mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

傷だらけの旅路でも人生は続く

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ウチの元料理番のアイドルね
TV普及前、古の映画スターは新作宣伝のため、ドサ回り多く
鶴田氏も、堺市くんだりまでお越しになり、映画館舞台で挨拶し
小学高学年だか中学生だかのアホな姉妹は拝みに出かけたそう




♪傷だらけの人生(歌詞は、コチラ
上の映像、昭和50年(1975年)か。アタクシが9歳の時だ
鶴田氏出演番組は欠かさず観ていた元料理番のこと
TVが各部屋に無い時代、小学4年生も観るハメに陥ったはず
(嫁いないと困る、家事出来なかった姑も)
歌は知っていて、「辛気クサ~」。子供なら当たり前ですわな
46歳のいま聴くと…亀の甲より年の功、名曲じゃねえかよ




YouTubeでは、1番と3番だけ歌ってるけど、2番がサイコー
「好いた惚れたとけだものごっこがまかり通る世の中でございます。
好いた惚れたはもともと『心』が決めるもの。
……こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかね。」
台詞の部分だけ書いてみました(歌詞でなくても権利関係引っかかる?)




『「不倫が出来ない女性は子どもっぽい」だとぉ!?(激怒)』

倫理が守れない男は子供っぽいのではなく momoji 2012年4月18日 11:19

脳がおかしいといいましょう
とある脳科学者が、成人として守るべきことが守れない人は
一言「脳がおかしい、萎縮していると言える」ときっぱり言っていました
大脳新皮質=人間として生きていくために必要な脳が萎縮しているのではと言っていましね

こういう馬鹿もいました
「みんなが不倫しているのに自分だけしないのはおかしい」と
みんながしているから自分しないとおかしい。と考えているのです
私から見たら「馬鹿」です
馬鹿に付き合っていると馬鹿が移りますから
正常な倫理観を持った人と付き合いましょう  

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2012/0418/500210.htm?g=04より引用 )




鶴田氏が読んだらどんな感想を?
アタクシの感想ですか?
「常識や倫理観や他人を思いやる気持ちがないのが子供なら
子供で結構じゃないですか」
同感。大卒でも高収入でも、脳がおかしいケダモノなんて反吐が出る
いくらナニもしていなくたって、子供同伴の元彼(彼女)と密会などの場合
チョン切りと子宮クリ抜きの刑に処し、後悔先に立たずにさせてやる
『両親が略奪婚でした』、こんな人畜有害行為を防止すべく





生い立ち
戸籍上の出身地は、静岡県浜松市だが、実は兵庫県西宮市出身。父と母は結婚しておらず、鶴田の父である大鳥氏の家が鶴田の母との入籍を許可しなかったためである。鶴田の母は、鶴田を連れて静岡県へと移り住み、別の男性と籍を入れた。母は、水商売をして生計を立てていたため、幼かった鶴田は目の不自由な祖母と狭い長屋で暮らしていた。祖母は、鶴田の母を産んだ際栄養失調によって失明。祖母との二人暮らしは極貧そのもので、洗面器で米を炊いていたという。

その後、祖母が逝去し母会いたさに、遊郭へ一人で向かったが客商売の仕事中だった母は相手にしてくれなかった。その上、義父は博打好きであった。

このような経緯から、鶴田は嫌いなものに夕日を挙げている。また、鶴田の娘も父が語った自身の少年時代の思い出話について、友達と遊んだとかそういった仄々とした話題が全くなかったと供述している。

Wikipedia:『鶴田浩二』より引用 )





自身も婚外子を持っていたけど、弟と称してでも捨てはしなかった
成育環境は後々まで引きずるものなんですかね




元料理番の影響で、NHKドラマ‘男たちの旅路’は一通り観ました
細かいことは忘れているのが多いシリーズながら
第3部第3話『別離』(1977年12月3日放送)が…





ガードマンの陽平(水谷豊)は同僚の悦子(桃井かおり)に魅かれており
結婚を申し込むが、悦子は断った

諦められない陽平は、上司の吉岡(鶴田浩二)を訪ね、力添えを頼み
吉岡は承諾、悦子を食事に誘い、陽平からの伝言を伝えるが
何か悩んでいるらしい悦子の返事はノーだった

その帰り、堅物の吉岡が困るのを押し切り、悦子は吉岡のアパートへ
意外にも、悦子はそこで本心を明かした
白血病で、仕事も辞めねばならない( * 白血病は、当時はまだ不治の病 )
唯一人の身内である母親とは不仲
吉岡は悦子を支える決意を固めた

吉岡が途方に暮れながらも悦子を泊めてやったことで
アパートへやってきた陽平は激怒しただけでなく
悦子が吉岡のアパートで暮らし始めたのを見て
(吉岡が看病してやるためで、下心は一切無い)
吉岡が会社の女を囲っていると言いふらして歩く

看病と仕事で疲れ果て、仕事でミスを犯したのもあり
警備会社の社長(池部良)が事情聴取に入った
「社員の手前、厳しい処分をするけど、俺は正直ホッとしたよ
堅物のアンタが若い娘に入れ上げるとはね」
(吉岡は、50歳。悦子は、23歳)
社長は吉岡の戦友。吉岡がいまだ独身の理由を知っていた
吉岡は、未婚のまま戦死した特攻隊の仲間たちを目撃
生き残った者の罪悪感から、幸せな家庭を築くことを避けていたのだった
社長は悦子の病気の話を聞き助言を与える
「その娘を愛してやれ。結婚の約束をしてやれ」

悦子の病状は悪化し、遂に入院まで至るも、悪化の一途
警備会社の同僚たちも駆けつけ、全ての事情を知った
悦子の母親も病院に呼ばれた
吉岡に対して娘の病気を知らせなかったことを詰る母親
最後の最後、悦子は吉岡一人だけを枕元に呼ぶ
吉岡は悦子に、「治ったら、結婚しような」
悦子は喜び、その夜悦子は息を引き取った

数日後、吉岡は誰にも行き先を告げず、姿を消した





…書いているだけで、泣けてくるわ
2年前だっけ、YouTubeで吉岡の求婚場面を観た時は、そりゃもお…
堅物中年とて、悦子への想いあればこその、看病と求婚なんですってば
姿を消したのだって、喪失感に覆われ人生の目的を失ったというか




この回がシリーズ最終回になるはずだったそうですが
第4部第1話 『流氷』(1979年11月10日)
陽平が吉岡の行方を探し当てました
北海道の小さな町だっけか、居酒屋の洗い場で働く吉岡を見つけた
吉岡は逃げもせず、陽平を自分の部屋に招いた
陽平は、だから小僧はイヤなのよ、吉岡にエラソーに言っちゃうの
「吉岡さんが何で、洗い場なんかやるんすか
吉岡さんならもっとカッコいい仕事出来るでしょ~」
年の功多い吉岡はさすがに怒りましたね
「洗い場でもな、雇ってもらうのは簡単じゃないんだよ
俺みたいな年齢になると、どれだけ苦労するか…」
この先は忘れました。紆余曲折の後、陽平が吉岡を東京に戻したのは確かです
独断と偏見ながら一つ言えるのは
洗い場に雇ってもらう苦労してでも、生き続けねばならない
最後の最後に幸せつかんだ悦子の想いを裏切ってはならない
生き残った者が味わう新たな戦争を、また始めていたんだなと思いました









2012年04月20日のウェブリ休憩所記事を持って来ました




明日、6月14日が、元料理番がクタバッテ、じゃなくて、お倒れになり引退されてから5年目を迎えます
可愛いご子息はともかく、超無責任な世帯主まで丸投げする魂胆のババァであり
いずれは適当な特養に入れるよう、それまでは老健とやらにご滞在ですが
亭主は嫁、嫁は亭主の面倒見るが、物事の順序と秩序、おバカ夫婦で頭絞って何とかしのげ
夫婦揃って人の話聞く耳まるで持たんメンドクサイので、放置プレーしてやってますザマミロ




明日はせっかくのドイツ  vs. オランダ、そっちに精魂傾けたいッ
何かケチついても困るから、1日前倒しの気分転換更新なのさ