mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

男の進む道に待つ迷いと覚醒の音楽

昼下がり、YouTube散策したら、珈琲も飲んでないのに目が覚め、記憶の扉が開いた
思い出してるうちに備忘録しておこうっと
 
 
 
 
 
Richard Wagner (1813-1883)
DIE MEISTERSINGER VON NÜRNBERG
Finale (Verachtet mir die Meister nicht)
 
Hans Sachs: Leif Roar
Veit Pogner: Arne Tyren
Sixtus Beckmesser: Eric Saeden
Fritz Kothner: Björn Asker
Kunz Vogelgesang: John-Erik Jacobsson
Konrad Nachtigall: Carl-Johann Falkmann
Ulrich Eißlinger: Lars Kullenbo
Balthasar Zorn: Hans Johansson
Augstin Moser: Kolbjörn Höiseth
Hermann Ortel: Paul Höglund
Hans Schwarz: Sten Wahlund
Hans Foltz: Rolf Cederlöf
Walther von Stolzing: Sven-Olof Eliasson
Eva: Helena Doese
Magdalene: Edith Thallaug
David: Gösta Winbergh
Ein Nachtwächter: Bo Lundborg

Chor und Orchester der Königlichen Oper Stockholm
Berislav Klobučar

Bühnenbild: Günther Schneider-Siemssen
Inszenierung: Götz Friedrich

1. Oktober 1977, Stockholm, Königliche Oper
 
 
 
 
1977年10月1日、mathichenさんが11歳8ヶ月の日
ゲッツ・フリードリヒ演出、ベリスラフ・クロブチャール指揮、ストックホルム王立歌劇場公演
ニュルンベルクのマイシタージンガー終幕より、靴屋ハンス・ザックスの♪親方たちを軽蔑しないで下さい
長谷部誠清武弘嗣が所属する1.FCニュルンベルクブンデス2部降格でしょと嘲笑されるは置いといて
「ヴァルターの成長の証として、優勝後に親方の称号を拒否、『ささやかな市民として生きたい』
残念ながら、靴屋に大説教されちまい、親方の称号を受け入れるがよ
一瞬だが、思い上がった貧乏人どもを、称号の虚しさを知る没落貴族が凌駕するのは楽しい~
思い上がった貧乏人ども、言い過ぎ?そーかしら?
ポーグナーは、ニュルンベルクの親方たちが唯一無二、ドイツの伝統を守り続けていると自慢する
16世紀当時のドイツ芸術を見渡せば、ヒビの入った骨董品を後生大事に抱えているだけの話
ま~それを少しは自覚しているザックスが、騎士上がりという新しい血を流入させ、活性化を目論むんだけどさ」
この場面ね
 
 
 
 
靴屋を歌うレイフ・ロアーLeif Roar (1937-2003)
この人は、1974年のバイエルン国立歌劇場初来日公演で、♪ワルキューレのヴォータンを歌ったんじゃ?
mathichenさんには神さんよか、魔法使いや、魔法使える嫁に見事騙される宿六の印象が強い
♪パルシファルのクリングゾール、♪ローエングリンのテルラムント伯爵ね
1980年2月1日、mathichenさん14歳の誕生日、スイス・ジュネーヴ大劇場での♪さまよえるオランダ人なんて
いまは亡き≪ワルツ堂 堂島店≫の映像担当と、「バビル2世の黄泉に似とるな~」
オランダ人の映像見つからないため、アニメのYouTubeペタリからご想像を
靴屋の映像で改めて顔見ると、前々から思ってた通り、男前ですな
 
 
 
 
"Verachtet mir die Meister nicht"
Hans Sachs: Sir Donald McIntyre
Australian Opera Chorus
The Elizabethan Philharmonic Orchestra
Musikalische Leitung: Sir Charles Mackerras
1988
ちょっと誰か、シドニー・オペラハウス公演全曲映像あるんだから、YouTubeアップロードしてよ
三井系ANFコーポレーションからレーザーディスク発売された、知らんの?
どなたか、そこのアナタか、mathichenさんにアップロード方法教えてくれたら、自分でやるわ
PCや携帯には弱いが、オーディオや映像関係には案外その辺の腐草食系男子と違って強いも~ん
 
 
 
 
上段はその上段から脱線したように見えて、実は全く無関係ではない
ドナルド・マッキンタイア(1934-健在)、守備範囲がロアーと被るのよね
両者ともズド~ンと偉大な声じゃないものの、男臭い声で好きざます
マッキンタイアはお目々が可愛いし、気の毒なので書かないが笑い話あるし~
 
 
 
 
北欧と豪州の公演に共通するのは、エファ役のヘレナ・デーゼ
エファって、これも以前書いた通り、厄介な役なのよ
リリック・ソプラノでも歌えるが、音域が意外と低め、しかも歌い出すと時間長~い
やはり、Jugendlich-dramatischer Sopran、若々しいドラマティック・ソプラノが向いている
デーゼはその点
ワルキューレジークリンデまで歌ったが
エファ、♪タンホイザーのエリーザベト、♪ローエングリンのエルザの3E
つまり、抒情さを十分残すJugendlich-dramatischer Sopranの守備範囲が打ってつけ
横に広く、縦はそれほど長くない、どっちかといえば小柄で、ま~可愛い顔
1942年生まれだっけ?小娘エファの歌い頃としては、三十路半ばの1977年頃かしらね
 
 
 
 
ストックホルムの映像、全曲あるの?あるなら、これも誰かアップロードしてよ
靴屋の徒弟ダーヴィト、イェスタ・ヴィンベルイ Gösta Winbergh(1943–2002)、懐かしいぜ
DVD発売されたフリードリヒの1990年代ベルリン・ドイツ・オペラ演出では、騎士を歌っていた
BBC音源でCD発売された英国コヴェントガーデン王立歌劇場ライヴも所持している
見た目は中年の小男で、靴屋の方が男前だろと言いたかった
(前者は、ヴォルフガング・ブレンデル。後者は、ジョン・トムリンソン。いずれにせよ、贔屓目?ほっとけ!)
声は若々しく、若い騎士向きであったと、ローエグリンすなわち白鳥の騎士も思い起こしての評価する
 
 
 
 
最後に、靴屋ハンス・ザックス歌い頃について
ザックスって、隣家の小娘、18歳くらいから少しは想って貰っていたを思えば、爺過ぎない熟年でしょ
始終苦しむ49歳という設定で、どお?
1992年、コヴェントガーデン日本公演当時、指揮者ジェフリー・テート
「50歳になるのは、怖くない。49歳の現在が中途半端で、振り向けば若い世代が目につき、気が滅入る」
女子でいう所の、29歳のクリスマスケーキ気分、これが男の場合、49歳みたいなのね
来年、49歳を迎えるmathichenさん。確認してみる予定は未定(女だが、男前オンナなら可能なはず)