mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

自分に何が似合うか見極めるのがオシャレで可愛い

感動のあまり、映画館で2回連続観た、日本公開当時の18歳
暑い暑いとウチワ仰ぐも足りないので、気分だけ水中にパッシャ~ン!飛び込んでみた




2001年、‘ビューティフル・マイン’ドでアカデミー賞監督賞を受賞した、ロン・ハワード
子役出身の、監督第三作目が、スプラッシュ。45歳以上よ、皆忘れてないかい
情けねー面構えながら、男が自分の世界捨てて女の世界へ飛び込む映画作るとは、米国映画まれに見る男前
変に大監督なる前が、好感持てる。スプラッシュの翌年撮った‘コクーン’、これも好きだ
テーマが、「老いと死」。不老不死を願い、ジジババどもが宇宙のユートピアへ向かう
「宇宙に姥捨て山お願いするとは、地球人無責任ね」、ラストが現実逃避的に映るものの
糟糠の妻を亡くすバーニー爺さんだけ、「人には寿命というものがある」、地球に残るおかげで救われる






概要

ビューティフル・マインド』でアカデミー監督賞を受賞したロン・ハワードが1986年に当時バブル期だった日本を取り上げ、文化・経済面での“日米摩擦”をテーマに製作した喜劇映画。当時、アメリカで公開された際にはヒットを記録し、その後テレビドラマ版も製作されたが、日本に対する見方や日本文化に対する誤解などが極端すぎたため日本ではビデオ発売のみとなっている。よくある日本の間違ったイメージを意図的に取り込んだ映画としての見方もあり、作品自体に賛否両論があるが、大筋は労働者と管理職、地元とよそ者の対立と和解という定番展開であり、喜劇映画定番のさわやかなエンディングで締めている。

Wikipediaガン・ホーより引用 )





mathichenさんはこの映画好きだけどぉ




アッサン自動車は漢字で「圧惨自動車」と表記する。いや実際、悲惨スタジアム級?圧惨な企業よ
アメリカのやり方と日本のやり方で大きな温度差が出始め、文化摩擦起きるは仕方ない
しかし日本人が郷に入れば郷に従えいうか、アメリカ人を気持ち良く働かせるのが賢明だ
南米に進出した日本企業の上司が、部下全員から総スカン食らったのも、地域感情を逆撫でしたせいという
現代ニッポン人よ、「自分の歩んで来た道を忘れ、あまり隣近所の悪口言えない歴史、わかっとるかえ」
日本の好景気築いたのは、朝鮮とベトナム、他国の不幸な戦争の上に立つも覚えとけ




最後の場面、日米揃って楽しくラジオ体操♪がイイ
何故か?:「Gung Hoが、アメリ海兵隊の団結行動を呼びかける掛け声で、『協力して励め』の意味」
ある程度の軍隊式統率はどんな経営にも必要
ただし、上官がシッカリとした方針を固めると同時に柔軟性を持つのが前提いうこっちゃ




ところで、ガン・ホーで工場長の高原を演じた、日系アメリカ人俳優ゲディ・ワタナベ
彼を初めて目にしたのは、‘すてきな片想い’(1984年)の中国人留学生役であった
Sixteen Candles Official Trailer #1 - Molly Ringwald Movie (1984) HD
この作品の監督は、脚本・プロデュースが主だったジョン・ヒューズ
『シカゴ三部作』第一弾で、次は、‘ブレックファスト・クラブ’(1985年)
最後が、監督はハワード・ドイッチに任せた、‘プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角’(1986年)








妻に逃げられ傷心の父親との二人暮らしで貧乏暇無し生活に追われる少女アンディ
大手電機メーカー御曹司ブレーンと両想いになるものの、周囲から身分違いを理由に反対される
Pretty in Pink -- The Steff Edit
ブレーンの友人ステッフの場合、実は彼もアンディを好き、ったく女々しい嫌がらせだね
ステッフにそそのかされたブレーンは、アンディに卒業ダンスパーティーには一緒に行けないと伝える
アンディは自作のピンク色ドレスを纏い、幼馴染ダッキーと一緒にパーティー参加すると
「おいアンディ。あいつ(ブレーン)、一人で来てるぞ。見直した。行け。でないと、もう遊んでやらないよ」
ダッキーに背中押され、会場外へ出て、駐車場でブレーンとメデタシメデタシを迎える




原作では、彼女と彼それぞれ別の相手と踊りながら、目線で和解果たし、180度異質な未来へ別れて行く
映画ではわかりやすいハッピーエンドが良いとの判断から、二人は結ばれましたメデタシメデタシに変えられた
進学や就職しちゃえば、環境違い過ぎるため自然消滅する。青春期の夢として楽しけりゃ良かろ




それにしても、映画で描かれる高校、シカゴのどんな地域に?




シカゴ出身のデーブ・スペクターが
ジョン・ヒューズ作品はほとんど、彼の生まれ育ったシカゴが舞台になってる
ヒューズが育ったのはSuburb(郊外)で、僕の育ったシカゴのど真ん中とは全く別世界なんだよ
郊外はニューヨークにも言えるけど、中産階級ばかりで豊かな生活を送り、我々とは接点無い
ダウンタウン行くのは野球観戦の時くらい
一方、僕は、同じ環境の子ばかりじゃ面白くない、で、私立学校行く話を蹴り、普通の公立へ行った
あらゆる人種がいて、文字通り十人十色、摩擦やトラブルもあったんだけど
スリリングだったし、いろんな人種や階層の人たちの中で揉まれて、とても貴重な人生経験出来た
どっちが良い悪いとは言えない
ヒューズは自分の青春を描いてるわけで、下手に無理してヘビーなものを作り失敗するよりいい」




‘プリティ・イン・ピンク’日本公開当時、「貧乏がどれだけ、若い女の子に苦痛与えるか」という批評見られた
日本にも貧乏な女の子は少なくないが、階級社会であるアメリカの女の子となると?
Pretty In Pink - Vollyball Scene
カネ持ち娘から意地悪され、カネ持ちの味方する嫌らしいBBA体育教師から不当な処分受けた貧乏友だち
アンディは校長に直談判、理不尽な扱いを説明し、友だちの処分を解いて貰うんだけど
校長は校長で、奨学金受けてこんな立派な学校通えるのに何が不満なのかてな感じのオッサンなのよね
貧乏でも誇り高い一方では、ブレーンとのデート後、彼が家まで送るを拒否した
「高架近くのボロ家を、裕福な彼に見られ、バカにされたら…」、女の子なら自然な感情である
アンディを演じたモリー・リングウォルドに言わせれば
「いろいろな階層が流動的になった現代ながら、相互理解の意識強めなければ、偏見と差別、対立は続く」




…門戸広げようと、支配階級価値観最優先であれば、偏見と差別、対立はむしろ酷くなるってか…




何年か前、都内私立小学校の調理実習で、朝食メニュー作る課題出したら
リーダーがデパ地下で1個100円卵買うのが常識だったので、一人1700円の朝飯食うグループ出たそうな
そうそう貧乏な子のいない学校とはいえ、皆が皆リーダーに合わせられる家庭環境じゃない
教師が材料費上限決めとけよと思わんかい?
現役女子大生が、バイト講師勤める塾で、私立女子中学生に殺意覚えたが
「公立なんて、人間の通う場所じゃないのよね~」…その子、前述の調理実習リーダーちゃうかい?
ま、カネ持ちはカネ持ちで、ヒエラルキー存在する
いずれ、本物の知性と教養備え、腰低いが常識である真の上流人種に凹まされると放置しときゃいいわ