mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

夢の故郷と人生の夢が一致すれば、幸福な原風景

同時刻投稿の前記事から続いた




一応は都会ながら世界一デカイ墓場都市の地縛霊であるmathichenさん




2011年晩秋、≪マルガリータ堺東店≫でウダウダ過ごしていたら
アタクシの後から来て、右側によっこらしょと腰を下ろした、似た年恰好のOLおねえさん
通っていた小学校ドコよ?により、彼女が「mathichenさんでしょ~。アタシ、マユミ~」
何とま~、アッと驚く為五郎(古の流行語だ。各自で検索せよ)小学1年同級生と判明したの




マユミ~さんは1年生のうちか2年生になってそう経たない頃、市内で引っ越し転校した
約40年ぶりの邂逅。市内に留まっている
一つ気になった。お独り様か?
お姉ちゃんが嫁に行き、70代半ばジジババとの実家暮らし




花のお江戸に進学や就職するしか浮かばれないド田舎者には想像つかんでしょが
東京や大阪のような大都市とその近郊に生まれ育つと、地元周辺に学校や仕事があり
遠距離相手と結婚して移住でもしないと、なかなか脱出難しい
マユミ~さんは安定収入と海外旅行を楽しむ余裕持っているけど、いつまで続けられるかいな
せめて、人間と話せる居酒屋などの確保はしといてね
一度社会との接点が途切れると、アラフィフ以上のお独り様なんて誰にも相手にされないから




マルガリータ堺東店≫といえば




「九州では福岡が一番の大都会、ただ近過ぎるのが魅力薄なんです
地元離れるならほとんどが遠方へ、東京か大阪に行きますね
東京にはそりゃ行ってみたかった
でも特に必要感じなかったし、九州からそう遠くない大阪にしました
ボクの友だちは、東京に行き、いまは地元に帰ってます
期間を決めての勉強であり、東京に居続ける理由なかったからですよ」




進学のため上京上阪した連中は、卒業後どれだけの数、地元に帰るのか
アタクシには未知の話とあって、洗礼名ヨゼフに聞いてみたへの返事
いつだったか、彼と同級だか同郷だかのおねえさんが来店して
細っこい腕と体型見たら、「栄養取れ~」と田舎の母ちゃん風気分に陥った




以前、寺田町店に、隣の奈良県とはいえ山奥から上阪した20歳ギャルがバイトしていた
彼女は高卒後、バイトしながらお菓子の専門学校に通い、現在は無事就職中
早いうちから人生目標を持ち、せっせと頑張っているのを見ると
「いまどき大学出ていないなんて、勉強嫌いか家が貧乏なんですよね~」
親がいなけりゃ出産も育児も出来ないくせにカネ稼ぎ熱中症小娘主婦が、発言小町で一丁前の顔していたが
お受験勉強は優秀だが、4年間シッカリ遊んで世間見る目が養われていないタイプ、情けねえ~




ヨゼフが完全帰郷する気は持っていない理由として
「高卒後上阪し、10年経って、大阪の水に染まりました
たまに帰郷した時、友だちと話したりしているとね、彼らとはもう別世界になっちゃってると実感するんですよ
親にすれば、結婚して大阪に住んでいる姉はともかく、ボクには帰ってくれ~みたいですけど
ボクの地元じゃ、家の畑仕事しかないくらい、仕事見つからないからなぁ…」
過疎地だから若い子は都会へ出て行くのか、若い子が地元を離れるから過疎化するのか
ニワトリと卵の関係ではないのか?とのアタクシの疑問には同意した




ヨゼフは、長子と末っ子が親子の年齢差に近い兄姉弟妹の一人
だから三十路過ぎて悠長に子供作るのは、数多ければ多いほど、後々苦しくなるのよは置き
下の連中は、兄姉と同じ道を狙う気満々の様子
アラ還両親が先を見据え、年長の子供たちに帰って貰いたい気持ちはわかる




大阪の兄、ケッタイな格好でお仕事する事あっても、根は真面目
「本当、実家のことは、上のきょうだい同士で考えとくべきですよね」
もしも末っ子が家にいる段階で、両親バタリしてごらんなさい
末っ子は否応無く実家に縛られたまま将来を潰された挙げ句
最後には、汚宅と化した実家に独り、インスタントラーメン食べた後寝たまま…かもしれない
年功序列の結果による貧乏クジ引きは可哀想なのはわかってる
親子揃って東京人ぶって地方を見下している、実は故郷に寄り付かない辺境ルーツや
外でフルタイム働いているを盾に、ジジババ擦り合いやってる、所詮は無責任な小娘主婦や青二才亭主って
誰のおかげ様で、都会へ進学就職出来て、独立した生活送れるのさなのに
ホント、都会で高学歴高収入得ようがクソガキ、人間の中身どおよ?と比較すれば、何億光年もの差があるわ




ま、少子高齢化の時代、あふれんばかりのジジババに施設や病院は対応出来なくなる一途
ジジババが倒れた結果、いままで浮かれていた連中は全員、恵まれた人生くれた恩返ししましょね
すっかり東京暮らしに取り憑かれた嫁と子供を置いて単身帰郷の兄
見かねた弟、「ボクが面倒見るよ」、自分の演劇志願を捨て帰郷しようとしたら
「お前だけでも、自分の夢を叶え、人生を楽しんでくれ。オレの救いになる」
のような展開の場合、お兄ちゃんが気の毒過ぎる、何としてでも避けて下され
介護離婚なんて、親と子供どっちが先長いを思えば理不尽そのものでしょ
親が子供に頭を下げ、故郷を離れるのが、本来の筋道だ




ジジババの健康に関係なく、結婚した子供夫婦と同居する場合にも適用される
「家族の主導権は、子供夫婦が掌握し、親は子供の決めたルールに従わせる」
老いては子に従え。「気に食わんなら、父ちゃん母ちゃんが出て行け」
夫婦どちらの親にせよ、同居が円滑に進むのは難しいものの、モメゴト少なくする一つの方法
息子夫婦と同居の場合、一つ屋根の下に主婦二人は不要を、ババァに徹底させる必要大きい
孫は子供夫婦の子供だから、養育権持つ子供夫婦が頼まない限り、余計な手出しは一切させるべからずもな
とにかく、ジジババには(場合によって、同居小姑どもにも)、誰が主人か思い知らせるのさ
じゃないと、ただでさえ安易なバツ持ち増えて鬱陶しい現代、より空気が悪くなるわ




老若男女問わず、都会と田舎どちらで暮らすが良いか、親きょうだいと同居か別居か
親子は別人格、結婚したら別家庭の他人、いつまでもナレ合いすんなよが原則である
ケースバイケースであり、一概に決められんが
田舎に仕事見つかるならば、不便な土地でも無理利く若い衆に田舎暮らしさせるのが良い
アチコチ傷んで経年劣化したトシヨリこそ、いざという時に便利な都会に住むのが安心なのよ




トシヨリが新しい環境に馴染むのは難しい?確かに。それでもね…
婆さんの亡き後、東京で一人暮らし続けていた爺さん
70歳を超え、通院が日常になり、短期入院が見られるに及んで
旦那さんの地元に暮らす娘が、家族の同意を得て、自分たちとの同居を親父に勧めた
爺さんは躊躇したが、やっぱ不安だったんでしょな、病身を娘の家に置かせて貰った結果
受けられる限りの公的介護サーヴィスと、東京とは比較にならない安い入院費で済む病院に恵まれ
爺さんは最晩年を安心して過ごせ、自分の選択は正しかったと喜びながら昇天した
…そういうケースあるから、親が子供の生活に合わせるを度外視するのは許しま宣言




2011年夏、夜中少しブログ巡りしていたら、帰省しているか?記事を見た
「自身の実家、亭主か嫁の実家で過ごす、居心地の良し悪し、いろいろあれど
故郷があるというのはいいもんだ
生まれてから地元で暮らしている人、尊敬する
若い時分には葛藤もあったと思うけど、いろんなものを背負ってそこで生きていく
自分が出来ない事をやり遂げられているという想いがある」




田舎に老親残しているという負い目などを感じている。ハッキリ言って、劣等感の塊にして、傲慢だ
人生の選択肢に恵まれていて行使したなら、訳知り顔で生意気言うんじゃないよ
東京でなければ成立しない就職なんて、そうそう多くない、アンタが東京に居続ける絶対的理由、どおよ?
そんなに地元愛を抱いているのであれば
卒業後すぐでなくても、ヨゼフの友だちのように、東京にいる期間を決め、やがて帰郷する
就職、子供人口増などで地元活性化に貢献する
可能だったんじゃないのかい?
東北出身の舅の訛りに馴染んだ子供が、標準語おかしいとバカにされる
ホント困ってますよ(怒)の、オマエも実は田舎出身だろの嫁を、2011年夏当時に見たが
地方出身やルーツ持つを恥じて、東京を右へ倣えのカオナシ村に貶める
地方を見下さない真の東京人から見たら胸クソ悪かろうな根無し草
そんなんと同類だろ?




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太田裕美の名曲♪木綿のハンカチーフ




就職のため、花のお江戸行き列車に乗った辺境青年
故郷に残して寂しい思いをさせている彼女を想い、都会からの贈り物を考える純朴さ
一方では、確固たる人生目標持たぬまま、親から稼いで仕送りして来い命令の集団就職だった?
職場とフリーな時間関係なく刺激的で愉快な毎日を送るうち
田吾作から都会のイケメンへと都会の絵の具に染められ
自分を見失うまでに魔の都に取り憑かれ、もう二度と大地に足つけた明るい農漁村青年に戻れない




この歌を聴いて「…か、彼女がカワイソ~」と号泣したおっさんでさえ
別のおっさんいうより爺さん同様、『真理』は心得ていた
「東へと向かう列車に乗ったのが、オトコ。これが、名曲成立の絶対条件やな」
東へと向かう列車に乗ったのが、オンナだったら
半年後、音信不通を心配したオトコが自分も東へと向かう列車に乗り、大都会を行方探しの日々
ようやく見つけた時には、ネズミ~ランドやお台場大好き標準語OLに化けている
標準語イケメン(実は、埼玉や茨城辺りのプチ田吾作隠す系偽装東京オトコの可能性大)のみ受け付け
元カレが声かけても、「アナタなんて知らないわよ。失礼ねッ」とキタナイ物見る目を向ける
足がスタスタ向かう先は、特定いる場合は小洒落た料理店へ、フリーの場合は餌食求めて合コンへ




「先代や先々代から昔の東京の様子が語り継がれ
原っぱや広場で、昔ながらの凧上げ、虫捕り、メンコ遊びなどに駆け回った者にすれば
東京そのものが、かけがえのない故郷である
都民といっても、セレブなんてほんの一握りであって、江戸の昔からほとんどが一般的な庶民
庶民の生活を守る考えの人に、都知事を任せたい」




代々東京生まれの東京育ちが、都知事選直前、mathichenさんに語った言葉




辺境出身似非東京人ども肝に銘じとけ
スカイツリーも東京の一つではあるが、遊興施設が東京を代表する基準じゃないんだよ
大都会にあっても地に足着けた日常生活が重要なんだよ
自分の原風景、何だっけ?憶えちゃいるが、もう田んぼに囲まれた生活無理~なほど
都心基準に右へ倣えしたチャラチャラ族にゃ、永遠に帰れない世界にしたってな
っつうか、いくら都会人ぶったって、盆暮れGWに『帰省する』、田舎者の証明だってのぉ
そんな根無し草どもが、一地方であり首都でもある東京の命運決めるなんざ
片腹痛い一方で怖気ふるうわ~




人間は良くも悪くも、三つ子の魂百までというか、原風景に左右される
立身出世しようとも、遠い日の肩車の記憶を買う夢は叶わない
シングルマザーなどと気取った言い方する、そこの小娘ども、耳掃除して聞いとけ
一人親家庭の正当な理由や情状酌量の余地見られない限り、アタシゃ心底軽蔑してるからね
幼児期に、両親揃った家庭に育つ大原則、家庭の原風景を教える義務忘れるんじゃねえよ
あ、結婚してようが離婚してようが実家依存症ガキの超低空飛行知的水準じゃ、理解は無理な相談?…
家庭の事情により、独立や別居は無論、旅行とも無縁
仕事の都合から近隣の県で短期間アパート暮らし以外、貧乏な実家暮らし
弟妹が結婚して実家を離れ、独身の兄姉が父ちゃん母ちゃんと暮らしている
何十年地元に縛り付けられ、ようやく自由にと思ったら、ジジババ地獄が現れた
高齢独身者は一族の邪魔者扱い、面倒を押し付けて働くだけ働かせ、終わればポイ捨ての恐怖と一緒にな
…こういう、別にやりたくてやってるわけでないご奉公を知らんくせに
皆が皆、地元に愛着持ってるわけではないんだぞ
似非都会人の感傷的な言葉は、甘ったれた飽食育ちのガキと変わらんっての
そもそも上京して進学する必要、皆が国を代表する天才じゃあるまい、誰にも当てはまるとは思えんけどね
視野を広げる遊学程度はアリでも、賞味期限が来たらとっとと田舎に帰れ




都会に暮らし続けるなら続けるで、故郷への配慮しやがれ
帰省の時期が帰って来られる側にとって、どれだけの地獄か?
お客様気分で何一つ動かさずゴロゴロ、勝手に冷蔵庫を開けられ飲み食い放題やられる、たまりませんがな
実家の嫁は完全アウェーの立場、アホな義兄弟姉妹とその豚児ども相手に文句言えないだけに
帰る側が「たまには、皆で集まって、ワイワイガヤガヤ過ごすのもいいよね~」?
だったら、大量の調理と後片付けをワイワイガヤガヤ手伝うのも悪くなかろ
帰省した時くらい家事なんてイヤの一方では、仕事増える嫁いるのが見えんのか
嫁は無報酬の職業、同業者として少しは労をねぎらえ
亭主は酒飲んでグ~タラの暇あるなら、嫁躾けるすべく、一家の主とは何ぞやを修めよ




都会に暮らし続ける日常に於いては
ヤホー知恵袋より
『「東京の人は冷たい」よく聞く言葉ですが、本当にそう思いますか?』
『よく、都会(東京)の人は冷たい とか言いますが、実際地方のほうが冷たく感じるのは気のせいですか?』




「冷たいのは東京人面してる地方出身者とそいつらに育てられた子に多い。
代々東京に住んでる人達は温かい人が多い。」
決め打ちはカワイソでしょと思う一方、当たってる面ある…
東北出身の舅の訛りに馴染んだ子供が、標準語おかしいとバカにされる云々嫁の他に
・都心のラーメン屋で関西弁カップルを見て、「カントリーおっさんとオバハンだよねぇ」のAhoo!ブロガー
・大震災時、大阪人への悪意持つニコ動を鵜呑みにして憤慨した、ネット閲覧より先に家事しろの因業尻軽主婦
なんかに代表される、東京周辺基準のTV番組製作が異常でなく当たり前と育った連中
…てな感じの連中を見ると、前記事のYahoo!ニュース冒頭にある
「東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)で生まれ育ったり、生活をしていたりすると
なかなか地方の実情について知ることは少ない。」
都会生まれ育ちの方が、地球の中心と勘違いしている精神的にド田舎者である多いと同時に
その手に右へ倣えしている都内基準脳の地方出身者いるを思えば
江戸、明治、大正の頃まで遡れる東京人家庭はさぞかし悔しかろ




‘透明ドリちゃん’(Wikipedia
1978年1月7日-7月1日、テレビ朝日の土曜日19:30-20:00枠で放送された、東映製作の特撮ファンタジー番組
全25話観てないけど、確かこんな冒頭場面のエピソードあった
「春休み明けだか連休明けだかの、小学校校庭の木陰に、友だちの輪から外れたドリちゃんの姿
友だちは皆、休暇を過ごした田舎の土産話に盛り上がって楽しそう
だが、両親とも帰省する故郷持たない東京っ子家庭のドリちゃんは加われない」




上段の光景って、二つ目の知恵袋ベストアンサー最後部分
「相手の価値観や文化を認め、かつ自分の故郷の文化を誇りに思う人達もいます。
そういう人達とのコミュニケーションは本当に楽しいですよ。」
東京にも当てはまるよね
首都ながら、あくまで世界の一地方である日本の一地方でしかないを知り
井の中の蛙的都会人基準でなく、多種多様な文化が堂々と交流し
欠点は見られる、しかし「人と人の間に生きるから、人間だ」が生きていた
東京も冷たいばっかりじゃない、本当の意味での懐深さを持つ街だった時代の証明と思いませんかね




さっき、『集団就職』と書いたけど
10数年前の3年B組金八先生シリーズのあるエピソードに
3BのBはバカのB生徒のスッタモンダ収拾か、その生徒の家を訪ねた金八に対して
集団就職して、いまはラーメン屋?経営する父親が、「我々が、何か間違ったんですかねぇ」





工藤夕貴ちゃんのお父さんね
盆や年末の懐メロ番組でよく聴いたわ~の1966年丙午生まれざます(高度成長期の実感持たないの意味)




中学・高校卒業後に、集団就職した10代少年少女たち
故郷の幼い弟妹や年老いた両親にいい生活させてやろうと、安い給料の中から仕送りまでしていた
そんな彼らの努力の上に、高度成長は築かれ、不況ではあるが世界的にはまだ裕福な現代日本が存在する
高度成長期の産物には物言いが少なからずながらも、肯定的な要素も無論多くある
美輪明宏の名曲♪ヨイトマケの唄が差別云々と、NHK以外放送禁止する方が傲慢で差別的なんだよ




うどんは庶民の美食なのに、ザギンの高いショバ代込みの割烹気取りを安く感じる
例えば、TVはUHF局主体の辺境出身同士が東京でデキ婚しながら離婚して合コンで再婚活する
似た感じの連中と合わせ、端から都会人ヅラ下げる資格持たないカントリー小娘青二才だ
学習能力持たないとまた同じ失敗するから、アタシの言葉をよーく覚えとけってのぉ
アタシの憧れる夢の故郷を卑しめる奴は誰であろうとも許さんからなッ
…と、「東京応援ですか?嬉しいです♪」と謙虚な青赤タヌキ応援団と話すたび、その感想だ