東京都調布市に鎮座する味スタまで行けま宣言ですが、TOKYOを乳母様の分まで応援します
と合掌して
愛と死を見つめて~悔い無き終わりの日を迎えるために~ - 時空と想念の交錯
確かに、いま私が死んだら…舅の愚痴ばかり書いているブログはどうなる?
主人が見つけて読んだら…と思うと、ゾワツとします。
今後はネット方面の終活も、必要になってきますね。
ミーさんがデジタル遺産の心配してるね(Yahoo!から移行したアメブロ続いてる=まだ見つかってないw)
家族に内緒でブログやSNSを投稿、これが世間一般的(・・?
この点、乳母様は
第25回ちばぎんカップ - ふうちゃん東京・千葉日和〜part2
屋号と記事からわかる通り、黄色犬様が見てイイ前提だ
乳母様ご自身が「もう長くない」と判断した時に、ブログ取説を済ませた(・・?
ちなみに
東京の試合後、あんまりぶつぶつ言うわたしを、
夫がうるさがるので(自分のことは棚に上げて)、壁に言うよりは良いか・・・
だれか奇特な優しい人が目をとめてくれるかも・・・と思って始めたのでございます。
そうしたら、奇特な方が思ったより多くいらして、嬉しいのなんの・・・
狸と犬お互い、負け試合後の夫婦デート飯でブツブツ続きだったのやらw
乳母様の後を継ぐのは
ちなみに小生は去年ふうちゃんが着ていたディエゴ、孫は地味にモリゲです。
かつてのTOKYOBABE、👶👉👦年齢以降はアタシ命名採用のTOKYOANGEL(・・?
話ガラリ変わり
女の子が欲しかったのに男の子、その逆、いずれにしろ父親の染色体が子供の性別を決めるのに
親の思い通りじゃない子供をポイ捨てし、金の卵と知れるや、それ急げ~と奪還に来る話は現実にも多い
奪還成功したって、鷹を産んだだけで育てていない鳶に鷹の能力を伸ばしたり出来ず、むしろ子供の才能と未来を潰す可能性濃厚なのにさ
天才で頭に浮かび、本棚をゴソゴソし、検索掛けたのが
レコードを聴くひととき ぱあと1 (music library) | 三浦 淳史 |本 | 通販 | Amazon
https://www.youtube.com/results?search_query=ruth+slenczynska
2021年ルース・スレンチェンスカ 東日本大震災10周年への演奏 - YouTube
まず、1925年1月15日生まれが98歳で存命中に驚いたは置きw
前半生に触れてみる
ルースの父が、『巨人の星』の星一徹が逃げ出すであろう級スパルタ教育親父なのが恐ろし屋
一徹は、息子・飛雄馬に数々の試練を与えた「野球の鬼(球鬼)」、最終的には自身が敵と化し、飛雄馬の前に立ちはだかる
野球と息子の両方を愛すればこそと言える
しかも巨人軍選手として「長嶋茂雄を超えていたはずの幻の史上最高の三塁手」というプロキャリア持ちである
一方、実在した音楽親父は、コンサート・ヴァイオリニストになり損ね、ポーランドから流れて来た移民で
精々子供達相手のレッスン引き受ける程度に留まる、欲求不満の塊
誕生2時間後の初対面時、娘の手首が頑丈を知って惚れ惚れとしてすすり泣き、指先がピアニストに向いてるかを調べて
生後12日目に「この子は世界最大のピアニストの1人になるぞ」、本気で信じ、断固として宣言するほど
ルースの生まれる前から、女の子が生まれたら音楽家にすると決め込んでいた
3歳になった娘が、ヴァイオリンに抵抗しピアノをせがんだら
父は黙って娘の欲しがる物を与えたが、その翌朝に、娘の苛酷な試練始まるゴングが鳴った
6時に叩き起こされ、朝食抜きでピアノのストゥールに縛り付けられる
一日中、メトロノームが往きつ戻りつチカチカと鳴る中、音階を教えられる
幼児に容易な話じゃないのに、父は決して諦めず
娘がミスをすると、躾け方をよく知っているのでとても整然と、無言で、娘を引っぱたいたという
引っぱたくだけなら、まだいい
父は、娘をどれだけ罵り、天才にするために食事も与えず、ぶん殴ったやら
一日9時間、週7日間、汗で汚れるからと言って洋服を着せず、スリップ姿でピアノに向かわせた
現代だったら即児相か警察に通報案件だけに、母親が夫に抵抗しなかったのかって?
抵抗したけど、無益に終わる
娘が溺れそうになって助けた際、即座に娘の弱点を突き、10回も
「お父さんは今お前の生命を救った」「お前の生命は私の物だ私だけの物だ」、絶対的な服従を要求し
「ワタシノイノチハオ父さんノモノデス」「ワタシハオ父サンノイウトオリシナケレバナリマセン」を誓わせた絶対君主だからね
4歳となった娘の最初のコンサートを準備中にも
本番でお前がミスしたら、お客は腐った卵や野菜を投げ付けるだろうと言い
娘が音符を1つミスした時、よく熟れたトマトを投げ付け、実験してみせたりもした
6歳での欧州演奏旅行は子供であって(大人の)一寸法師でない証明要るほど成功し
8歳でのNYデビューは批評家の熱狂的な賛辞受けるものの欧州演奏旅行を下回ったが
3年間で年間7万5千ドル以上稼いだから、ま、「神童」として上々のキャリアを築いた
が
娘はある時
「この世の中で価値ある物は唯一つ、それは金だよ
私はルースにベートーヴェンを弾くことを教えている、それがドルを持って来てくれるからなんだよ」
父の不用意な言葉を耳にしてしまった
「十五で才子、二十歳過ぎれば只の人」が世の常だが、娘もやがて年を取り、父が自慢するほどの音楽家でないとわかって来た
巨匠達の指導を受けていた娘のトレーニングを父が全面的に引き受けた時
娘は自分が理解しなかった曲を間違いだらけで弾き始め
NYのリサイタルでは「口を揃えて「燃え尽きたローソク」と評する惨状を呈した
これが15歳の時で、娘は父と絶交し、ピアノ演奏を辞め、普通の人間になる長いプロセスに入った
父にしてみれば、犯罪に等しく許し難い裏切り行為
娘が大学の同級の学生と結婚するつもりを報告の折、怒り狂い、娘と婚約者を家から追い返しながら
「シラミのタカったアバズレ女郎(めろう)!俺がいなくちゃ、音符2つだって弾けやしないぞ」
尚、ルースはその後ピアノ演奏活動に復帰したことで、夫と離婚した
活動に反対するのでなく、夫もまたルース父のやったようにキャリアにお節介を焼くようになったという何とも皮肉な話
ルースは自伝『禁じられた幼年時代』の中で、父について
父が娘に「やったこと」に対して父を非難していると同時に、父が「やってくれたこと」に対しては父を赦している
ちなみに、自伝は今から60年以上前の1950年代後半頃に出版された物
その時点で、父が亡くなって6年であり、父娘が遂に和解する機会に恵まれなかったそう
父が「やってくれたこと」に対しては父を赦しているの「やってくれたこと」は多分
モーツァルトと双璧級の天才にはなれないけど
一流の1人に数えられるピアニストに欠かせない音楽教育を与えてくれた恩の意味でしょね
仮にルースが
神童のまま大人の演奏家として成功収めた場合でも
子供が天才と判明すれば、才能を育てる方法としての早期教育はいい
天才は勝手に生まれて来るもので、早期から塾や英会話教室に通わせて生まれるものじゃない
天才児の親や俗世間には、「天才」を理解して「普通」の人生も送れるよう育てるだけの受け皿が要るんだよ
親自身は凡才でもいい
「十五で才子、二十歳過ぎれば只の人」「不測の事態起きれば?」の想定が不可欠
子役のステージママ(パパ)にありがちな、一家総倒れリスクを孕む「子供の稼ぎにオンブ抱っこ」はNG
という戒めで当記事を〆るわ