mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

サッカー選手の食文化~南米~

ちょっと調べ物しようとゴソゴソ(そうそう人使い荒くも…)
肝心のこと見つからず。その代わり、記事ネタになりそうなので…
プロサッカー選手の食生活について書かれたものより、
欧州入れると長くなるため、南米の仲ワル2強を取り上げます

ブラジル
意外や意外、サッカー界で規則正しい食生活を選手に強いた最初の国
'70年メキシコW杯では選手を栄養管理して世界王者になったことで、
サッカー史上初めてその食生活が日の目を浴びたそうな

いまでも、ブラジルのクラブでは食事に気を遣う所が多く、
ビッグクラブではテクニカルスタッフに専属の栄養士と運動生理学者を置きます
食事を規制しているわけでなく、各々の選手に適切な食事メニューを指導
よって、選手の自己管理、これすなわち選手の自己責任能力にかかっております
(ただし、アルコールはハメ外す選手多いためNG)

難点は、ブラジル全土からスカウトして連れてきたばかりの若き逸材たち
大半が貧しい地区出身の13~15歳の子供たち、1日3食の概念や人間における食事の重要性すら持たず
朝、昼、晩とクラブの食堂で強制的に食べさせ、身体作りの基本に取り組む必要あるのです
ただし、可能なのはおカネあるクラブであり、財政難抱えるクラブの中には3食まともに取れずも…
アルゼンチン

基本は隣の国と同じく、選手に食事管理を一任。その結果…
年明けの夏季(南半球ですからな)キャンプに、一族郎党で楽しいクリスマス休暇のご馳走太り参加ワサワサ

おまけに、甘味党もワサワサであり、クラブ専属栄養士の目を盗んでコッソリ食後のケーキが後を絶たない
さらに悪いことには、非常に保守的な食文化のせいで偏食率高いんですと
肉料理とパスタのヘヴィーローテーション育ち、魚やお豆さんなんてアッカンベエ~
食べ慣れない食材だとモッタイナイおばけもあきれる残飯量のため、仕方なく肉かパスタを提供のトホホぶり

ただし、こんなトホホどもにも、プロ選手として適した部分は一点だけあります
アルコールの過剰摂取がないこと
飲酒の習慣がない、せいぜいワインを食事と一緒にたしなむ程度のお国柄のおかげですとさ
(ペルーにも習慣としてはないから、スペイン語ラテンアメリカの特徴?)

メッシがバルセロナ移住しなけりゃ…ま、神の子なら自己管理なんて朝飯前、心配なかったか

ロナウジーニョも栄養士のおかげで適正体重達成したといいますが、
バルセロナとミラノの街で遊び人やってるうち…ま、そこそこ復調してよござんした
それでも、帰郷の折には…

イメージ 1

こんなもん食ってサンバ踊っとるんやろな~(昔々BVBにいたブラジル人がそうやったとか)