mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

明日に架ける橋

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1987年生まれの青臙脂な三つ子
誰にだって、そうmathichenさんにだって、子供時代はあった
 
 
 
右側のコは素通りして(済まん…)
 
 
 
 
 
 
真ん中のコ、その元ご奉公先といえば
 
 
 
 
強いアーセナルが帰って来た。完全なる力強さを取り戻したチームが遂に帰って来た。

アーセン・ヴェンゲル率いるアーセナルは、エース、ロビン・ファン・ペルシハットトリックなどで、スタンフォード・ブリッジチェルシーに5-3で逆転勝利を収め、強烈な復活を印象付けた。

チェルシーランパードのゴールで先制、ファン・ペルシのゴールで一旦は振り出しに戻ったゲームだが、ハーフタイム直前にジョン・テリーにもゴールが生まれ、チェルシーのリードで前半を折り返す。

しかし後半開始直後、アーセナルアンドレ・サントスのゴールで追い着き、ウォルコットのゴールであっさりと逆転に成功する。その後、フアン・マタのミドルで試合は三度振り出しに戻ったものの、終了5分前にジョン・テリーが足を滑らせた隙にファン・ペルシが決勝点を奪う。

そしてロスタイム、キャプテンはチェフから通算5得点目を奪って試合を終わらせた。このゴールは、今年彼がプレーした29試合で、実に28ゴール目となる得点だった。

このゲームはチームのキャラクターを試す大きなテストだったが、彼らはこれ以上ない形で、このテストを見事にパスしてみせた。アーセナルは過去10試合で9勝目を挙げ、明らかにチームは力を取り戻したと見ていいだろう。

これはクラブの誰もが持ち望んでいた結果だった。

ここからアーセナルの逆襲が始まる事に期待しよう。

キックオフ前、ヴェンゲルの最大の懸念材料は右サイドバックだった。トーマス・ヴェルメーレンの復帰によって、オプションが広がったヴェンゲルだったが、最終的には3-1で勝利した先週のストーク戦と同じ4バックを採用、ジュルーが右サイドバックに入り、ベルギー人CBはベンチへ座った。

この日のランチタイムのスタンフォード・ブリッジのように、アーセナルの快進撃は続いている。順位を7位にまで戻し、カーリングカップでは準々決勝進出を決め、チャンピオンズリーグではグループ首位に立っている。

だが、今週初めに指揮官が自ら語ったように、このゲームが真のテストになることを彼は理解していた。

そしてキックオフ。

開始から数分で早速そのテストが訪れる。A・コールがヨハン・ジュルーを抜き去り、F・トーレスへクロスを送る。だが、彼のシュートは枠を逸れる。それ以外にも、最初の数分間はコールやダニエル・スタリッジ何度も危険な場面を演出するものの、彼らのクロスが得点に結びつく事はなかった。

そして12分、ミケル・アルテタアーロン・ラムジーのコンビネーションから、ウォルコットにボールが渡ると、彼は相手DFを見事に抜き去り、最高のクロスを供給する。だが、ジェルヴィーニョのシュートは枠を捕えられない。これは明らかなミスショットだった。

だが、その直後にもウォルコットがチャンスを演出。今度はファン・ペルシへ絶好のボールを通すものの、キャプテンのシュートもバーを超えてしまった。

アーセナルがチャンスを潰した直後にチェルシーが先制点を奪う。右サイドのマタのアーリークロスランパードが頭で合わせ、ホームのチェルシーに1点が入る。そして30分過ぎにはスタリッジシュチェスニーと1対1となるものの、彼のシュートは枠を外れる。救われた瞬間だった。

そんな劣勢の中、アーセナルは同点に追い着いた。ラムジーチェルシーのDFを切り裂くパスを通し、チェフと1対1となったジェルヴィーニョは、ファン・ペルシへボールを預け、キャプテンがそのボールをゴールに流し込んだ。

だが、その後もチェルシーは攻勢を崩さず、スタリッジやラミレスがアーセナルへ襲いかかり、彼らが再びリードを奪うのは時間の問題だったが、残された時間は僅かであり、試合は同点のままハーフタイムへ突入するかと思われた。

だが、前半ロスタイム、ラムジーランパードと競ってコーナーキックを与えると、そのCKにテリーが飛び込み、嫌な時間にチェルシーに追加点が入る。

そしてハーフタイム明けは、一転してアーセナルが主導権を握る。だが、ファン・ペルシのシュートはチェフに阻まれ、ラムジーの至近距離からのシュートはバーを超えてしまった。

だが、その数分後、正しいリスタートを切ったアーセナルは報われる事となる。中盤でボールを持ったソングが、左サイドから前線へ上がるサントスへボールを通すと、そのブラジル人DFは低い弾道のシュートでチェフを打ち破る。

追い着いたアーセナルはもはや完全に力強かった。そして彼らは遂に3点目を奪い、逆転に成功する。

セットプレーからドリブルで中に切れ込むウォルコットは、相手DFに一度倒されてしまう。だが、ウォルコットは素早く立ち上がり、レフリーの笛を期待して一瞬足を止めてしまったチェルシーの守備陣を振り切り、ニアサイドに今季4点目となるシュートを叩き込んだ。

アーセナルはこれを求めていた。後半のアーセナルは完全にゲームを支配していた。チェルシーの反撃も限定的であり、アーセナルにはさらに追加点のチャンスがあった。

そしてヴェンゲルは、ジュルーに代えてジェンキンソンを、ウォルコットに代えてロシツキをピッチへ送り出す。明らかに試合終了へ向けた交代だった。

だが、その直後の80分に試合は再び振り出しへ戻る。マタがロングレンジの素晴らしいシュートでネットを揺らす。しかしその直前、オフ・ザ・ボールの場面で、サントスは明らかにロメウルカクに倒されていた。

アーセナルは土壇場で2ポイントを失ったかに見えた。だが、今日の彼らはここで終わらなかった。

終了5分前、マルーダの不用意なバックパスにテリーが足を滑らせると、抜け出したファン・ペルシがチェフをかわして冷静にゴールに流し込んで再びリードを奪う。

そしてロスタイム、アルテタのパスを受けたキャプテンが得意の左足で豪快に決めてハットトリックを達成。完全にチェルシーの息の根を止めた。

試合終了後、チームは敵地へ駆けつけたサポーターの前で勝利を祝った。

最高の勝利、決定的な勝利、記憶と歴史に残る勝利だった。

そして、この先のアーセナルはさらに良くなっていくはずだ。
 
[2011年10月29日]
 
( 出典先:アーセナル公式サイト日本語版 )
 
 
 
この試合か、アタクシの安眠妨害した原因は(聞き流して下され
 
 
青い倫敦チームに勝利、エミレーツであっても天変地異でしょ~
 
 
まぐれ当たりじゃないと信じてあげましょう
主将の進退より先に、ご自分が安泰かどうか確信お持ちなのやら(今日も命知らず発言は続くよ)
 
 
 
次に渡る橋はという意味で、Bridge Over Troubled Water
サイモン&ガーファンクルじゃなくてエルヴィス・プレスリー、文句あっか???
エルヴィス、大砲チームの元主将に似てるじゃん!!!
元主将だって長年お世話になったチームの心配してるはずという強引な選曲ですけど
 
 
 
 
暗闇が訪れ、苦しみに包まれた時も
ボクは、必ずキミの味方だからね
 
そう、激流に架かる橋のように
キミの心の支えになってあげるよ☆

 
 
 
 
大砲チームな方々、お願いしますぞ(アタクシは一応、リヴァプールサポーターのため)