mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

時空を越えて ラララ 歌の翼♪

小石先生を偲んでいたら、もう1人の爺さん先生が心配になってきた…

 

【YouTube、恐るべし…】(2009年6月13日)に登場するS先生

 

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地球環境改善への原子力の寄与をどう推進するか~大阪大学名誉教授 住田 健二

…遺影じゃあるまいし。でも、『お茶の水博士』の雰囲気がよく出てると思い

科学界ではかなりの大物ですぞ

 

1999年東海村JCO臨界事故当時、NHK夜7時のニュースを見ていたら

事故関連の会議テーブル端近くでゲッソリ顔した住田先生が映りました

新幹線乗ってる時にか事故発生を知り、予定ポイ、急遽東海村に駆けつけ

あれだこれだと必死の形相で対応に走り回ったといいます

何ヶ月か後の遭遇時、「この間は東京方面でヒドイ目に遭いました」

原発推進派バリバリだけに、日本版チェルノブイリに心底ショックだったのですよ

 

趣味は、改めて書くまでもなく、クラシック音楽

お母さんの薫陶。明治生まれの御婦人から

これすなわち、のだめなんてコドモ騙しではない、本物の知識層令嬢とその子息

≪ワルツ堂≫以来、アチコチで遭遇しております

 

ドイツ・グラモフォンにSP原盤を提供した実績をお持ち

偉大なワーグナー歌手ハンス・ホッターの伝記を邦訳
スイス出身の名花リーザ・デラ・カーザが、永遠のアイドル
半世紀前のアメリカ留学時代、一瞬ながら目が合い、会釈してもらったのが、いまだに…~

 

ホッター信者親父が感動したほど、伝記には詳細なディスコグラフィーを自ら編纂

…感動せんかったらバチ当たるっちゅうねん、このタコ

【情話を一席、どうでっか?】(2009年1月5日)に登場する≪テレーゼ≫において

「出来上がってますが、見落とし無いか調べてるんです」

と、海外盤カタログを念入りチェックしてはったんや

 

いにしえのドイツ出身の名花好かんのは、デラ・カーザに損害出たウラミやぞ

 

チェコ出身の名花ガブリエラ・ベニャチコヴァーも大好き、その度合たるや

彼女が出演した東京・新国立劇場オペラ公演の隠し録りDATをですな

「録ったでしょ。コピーして頂戴ね(はあと)」お願いされるまでの年季入り

「もう歌うべきじゃない。残念ですよ」は、2年ほど前?最後に遭遇した時の言葉

放送録音聴いてガックリ、むしろ彼女を思い遣っての感想

持ち上げるだけのはただのミーハー、厳しいこと言うべき時に言えるのが本物のファン

音楽でもスポーツでも市民の日常でも同じ。進言し聞く耳持つ大人の人間関係

実際、ベニャチコヴァーから感想求められた機会には、押さえるべき点はシッカリ伝えたそう

自分のドタキャン含む音楽界ウラ情報を教えてくれたのは、信頼の証ですわ

 

DATといえば、NHK-FM年末恒例バイロイト音楽祭の♪ワルキューレ(2002年)

メゾ・ソプラノ藤村実穂子が聴きたい…停電でオーディオタイマー作動せず録り損ねた

が、運のイイことよ、停電ボヤキ聞くハメになった私が、実は当たりクジ☆

「貸して下さい。名刺渡しますから、職場当てに郵送お願いします」

 

今年、80歳、傘寿爺

以前腰を痛めて以来、転ばぬ先の杖忘れずに外出、いまもでしょうな

まぁ年数回はチェコ中心に欧州へ行くだけの元気はお持ち

で、景気づけペタリ♪☆

 

 

 

「いにしえのドイツ出身の名花より、デラ・カーザの方が断然素晴らしいですよ」

と、R・シュトラウスの♪ばらの騎士を大絶賛したら(掛け値無しですぞ)

「嬉しいですね~。見る目聴く耳ありますよ」と褒められました
そのお礼を独り勝手に

 

ところで、デラ・カーザに損害出たのは何か、この際バラしてやろうっと

上段に書いた♪ばらの騎士ですのさ

 

 

1960年ザルツブルク音楽祭での映像収録

日本では、ドイツ名花のための舞台というのが一般の認識

舞台裏は、7,8回の公演中、映像収録日の1回だけ。英EMI系ダンナのおかげ様

本来、デラ・カーザのための舞台なんですってばッ

 

デラ・カーザ御本尊もよほど悔しかった模様

普段はたおやかな御方なのに、この件に関しては、顔に血の気が充満するとか

 

住田先生も、私も、メチャ悔しい

それだけに、ドイツ・グラモフォンが本来の主役登場日ライヴ録音発売した時には

先生は、日本盤CD解説執筆を依頼されて大喜び(頼まれんでもネジ込んだと思うけど)

それを読んだ私は、公開ラヴレターもどきに赤面するやら感動するやら

 

(追記)

日記題名どーしても思いつかないので、独話別館のを使い回しました

お茶の水博士だからの方向でお願いします