mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

十字架を背負わずして剣を振るうなかれ

しばらく使わなかった書庫をたまにはと思い
サッカー観る元気もねえし


綺麗なおねえさんは、エルヴィス・プレスリー主演作の華を飾ったりしていたドロレス・ハート
1963年、25歳の若さで引退した理由というのが、「修道院に入るため」
経緯はよくわかりません。とにかく尼さんになっちゃった
信仰を捨て還俗することがなかったばかりか、修道院内外でかなり高い地位に至ったよう
これは私見ですが…
もともと信仰深く、虚飾なハリウッドに疲れ果て、清浄な世界で正常を取り戻そうとしたのだと

ドロレスおねえさんについて考えてるうち、何故か…

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‘哀愁の花びら’(1967年)
1967年度サイテー映画の栄華だっけ?ま、エエわ←何が?

グラマー女優のジェニファーは、歌手トニーの玉の輿に乗るもつかの間
トニーはメンタル系不治の病により入院、ジェニファーが養わなくてはならなくなった
ピンク映画出演しておカネを得るも、カラダが資本には無情な乳ガン宣告を受け
カラダ以外何も術を持たない絶望から命を絶った

ジェニファーと親しいニーリーは、歌に演技に踊りに才能豊かな純朴娘
しかし、短期間のうちにスター街道を歩んだため、性格も短期間のうちにワルくなり
離婚に再婚、酒とクスリで身心を壊す、どうにか復帰しても何様よな新人イビリ
最後にゃ、「アタシは大スターだってのぉ」と叫びながら路上にバタリ倒れた

上の二人に比べたら
芸能エージェント秘書からCMガールに出世したアン、やはりグダグダウダウダを見たものの
故郷の空気を吸いながら、「当分ひとりでここにいたい、この土地が、自分は一番好きなのだ」
修道院での清浄なお祈りにも通じるものを見出せたのでしょうか

アタシはやっぱ都会が一番好きなのは横へ置き

神さん関係の信仰心だろうと、それに相当する個人の信念だろうと
自分の中に絶対的倫理観を持つ持とうとする者だけが
自己および人間は小さき存在と知り、何を克服すべきか追い求め
たとえオカネなくても心は満たされた人生を送れるのだと思います