有終の美を飾ったグアルディオラ監督「メッシのおかげで強くなることを学んだ」
バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は、25日に行われたスペイン国王杯決勝のアスレティック・ビルバオ戦後の記者会見で、3-0での勝利を振り返った。
「チームは最初の35分間、素晴らしい試合をした。後半は少しリズムが落ち、ビルバオに何回か危ない場面を作らせてしまった」
今季はリーガ・エスパニョーラ4連覇を逃し、チャンピオンズリーグでも準決勝で敗退したバルセロナだが、グアルディオラ監督は、スペインスーパーカップ、欧州スーパーカップ、クラブワールドカップに次ぐスペイン国王杯制覇に満足感を表した。
「国王杯の優勝により、われわれは今季4つ目のタイトルを獲得した。これはひとえにチームの努力の結晶だ。われわれは非常に良いシーズンを送ることができたと思う」
グアルディオラ監督はまた、自身が指揮した4シーズンにわたるチームのパフォーマンスにも自信を示した。
「この先、人々はこのチームがいかに良いサッカーをしていたかを思い出すことだろう。われわれはすべての大会で優勝を経験した。4年間で14タイトルを獲得することは、容易には再現されないだろう。とはいえ、今のプレースタイルは何もわたしが始めたわけではない。監督はそれぞれ、自分のアイデアを提供するだけだ。以前からのプロセスを自分が引き継ぐことができたことを、わたしは誇りに思う」
バルセロナの指揮官としての最後の公式戦を見事に飾ったグアルディオラ監督は、自身の退任後のチームにも期待を寄せた。
「続投しない根本的な理由は疲労だ。チームにとって大事なのは、選手がこの先も前進していくことだ。だが、幸いにもその基盤はでき上がっている。この4年間でわれわれはシーズン平均3.5タイトルを獲得してきた。それを導いてくれた過去の指揮官や選手たちの努力には、当然ながら感謝しなければなるまい。今後チームにやって来る者に少しでも道を示すことができたなら、わたしは大満足だ」
一方、この試合でも1ゴールを挙げるなど、今季もチームの得点源となったリオネル・メッシについて質問されたグアルディオラ監督は、大黒柱に惜しみない賛辞を送った。
「メッシのおかげでわたしは強くなることを学んだ。彼がいなければ、19タイトル中14タイトルを獲得することなど不可能だったはずだ」
グアルディオラ監督は最後に、対戦相手のアスレティック・ビルバオに対しても、ヨーロッパリーグとスペイン国王杯で準優勝に輝いた今季の戦いぶりを称賛し、尊敬するマルセロ・ビエルサ監督の続投を願った。
「ビルバオは決して最後まであきらめないチームだ。彼らの素晴らしいシーズン、見事なサッカーを祝福したい。彼らのサッカーは、われわれに強い印象を与えた。そして、わたしはいつもビルバオをリスペクトしてきた。ビエルサ監督が来季もスペインで指揮を振るってくれることを心から願っている。決勝に敗れたにもかかわらず、サポーターから『続投してほしい』と声援を送られるのは、彼が人々の心に痕跡を残したという証拠にほかならない」
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( 出典先:スポーツナビ )
リーガは白組にくれてやったが 国王杯だって価値は高い
欧州制覇出来んかったのはお互い様。どっちが上か下かは言わん
就任したその年にいきなり、スペインと欧州と世界を制覇
「続投しない根本的な理由は疲労だ。」
4年間で14個もタイトル獲ったら誰でも疲れる。ゆっくり骨休めをどーぞ
「チームにとって大事なのは、選手がこの先も前進していくことだ。
だが、幸いにもその基盤はでき上がっている。
この4年間でわれわれはシーズン平均3.5タイトルを獲得してきた。
それを導いてくれた過去の指揮官や選手たちの努力には、当然ながら感謝しなければなるまい。
今後チームにやって来る者に少しでも道を示すことができたなら、わたしは大満足だ」
そーですな。で、以上のような記事題名をヒネリ出しました