mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

「バッカモーン!」~滅びゆくニッポン家族の肖像~

風邪は完治しとらんけど、布団の中で脳ミソに書いた原稿を記事にしとこ
 
 
 
 
なお、風邪はたまにひくが、インフルエンザは1975年12月中旬の一度きりでやんす
近所の町医者待合室に、雑誌‘花とゆめ’創刊号が置かれ、‘ガラスの仮面’第一話読んだわ~
‘椿姫’の観劇チケットを手に入れるべく、一人で大量の年越しラーメン出前を完遂した北島マヤ
恐れをなしたラーメン屋の娘が、チケットを海に捨てるも、マヤは海に飛び込んでチケット救出に成功
真冬の海に飛び込んで、風邪もインフルエンザも罹らんとは信じられん
…○○馬鹿(マヤの場合、芝居馬鹿)だからですかね???
そうとしか考えられず、気づけば、38年が経ち、漫画も完結してないってか~
 
 
 
 
ガラスの仮面’は何度も、アニメ化、ドラマ化、舞台化
メディア化された漫画といえば、何となく連想したのが、‘サザエさん
サザエさん’といえば
磯野波平さんが、誰にも看取られず死んじゃったーーーーーーー(号泣)
永井一郎大先生の訃報が、風邪こじらせそうな勢いであった、神さんと悪魔に誓って実話じゃ
 
 
 
 
1988年頃、サザエさんが番組中、「アタシたちアニメだから、年取らないのよね♪☆」
ある意味居直りにコケた
キャラクターが居直った所で、声優は生身の人間である以上、病気や昇天は不可避だっての
 
 
 
 
 
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長生きにゃ、蕎麦が一番てかは置き、声優の健康を日々祈っているのは確かだ
 
 
 
 
磯野家の訃報、次は誰になるのやら
年齢だけ見れば、姉さん女房であるフネさん、今春88歳を迎える麻生美代子女史
次に、74歳のサザエさんと、来週で73歳のタラちゃん
縁起いくない!話ながら、高齢者抱える職場では、後任者問題は常に考えておくべきでしょ
未定である波平さん役の後継者について、ネット上では
千葉繁:‘ゲゲゲの鬼太郎’のねずみ男と‘天才バカボン’のレレレのおじさん
納谷六郎:‘幽☆遊☆白書’の仙水忍
他の声優が選ばれる可能性あるものの、波平さん役は実績十二分のヴェテラン勢でないと厳しいでしょな
 
 
 
 
ところで、昔々、知り合いのオッサンが
サザエさんが最終回を迎えるのは十中八九、加藤みどりが続けられなくなる時やろ」
題名役まで交替する、それだけ見れば、ドラえもんの例がある
最初は違和感覚えても、いずれは慣れるという意味ね
駄菓子歌詞だ…
 
 
 
 
加藤女史が、昔々、在阪TV局の昼のワイドショーにおいて
・外出中、急に気分が悪くなりオナカ痛くなったため、病院に搬送されたら
「痛いよぉ」の泣き声を聞いた看護士たち、「あ~、サザエさんだ~」
・日曜日の夜、TVの音声聞きながら台所仕事していたら
「ねぇアナタ♪」とサザエさんがマスオさんに呼びかける声に、加藤旦那が「何だい?」と返事した
 
 
 
 
サザエさんを長年演じているうち、加藤女史に憑依したのか
加藤女史の個性が、サザエさんを生み出したのか
どっちかわからんけど、誰もが洗脳される勢いで親しまれ、これ以上の適任いないと思うので
加藤女史去る=サザエさん最終回でどお?
 
 
 
 
波平さんへ話を戻すと
 
 
 
 
 
昔々、友人とマスオさんについて検証、マスオさんが磯野家同居の成功秘訣として

(その壱)サザエさんの実家依存症
サザエさんは、24歳。弟は、小学5年生だから、11歳か10歳
サザエさんは中学生までと長い間、一人娘の甘え放題暮らしであった
実際、結婚後一時別居が近所迷惑なデカイ歌声が原因で借家追い出され実家へと、長女にしてはKY
こんな物騒な娘は手元で面倒見ないと世間様に申し訳立たない、子育て失敗を反省した両親の辛抱の賜物

(その弐)カツオが(ワカメも)、波平さんにとって子供より孫に近い年齢である
波平さんは54歳。長子ではないといえ子供はまだ小学生なんて、現代のアラフォーアラフィフ親を先取り?
カツオが成人を迎える頃には、親父は定年を迎える不安と気力体力への諦念に覆われるお年頃
酒酌み交わしながら男同士の会話を楽しめるかしらねぇ
波平さんとマスオさんはよく、「マスオ君、ささ一杯☆」「お義父さんも♪」
あの場面は、息子として実感ある30歳前後のマスオさんによって叶えられた、波平さんのささやかな夢なの

(その参)マスオさんは控え目に見えて意外とズーズーしい
夜遅く飲んで帰ったり、休日に部屋でグータラ寝たり、ノコギリ挽くみたいなヴァイオリン弾いたり
妻の実家暮らしで、義両親が気を遣ってくれている承知での、お客様的居候と言える身。それで、アレよ…
 
 
 
 
 
 
マスオさんよか、よほど家内に気を遣ってると思わんか~
波平さんで一番泣けるのは、これは原作の記憶だけど
・「父さん、ジョニー・ウォーカー(黒or赤は忘れた)あるよ」「本当か♪」
カツオ如きに騙され、庭の物置に閉じ込められちゃった
ジョニー・ウォーカーが高級酒であった時代の話を抜きに、情けなかった…
 
 
 
 
 
 
 
 
失礼致しました
と言いつつ、「いまや絶滅種に落ちぶれたカミナリ親父の伝統守ってるじゃん」と反抗してやるぜ
永井大先生の声で怒鳴られないと体調悪くなる、鰹のタタキ好きサザエでございま~すなもんで
永井大先生最後のアフレコとなった2月9日放送分でもカミナリ落としてくんなきゃ
関ヶ原以西から花のお江戸まで届くデカイ声で♪東京ブギウギ歌ってやる~