mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

潔さが永遠に語り継がれる愛情物語を紡ぐ

1時51分予約投稿から続いた
今年3月19日アメブロ別荘記事どーぞ



天気は好い。機嫌はいくな~い。外出かけるのメンドクサイ。外出たら何かとカネ高い
眠いので自信ないけど、30年以上前の記憶を探偵物語してみました
例年、卒業シーズンのいま頃、妙に懐古趣味に浸りたくなるのですわ
墓場に近づいたアブナイとしごろ?春風のいたずらッ




上段は、昨年3月5日【惜春通りをしなやかに歌って】の使い回し
本文も一部引用すると




山口百恵。「絶体絶命」の歌詞

山口百恵の絶体絶命という曲で,
1番は「ふたりとも落ち着いてって言ったわ」という歌詞がありますよね。
その意味はわかるのですが,
2番の「ふたりとも 愛してるって言ったわ」は,歌詞に出てくる彼が,
女の人たちを「ふたりとも同じくらい愛してるんだ」というような意味ですか?
それとも彼と,泣いている女との2人の間での会話で「愛してるよ」と言い合っているのでしょうか?

質問日時:2009/9/7 21:10:00
解決日時:2009/9/7 21:52:00

ベストアンサーに選ばれた回答

>女の人たちを「ふたりとも同じくらい愛してるんだ」というような意味

私もそのように解釈してきました。
「3人模様の絶体絶命」という歌詞がありますので
男1女2の三角関係でしょう。男性が二人の女性を同じくらい
愛しているということだと思います。

回答日時:2009/9/7 21:19:19

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1030359760




♪絶対絶命、19歳のいまだ未成年にして、不倫三角関係を歌ってる~
「薬指には銀色に輝く 指輪が私を弾いてる」、これは『私』じゃなく、『その人』を指す
つまり、モモエちゃんの役回りは、人様の旦那をドロボー猫…
ま、最後に、「その人の涙の深さに負けたの」、やってられないわbyebye、潔いのは許す




と思っていたら、同年秋、♪スキャンダル(愛の日々)
TBSドラマ‘人はそれをスキャンダルという’主題歌ですけど
オープニング場面の西洋人形、忍び泣き?怖すぎる…じゃなくて
ドラマの内容を一行で書くと、「モモエちゃんが未婚の母になる」
テーマは、『自立していく女』
原作はフランスの作家、ロマン・ロランの‘魅せられたる魂’
世間知らずのお嬢様から、激しい恋、そして出産、未婚の母など
激しい人生の変転の中で少しずつ強くなる
…と言われても
現役アイドル、それも未成年が
いまでいうシングルマザー、それも×つけず戸籍汚さんタイプなんて
人はそれをスキャンダルという。少なくともmathichenさんはそういうッ




♪絶体絶命ではドロボー猫、‘人はそれをスキャンダルという’では未婚の母
モモエちゃん自身はどう捉えていたんでしょうね




『山口百恵さんは、三浦友和が浮気をしてしまうと、百恵さんは、どうするだろうか?』
ヤホーならぬアホー知恵袋より。回答をね、見て頂きたいのさ




モモエちゃん自身は

「父と母は、いわゆる法律的に認められた夫婦関係ではなかった。
父には、すでに家庭があり、子供もいた。
母を愛しはじめた時、父は母の父に『責任を持ってきちんとします』と言明したという。
だが、戸籍に書かれた娘たちの名前の上には『認知』という二文字が置かれている。
母はそんな経緯を娘たちにはことさら報せようとはしなかった。 

私がそのことを知ったのは、高校へ入学してすぐだった。
すでにその頃、芸能界で仕事をしていた私の、
ゴシップのひとつとして週刊誌が戸籍謄本を『出生の秘密』と題して掲載したのである」

(‘蒼い時’山口百恵集英社文庫 昭和56年 p.15~16より引用 )




本妻が、愛人の所に怒鳴り込んできた。愛人の子供は、『怖いおばさん』と思った
子供は何も知らされていない。怖がるのは当然の話
父は、異様なまでに可愛がってくれ、欲しい物を言えば買ってくれる
帰ってくるというか、やってくるのをどこかで心待ちにするほど、娘は父が好きだった
ところが、中学に入った頃から
「ボーイフレンドがもし出来て腕でも組んで歩いたらブッ殺す」
と激しい口調で迫る父の視線が不潔なものへ…




本には、あまり都合悪いことは書かれていないと思います
行間から、モモエちゃんの感情を読み解けばいいのです




愛人の子として生まれた約20年後、ドロボー猫を歌い、経緯は違えど私生児持つ女性を演じた
モモエちゃんはどう感じていたのやら…
それが気になる、引退当時のモモエちゃんより倍以上の年食った、人生約半世紀の現在です









mathichenさんを古い奴だとお思いでしょうが
ウチの元料理番ババァにとって、永遠のアイドルである鶴田浩二
おかげ様で、モモエちゃんが永遠の女神様の一人であるmathichenさんにも馴染み深い
さっき飯食ったは忘れたボケ老人が憶えている太古の諸々を知っているもんで
「ホントに、48歳か?」と自分で自分を疑うこともあるは置いといて




生い立ち
戸 籍上の出身地は、静岡県浜松市だが、実は兵庫県西宮市出身。父と母は結婚しておらず、鶴田の父である大鳥氏の家が鶴田の母との入籍を許可しなかったためで ある。鶴田の母は、鶴田を連れて静岡県へと移り住み、別の男性と籍を入れた。母は、水商売をして生計を立てていたため、幼かった鶴田は目の不自由な祖母と 狭い長屋で暮らしていた。祖母は、鶴田の母を産んだ際栄養失調によって失明。祖母との二人暮らしは極貧そのもので、洗面器で米を炊いていたという。

その後、祖母が逝去し、母会いたさに遊郭へ一人で向かったが、客商売の仕事中だった母は相手にしてくれなかった。その上、義父は博打好きであった。

このような経緯から、鶴田は嫌いなものに夕日を挙げている。また、鶴田の娘も父が語った自身の少年時代の思い出話について、友達と遊んだとかそういった仄々とした話題が全くなかったと供述している。

Wikipedia:『鶴田浩二』より引用 )





この人も、複雑な生い立ちを持つ
「好いた惚れたとけだものごっこがまかり通る世の中でございます。
好いた惚れたはもともと『心』が決めるもの。
……こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかね。」
……ところで、台詞の部分だけでも、権利関係引っかかる?と聞いといて
鶴田氏は、自身も婚外子を持っていたけど、弟と称してでも捨てはしなかった
成育環境は後々まで引きずるものなんですかね




何が言いたい記事か?




ドラマで実と義理関係なく父娘を演じた、宇津井健
モモエちゃんの結婚に当たっては、仲人を務めました
宇津井さんは信頼されていたんですね
宇津井さんにはモモエちゃんに関して、こんなエピソードあったと記憶しています…
「モモエちゃんが街のショーウィンドウの前に立ち、赤いバッグを見つめていた
赤は、モモエちゃんの好きな色。そのバッグが欲しくて、迷っていたのだと思う
宇津井さんは、目撃したその場では何も言わず動かず
3,4日後、モモエちゃんにバッグを贈った」
…ゴチャゴチャ書かんでも、これこそ、子を思う親心わかるでしょが
(飽食小皇帝一家嫌いの理由)




【惜春通りをしなやかに歌って】の締めくくり部分を




宇津井健さん 亡くなった当日に内縁の妻と入籍していた
NEWS ポストセブン 3月19日(水)5時6分配信

3月14日に亡くなった宇津井健さん(享年82)が、それまで内縁関係にあった妻と、亡くなった当日に入籍していたことがわかった。

JR名古屋駅から車で10分ほどの繁華街の中にある130年の歴史を持つ由緒ある大きな斎場で3月17日、宇津井さんの告別式がしめやかに営まれた。

宇津井さんは2006年4月に妻・友里恵さん(享年74)を亡くしていたため、喪主は長男(51才)が務めると思われていた。しかし、この日、親族の代表として喪主の挨拶をしたのは、加瀬文恵さん(80才)という女性だった。

加瀬さんは名古屋きっての高級クラブ『なつめ』のママ。同店には“ヒゲの殿下”の愛称で親しまれた故・三笠宮三笠宮寛仁さま(享年66)にはじまり、トヨ タ自動車の名誉会長から、元参議院議長の扇千景(80才)、松平健(60才)、中村玉緒(74才)、林真理子さん(59才)といった各界の重鎮たちが足を 運んでおり、その顔ぶれからも“日本一のクラブ”とも呼ばれている。そんな名門クラブでオーナーを務める彼女は、他にスポーツクラブなども経営しており、 名古屋の有力な実業家としても知られている。

「もともと宇津井さんと文恵ママが知り合ったのは40年ほど前のことです。宇津井さんのファ ンだったママが、お友達に頼んで一緒に写真を撮ったのが最初なんです。このときは“単なる一ファン”という感じだったみたいですけどね。それが9年前に、 ある食事会で再会して、宇津井さんはお客さんとしてママの店を訪れるようになったそうです」(文恵さんの友人)

そして、妻の死後、宇津井さんは“寂しさ”を紛らわすためか、東京から名古屋に通うようになっていく。

そして友里恵さんの死から1年ほどが経ったころ、宇津井さんは大きな決断を下す。“内縁の妻”として自分を支え続けてくれる文恵さんとハワイで結婚式を挙げたのだった。

「ハワイではパワースポットを回ったりしてハネムーンを楽しんだみたいですよ。文恵ママは相当嬉しかったんでしょうね。そのときの写真を仲の良い友人に“縁起の良い写真よ”と送ってましたから(笑い)」(前出・文恵さんの友人)

亡くなる2週間ほど前、宇津井さんは文恵さんにこんなことを語り始めたという。

「僕は君に喪主をやってほしい。名古屋で葬式をやりたい。だから正式に籍を入れてほしい。息子には僕から手紙を書くから。あなたは商売柄、僕と結婚すると迷惑になるかもしれないけど、僕は、ぜひ君と結婚したいんだ」

文恵さんにしてみれば、思いもかけないプロポーズだった。そして、宇津井さんが亡くなった3月14日、長男も納得のうえで、宇津井さんと文恵さんは正式に入籍した。亡くなる5時間ほど前、宇津井さんは、か細くなった弱々しい声でこう言ったという。

「籍も無事に入れて、よかった、よかった…」

この言葉を最後に、宇津井さんは眠るように安らかに、この世を去った。告別式では、泣き崩れる文恵さんを宇津井さんの長男がいたわるシーンも見かけられ、その姿は本物の母子のようだったという。

※女性セブン2014年4月3日号

( 出典先:Yahoo!ニュース )





上のニュース記事を読んで思い出したの




記事へのコメントを見ると
「入籍したのを確認して安堵して亡くなったとかホント?出来すぎのような気がする。
妻は半分相続権あるんだから、よく長男も許したね…」
「超セレブだから遺産目当てとかは的はずれでしょ。むしろ相手のほうが資産あるでしょ。
宇津井さんがかなり彼女に頼っていたっていうこと。
タカジンの嫁さんのほうがよっぽど胡散臭い。」
「泥沼じゃなくて良かった。
80歳で遺産もらってもね…結婚という形で最後の愛の形を示したんだね。
素敵じゃないですか。息子さんが納得する親子関係に相手の理解があったんでしょう。
ロマンチストで男らしい俳優さんですね。」




亡くなったタイミングはさておき
最初のコメント、現代ニッポン代表級カネ金かね命青二才かね
結婚したら給料好きなように使えなくなると、ナニかお試ししながら彼女の時間をドロボー猫
結婚するならするで、専業主婦は死んでも許さん、正社員就業のみ受け付け可
結婚したらしたで、妻の産休育休中でさえ生活費は別財布と、家事育児と合わせて知らん顔
妻が職場復帰すれば、働け稼げ!年収少ないな?離婚したい~
以上4行に当てはまるタイプのね
ま、女になまじっか経済力持たせると、甲斐性無し男が甘ったれ
女も女の領分をわきまえず、思い上がって生意気になり、腐れ男と同じ穴のムジナ
一日も早く親が倒れ、小娘青二才揃って、施設入所の厳しい現代介護地獄見ろは置き




宇津井さんって、長きに渡る芸能生活で、仕事に遅刻したことや休んだことは一度もなく
看病していた前の奥さんが亡くなった当日も、普段通りの様子で仕事をこなし
渡る世間は鬼ばかり’の石井ふく子プロデューサーによれば
「奥さんの死を口止めされていた
セリフもつかえることなく、変わらず仕事をする宇津井さんには
本当にプロフェッショナルを感じた。頭が下がる思い」
モモエちゃんにバッグ買ってあげた話とすり合わせてみましょ
石頭ではないが、曲がったことが嫌い。物事の基本と筋は通す
「僕は君に喪主をやってほしい。名古屋で葬式をやりたい。
だから正式に籍を入れてほしい。息子には僕から手紙を書くから。
あなたは商売柄、僕と結婚すると迷惑になるかもしれないけど、
僕は、ぜひ君と結婚したいんだ」
『内縁の妻』という立場、女性がカネ持ちでも、受け入れるのには勇気要る
宇津井さんは男として当然の責任感を知る真の男前、その証明だろ




対照的なのが、女性側視点からになるけど
『自分で選んだ恋だけど』BIGLOBEなんでも相談室)
今年の年末で13年続いた不倫に終止符を打つ
単身赴任で来ていた彼と知り合い、半同棲になるのに時間はかからなかった
年末に妻の住む家に帰って行き、質問者と続けるのは物理的に難しいという
「彼を困らす程私も子供ではないので、執拗に言えず辛いです 辛すぎます」




質問の締めくくりがね、何を寝言と笑えるわ
「同じような体験をされた方いらっしゃいますか?
この気持ちどうやって紛らわせたらいいですか?
悪いことしてるのは十分わかった上で質問してます。
体験者のみ答えお願いします。」




あのさ、体験者でも、同情してくれると限らないよ
修羅場を経験したからこそ、回心的改心を果たし、敢えて厳しい意見述べるとかね
ところで、質問者と彼の関係、単身赴任先でのもの、つまり、彼の家族は知らない?
だとすれば、男女お互い経歴に傷がつかず、オサラバ果たせるわけだ
従って、質問者は、何を甘ったれた、悲劇のヒロイン気取りだいと思わんかい
回答陣も大半、甘い。質問者も彼も年齢はともかくガキがわからんのか
体験者のみ答えお願いしますという時点で、批判を恐れる逃げ腰じゃん
一般常識に反論出来るだけの自信持っていない、薄っぺらい関係を薄々自覚しているわけ
「壊したくない家庭があってよそで女とヤリまくれる。
そんな男にだけ都合のいい関係は絶対イヤですね。
私なら愛人として金しこたまもらいます。
終わらせてよかったですよ。時間の無駄。」 
不倫なんて、男は十中八九、帰れる場所持つからの甘さが見られる
13年も独身女性を拘束するというのは、男はズル賢く、女は隷属状態
年末までに彼の家族に知られ、離婚と高額慰謝料の請求されるとか地獄味わえばいい
二人だけの時には王子様やお姫様に見えた相手の本性が手に取るように知れるかも




BIGLOBE質問者には、「自分だけは、不倫じゃない」の意識が見て取れる
婚外恋愛と綺麗に換言するタイプということ
なるほど世の中には、法的婚姻は叶わないものの黙認出来る関係はある
正式離婚出来ない事情持つとか、互いにフリーとなったが諸事情から入籍無理とか




家族・恋愛関係
父は弁護士で、2歳年上の兄に映画監督の横田豊秋(のちの映画俳優の宇留木浩)がいる。横田とはP.C.L.の映画で木村荘十二監督の『三色旗ビルディング』(1935年)などで兄妹共演している。

新 劇俳優になる前に結婚しており、一人の娘をもうけていたが、1926年の舞台『ホーゼ』で丸山定夫と共演したことがきっかけで、翌年夫と離婚し、丸山と恋 愛関係にあった。1932年、細川は結核で倒れたため、丸山は結核の治療費の捻出のため福田良介の名前で榎本健一の一座に出演したという。しかし、二人は その後に別れている。

また、実業家・政治家の藤山愛一郎の「第二夫人」となり、2人の子をもうけている。のちにこのことを公にしている。ちなみに細川の葬儀は藤山本人と遺児2人が取り仕切り、遺骨は藤山家の墓へと収められている。

Wikipedia:『細川ちか子』より引用 )





作曲家の孫である演出家ヴィーラント・ワーグナーの愛人であった歌姫アニヤ・シリヤが
1967年来日当時、前年亡くなっていたヴィーラントについて質問された際
臆することなく「Mein Mann (私の夫)」と言い切ったと同じように
細川さんが亡くなった時には、新劇界、映画界の人たちからも、ねんごろに葬られた背景に
正妻もそうだけど、女性が自信持たなければ、一流男性とは添い遂げられないものである
『第二夫人』であろうが、夫人は夫人、引け目感じず堂々とした姿が見られたからでしょ




自分で選んだ恋と胸を張るならば
別れる場合には、相手家族への贖罪など代償払う覚悟を決めて臨め
別れない場合には、周囲から黙認してもらえるだけの成熟した大人の関係になれ
という意味ですな




当記事題名は、昨年1月22日FC別館記事【永遠に語り継がれる夫婦愛物語】をいじった
本文の抜粋を、注釈つきで




「俺らの親世代のトシヨリは大体において
子供に勉強させるためとはいえ
『大学行ったら遊べる』、よく聞かされた
もお本当、お母ちゃんに見事ダマされたわ
真剣に大学卒業したかったら、遊んでられるか
大学ってな、試験のための勉強も大事ながら
どの教授に師事し、何を学んだかが重要なんよ
ま~一般のトシヨリには大学いうのは
大学は中流以上の特権階級と、別世界の話でな
大学の実態知らんからではあるが
『遊べる』の元凶は絶対、あの映画じゃッ」




昔々、1954年生まれのオッサンが語りました
あの映画とは、‘若大将シリーズ’を指します




東宝映画=中流以上の価値観、そう思いませんか?
日活映画の泥臭さが感じられる映画、作りました?
社員は皆、慶應義塾大学出身相当に見える所あるぞ
以上は言い過ぎだとは思いますけど
主演の加山雄三だってねぇ、お坊っちゃまじゃん
お父さんの上原謙、豪族禰寝(根占)=小松氏の一庶流
お母さんの小桜葉子、曽祖父が明治の元勲・岩倉具視
何かもお、庶民と浮世離れしている印象拭えない~
別世界の価値観を常識と信じる、太古の庶民PTAって…




それにしても、映画界における最高学歴人、誰?




大正、昭和とメッチャ太古の存在になりますが
映画プロデューサー、元松竹社長の城戸四朗
映画監督の牛原虚彦
この二人が、 東京帝国大学、現在の東京大学卒業
城戸が法学部英法科、牛原が文学部英文学科
対する活動写真の世界は、叩き上げが多かった
大映社長の永田雅一に至っては…
あ、松竹も、林長二郎長谷川一夫)の美顔を…
帝大卒は相当浮いていたんじゃないでしょうか
城戸は実際、最初埃っぽい現場に戸惑った模様です




牛原監督に関する麗しいお話を




牛原夫人は、女優の三村千代子
まだ18歳くらいの少女の時
牛原作品‘山へ帰る’‘狂へる剣技’に出演し
監督の望む以上に好演を見せるうち
監督がすっかり惚れちゃいました
‘毀れた巣’ロケ中に監督が急病で失神した際には
一晩寝ずに看病してくれた彼女に、彼は感謝感激の涙
とうとう嫁にしちゃいました
3人の子を失ったものの、2人の子を大成させた後
妻は夫を残して他界しましたが
夫婦生活は半世紀近くと、平和な後半生を送りました




すぐ別居だ離婚だ再婚だの芸能人に聞かせたいわ
それ以前に、牛原夫妻の何が麗しいかもだ




小学校しか出ていない、本郷生まれの名もなき小娘に
カツドウ屋としては前代未聞のエリートが惚れちゃった
のみならず、学士監督が愛妻物語を全うしたことですわ
千代子との結婚は正直、「釣り合わない」
親族から反対出たと思います
五月蠅い親戚とか、外野がやいのやいのみたいなね
一族全員院卒を盾に、短大卒嫁を認めない似非エリート
個人の自由だ何だの現代ですら、厳然と存在する
戦前の学士監督が小卒少女を守ると決めるには
彼女にそれだけの人間的魅力も然ることながら
彼もまた人間的魅力に富んだものを感じ取れますよね




本来なら接点持たない階級同士が知り合って
共同作業し、親交を深め、場合によっては連れ添い
銀幕によって後世へと語り継がれる
それも、映画の魅力の一つでしょう




牛原監督は現代でいえば、そうね…
東大生が気分転換に通う居酒屋で馴染みのギャル
家の事情から中卒後上京して就職の身ながら、いつも元気にニコニコ愛想良く働き者
彼が東大生だからと、化け猫して色目使ったり、逆に自分を卑下したりが見られない
ある夜、仕事が終わったのに、一緒に上京したお姉ちゃんの待つアパートに帰らず
ついつい泥酔して寝込んだ彼を、店の片隅で朝まで介抱の結果
勉強出来てキャリア志向だが、すぐ彼の部屋に泊まりたがる彼女未満の同級生
or今夜用事よとメール来たが、本当は色男と…の、趣味で知り合った玉の輿狙い
邪心満々が如何に空虚かを、彼が知り、大人の男として成長する
…てな感じかしらん




そんだけの男前ならさ、例え『第二夫人』にしかなれなくたって、女は幸福だよね
無論、「Meine Frau (私の妻」と言い切ってもらえる上玉が必須条件お忘れなくメモメモ



mathichenさんの1954年生まれワーグナー師匠格によれば
「Mein Mann (私の夫)」「Meine Frau (私の妻」というドイツ語表現は
正式な婚姻関係より内縁関係がよく使うといいます
何故かは聞き忘れた。教会や役所が認めなくたって自身持てる信頼関係なんでしょとしとこ




ドイツの指揮者でNHK交響楽団と馴染み深かったホルスト・シュタイン
爺さんもう昇天したし、時効だろと書くと、日本人ソプラノ・河原洋子がお妾さんだったのよね
ヴォルフガング・ワーグナー演出のバイロイト音楽祭ニーベルングの指環最終年である1975年
彼女がラインの乙女、森の小鳥を歌い、爺さんが指揮した放送録音CD持ってるわ
シュタインいうたら、30年後のウェイン・ルーニー風貌。彼女は…書くの遠慮しとく
カップルの顔はともかく、これもワーグナー師匠格によれば、「彼女は、歌手としては優秀だった」
「1960年代と古くからハンブルク国立歌劇場他に出演していただけあって
正月のNHKオペラコンサートに登場したりすると、国内組歌手が比べ物にならないのがようわかったわ」




シュタイン爺さんは1990年代の‘レコード芸術’インタヴューに、何の話の流れか忘れたが
ドイツでは、若い世代に、正式な結婚は一度きりでいいと、まず事実婚が普及しつつあると述べていた
思うに
子供持つか否かで変わるが結婚適齢期など有って無きにしも非ず、時期も限定されていない
離婚に厳しいカトリック国である隣フランスほど面倒じゃないものの、キリスト教圏はやっぱ条件厳しい
慌てて役所へ駆け込んだ結果、別れるのに裁判所へ駆け込むのが厄介になる
結婚や離婚が面倒な分、婚外子の権利はむしろ、母子手当や生活保護狙いシンママ甘やかす日本より手厚い
そういう背景じゃないですかね
何にせよ、出来ちゃったんで結婚するもサッサと離婚し、次行こう次繰り返す国がお子様であり
紙切れに保証されなくたって何十年添い遂げる国が大人という意味でしょうよ
教会や役所が認めようが、一族の黙認のみだろうが、最低限度の筋道通すのが絶対条件ですけどね