるち米試したら、ピタリと合った
「本人の知らぬ間に、身体が日本の気候に馴染み、住んでいる地域に応じた食材が、健康管理に良かった」
健康上の理由、宗教の戒律などが無ければ、日常の基本は居住地域に合わせて暮らすのがいいわけよ




…と、七味唐辛子わんさか入れたカレー饂飩で汗をかき、体力温存する、誰か介護してよのmathichenさん
明日の和歌山病院行きサボれないに備え、横になりながら‘目撃者’を読んでた
夕方少し楽になり、恒例の長文記事を日時指定投稿ざます




善良なる日本国民の皆様、‘目撃者’を古本屋行くかAmazonでお取り寄せして読んでみてよ
【「南方」という意識】(文藝春秋 1983・7)
【知識人の役割とジャーナリスト 中嶋嶺雄著『知識人と論壇』を読んで】(サンケイ新聞 1984・9・17)
文庫本をコピペ出来ないのが残念なくらい面白いぜ
・『南方』という言葉に対し、ある年齢以上の日本人の固定観念
NHKアナウンサーが、フィリピン情勢を伝えるニュースで、「原住民の反応は…」って~)
・多様化の時代には、国民が一億総評論家
に漂う、危険な匂い、言霊の魔力を懸念しているが
・時勢に迎合するマスコミが、ちょっと目に付くタレントをいとも安直にオピニオンリーダーに祀り上げてしまう
・これら祀り上げられた人々の少なからぬ数が、自らを、世を導くに足る資格を備えた言論人と誤解してしまう
と合わせてみい…
日本はこの30年余りの間に、何か進歩しましたか???

21世紀に入って10年以上経つのに、前世紀的な現代と思いますけどね





「ワレ、夜の騎士番組台本作家で、TV初登場はアホな依頼者凹ます麻雀のためやったのう~」
百叩きしたい昨今の有象無象のオピニオンリーダーとはケタも次元も異なるのが、小林秀雄
最高の知識人である小林氏は、さりげない口調で、しかし容赦なく決めつけた
「世間で成功するとは、世間で成功させて貰う事に他ならない」




小林氏の言葉って、「世間に、贋物と真物を区別する目が求められる」を示唆しているでしょ?
オピニオンリーダーについては
「声高に論争を挑んだ時、爽雑物の介入が免れないなど、下手を打てばその人の品性に疑義を抱かせる」
「真の知識人は、声高に叫ばず、黙して見つめるだけでいい」
そんな感じかしらね




…相変わらず、態度デカイ、文章も難解で意味不明とな?
身長は155cm切るんだから、態度くらいデカクさせろ
高校中退で、難しい事わかんな~いけど、思考回路と試行錯誤能力は持ってるぞ
敢えて怪しげな記述を書いたりミスったり、閲覧者の皆様の文章と行間の読解能力をコッソリ試す性悪のため
いつの間にやら、近藤紘一より4年も長生きしてるのが申し訳無い時もある
近藤氏が世に知れて活躍したのが、30代後半から亡くなる45歳までを、現代の同年代と比較してみましょ
日本人の移り変わりに隔世の感というか、人間とサルの差を感じる時も少なからずよ




何が言いたいかって?




『転校生がやってきた。 俺「そんな布取っちゃえよw」転「やめて!」 校長「俺君、ちょっと…」 俺「え?」
→ 夫「お前を国に連れて帰って裁くことにする」』
http://heartlife-matome.com/archives/44280517.html
「マジなら相手方の国に連れてかれれば良かったのに
クズが一人減るやん」
「ここまで頭悪い釣り師も珍しい」

「こんなすさまじい屑がいるんだ・・・・・」
「こんなバカがいるとか恥さらしだわ」

「知らなかった、悪気が無かったで許されるのはダメだと思う。
なにかしら裁かれて欲しいね。」
「フィクションでもバカ丸出し
ノンフィクションだったとしても、やっぱりバカ丸出し
何のつもりで書き込んだんだろう」

「事の大小はあれど、日本で大丈夫なことは海外でも大丈夫って思ってるヤツがリアルにいるもんね
旅行先での危機管理とか、ツイッタに上げられたイスラム国関連のコラとか」
「釣り決定だなぁ。事実なら間違いなくこいつ日本に居ないよ。今頃タヒんでる。」





最後から2番目のコメントが、「郷に入れば郷に従え。だわ」、これ興味深いのアタシだけ?
このスレが実話ならば、「16歳の人妻、報告者、どちらも互いの文化を尊重せよ」
フィクションならば、「屑なりに物書くのは許すから、必要不可欠な知識仕入れて纏め上げよ」
そう取れるのよね




何であれ、茶請け話にもならない悪質ネタである
ネラーは怒るが、アラーの神さんは自国の法律すら知らん屑なんぞ怒るのを忘れなそうなくらいだわ
でもこんなん書くのに限って、知能犯?
他では意外と冷静に、一見まともな論調を張る気もチラリする
日本の現在の人口知らんけど、一億総評論家時代って怖いよな
小学生がスマホから簡単にネット出来る時代が進歩してるとは思えん今日この頃である




なお、本日の記事題名、‘目撃者’に収められた、【言葉ありき】【発想の問題】がネタ元でやんす