mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

人生の岐路はコペルニクス的転回をもって

スマトラ沖地震とそれに伴うインド洋大津波から5年目
プーケットかその周辺でクリスマス休暇をノンビリ過ごしていたピッポインザーギ他は、
「わずか1分後に、周囲の何もかもが変わっていた…」と恐怖から赤黒なのに青黒くなったそうな

Poseidon Adventure The Morning After maureen Mcgovern

映画‘ポセイドン・アドベンチャー’(1972年)ですね
晦日の夜を祝い盛り上がる豪華客船が、巨大津波に遭い転覆、上下が逆になった状態で動けなくなる
天井から生える形の逆さクリスマスツリー、これを登れば生き延びる可能性がある
急進的=柔軟性ある牧師は気づき、「救出を待ってりゃいい。まず祈れ」と怒声を浴びても敢行
牧師に従った連中は内輪モメしながらも、究極の自己犠牲を選んだ牧師の遺志を継ぐべく
船底へ。その外には救出隊が到着していた…牧師の目は正しかった

WE MAY LOVE LIKE THIS AGAIN / MAUREEN McGOVERN

‘タワーリング・インフェルノ’(1974年)
この映画で好きなのは、見た目は男前、中身はチンケな結婚詐欺師爺さん
カモになる予定の婆さんに本気でホレちゃい、「ゴメンナサイ…」とダマくらかすつもりであったを告白
すると、「わかってましたよ。アナタは本当は優しい人も」と慈悲深い女神様だった
すっかり回心した爺さん、大火災の一件落着後、離れ離れになった彼女を探したら
消防士から猫を黙って手渡され…彼女の抱いていた猫。女神様の忘れ形見
猫を撫でながらトボトボ歩く爺さん、その後も寂しく独り者?生き残った者の悲哀を抱えながら

心の持ち方だと思いますが、生死を分ける選択はガラリ発想を変えてみるから?
生き残った者のその後の人生も?