mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

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男道半ばにして…

プロ野球】「育てる」より「サポート」したい…木村拓也コーチ、道半ばでの無念
2010.4.7 08:09

グラウンドの上で死ぬことは、野球人としては本望かもしれない。しかし、あまりに若すぎる。37歳。昨年、日本一を達成したその日に現役引退を表明し、今年からコーチとして第2の人生を歩み始めたばかり。その人望から選手、首脳陣を問わず愛された「キムタク」が、道半ばにして天に召されてしまった。
 ドラフト外で入団した日本ハムを振り出しに、内外野をこなす万能選手として広島、巨人で通算18年のプロ生活を送った。記憶に新しいのが昨年9月4日のヤクルト戦(東京ドーム)。控え捕手の死球退場でチームの捕手が不在となった緊急事態で、木村さんは10年ぶりにマスクを被った。
 プロとして、常にチームへの貢献を考えていた男は、原監督が呼び出そうとしたとき、すでにブルペンで捕手として出場する準備をしていた。「自己犠牲できる姿に感動した」と原監督。先発、代打、代走、守備固め。何でもできた木村さんは、強い巨人に欠かせぬ名脇役だった。
 コーチに就任してからは「コーチはあくまで選手にとって“道しるべ”。『育てる』というより、『サポート』に徹したい」と静かに話していた。木村さんのプロ野球人生を投影した言葉が、耳に残っている。
 今年のプロ野球新人講習会では、講師として「うまくいかない時にあきらめるのではなく、自分自身を知って、可能性を探るのも必要」と熱く語っていた。巨人は本当に貴重な指導者を失った。(浅野英介)

( 出典先:MSN産経ニュース
 
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チョーさんは、68歳での脳梗塞から現在までに復活
 
自分のような老年でも…無念の思い強いのでしょうな