ＥＬ４強決定、リヴァプールはベンフィカに快勝
長谷部所属のヴォルフスブルクはフラムに敗れる
2010/04/09 6:04:00
８日にヨーロッパリーグ（ＥＬ）準々決勝セカンドレグが行われた。
敵地でのファーストレグを１－２で落としていたリヴァプールは、ベンフィカをホームに迎えてのセカンドレグに４－１で勝利し、２試合合計５－３で準決勝進出を決めている。
最近はホームで結果を残しているリヴァプールは２７分、左からのコーナーキックにカイトが頭で合わせて先制し、立場を逆転させることに成功した。このゴールは副審がオフサイドの判定で取り消そうとしたものの、より近くで見ていた主審は副審の判断を受け入れず、リヴァプールのゴールを認めている。続く３４分にルーカスが追加点を挙げて２点のリードを手にしたリヴァプールは、後半もゲームを支配。１点取ればトータルスコアをイーブンにできるベンフィカが前掛かりになったところを狙って、５９分にはＦ・トーレスが３点目を奪った。７０分、ベンフィカにフリーキックのチャンスを与えてしまうと、壁の間を抜かれてカルドーソに１点を返されたが、８２分には再びカウンターからＦ・トーレスが追加点を奪い、リヴァプールの勝利が確定した。
２－２のドローでファーストレグを終えていたアトレティコ・マドリー対バレンシアのスペイン勢対決のセカンドレグはスコアレスで終了。２試合ともドローとなったが、アウェーゴールの差でアトレティコに軍配があがっている。序盤に迎えたビッグチャンスをオフサイドの判定で取り消されるなど運に見放された感のあったアトレティコは、後半にも決定機を逃し、リードを奪うことができない。アトレティコにとって悪い流れにも映ったが、バレンシアの終盤の猛攻は実を結ばず、最後までスコアは動かなかった。この結果、アウェーゴールの差でアトレティコがスペイン対決を制している。
日本代表ＭＦ長谷部誠が所属するヴォルフスブルクは、フラムをホームに迎えた。アウェーでのファーストレグを１－２で落としていたヴォルフスブルクは０－１で敗戦を喫し、２試合合計１－３で同大会からの敗退が決まっている。開始２０秒ほどでザモラにゴールを奪われたヴォルフスブルクは、最後まで反撃することができなかった。なお、長谷部はベンチ入りしたものの、出場機会は与えられていない。
ホームでのファーストレグに２－１で先勝してスタンダール・リエージュの本拠地に乗り込んだハンブルガーＳＶは、セカンドレグに３－１で勝利。２試合合計スコアを５－２として、準決勝に駒を進めた。２０分にペトリッチのゴールで先制したハンブルガーＳＶは、３３分に１点を返されたものの、その２分後には再びペトリッチがゴール。華麗なジャンピングボレーがネットを揺らしてセーフティーリードを手にすると、後半終了間際にゲレーロが加点し、ハンブルガーＳＶの勝利を決めている。
これでＥＬベスト４が出そろった。準決勝の対戦カードは、アトレティコ・マドリー対リヴァプール、ハンブルガーＳＶ対フラムとなっている。
( 出典先：Goal.com ）
負けたり勝ったり
忙しないチームですな、レッズも
次は、2戦ともボコボコにされそうな予感あるけど
プレミアの威信に賭けて、ハンブルクの町へ！
…本拠地チームが決勝進出の場合、勝者は神さん任せにします
