mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

蠱惑の夜が明けると、脱落や忘却との戦闘開始を告げるゴングが鳴る

「日本を除く世界映画界が時空を超えて予告及び警告を送っている」

昨日記事の中に示唆した

ドコがそうか、見(え)る👀が見たらわかる(´Q`)。oO

 

 

 

 

昨日記事には、投稿後、資料の見落としを追記した箇所がある(これもドコか黙っとくw)

敢えて外したコトに触れると 

en.wikipedia.org

1972年度アカデミー賞の作品賞・監督賞・主演女優賞・脚色賞にノミネートされたスウェーデン映画

同年度ゴールデングローブ賞では主演女優賞 (ドラマ部門)と外国語映画賞を受賞した

ところで、この映画、『移民たち』と訳すから紛らわし過ぎる

en.wikipedia.org

第44回アカデミー賞 - Wikipedia

1971年度アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品と同作品でないけど同作品の意味わかる?

ヴィルヘルム・モーベルイの長編小説を2部作として映画化し

1972年に第2作『Nybyggarna(The New Land)』が公開された

日本ではTV放映されたことはあるらしいが劇場未公開

日本語wikiの『移民者たち』が第1作『Utvandrarna(The Emigrants)』に軽く触れる程度なので混同しやすい

第1作『移民たち』、第2作『新天地にて』でエエやろの上に

『The Emigrants』の英語wiki、映画賞ノミネートと受賞の項目を見ると

1971年度アカデミー外国映画賞以外の各賞、ノミネートと受賞が2部作纏めて対象!?とワケワカメなんだけどw

 

 

 

 

エ”?

黒澤明監督『どですかでん』が何で落選ってか??

アカデミー協会に聞けwww

外国語映画賞としては1975年度に『デルス・ウザーラ』で受賞した(ソ連代表としてだけど)

日本代表としては外国語映画賞の前身である名誉賞時代の1951年度に『羅生門』で日本人初の受賞を飾った

しかも

OscarNight:「賞取りレースとSHOWには正直に」 - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

OscarNightの壇上で誕生日祝いまでとキタ━(゚∀゚)━!w

 

 

 

 

黒澤監督ちゅうと

mathichen.hatenablog.com

https://gunnereds17.blog.fc2.com/blog-entry-80.html

昔、日本アカデミー賞を否定した世界の黒澤を揶揄して

「これからの映画人を育てていこうとしている賞を『権威が無いからいらない』という人に賞を渡すことにならなくて良かった」

と言った山城新伍の言葉が痛快だったね、、、

このぐらいツッコンだ皮肉が言える人を司会に据えて、あの万年出席者がガチガチの受賞式は改善してほしいよ、、、

 

あ、クロサワが日本アカデミー賞を批判する意味も分からないでもないよ、、、

なんで海外の映画賞の名前を有難がって拝借するのかなぁ、、、

ああいう根性が貧乏たらしいんだよ日本って、

「大日本映画大賞」だって「ジャパニーズムービーアワード」だっていいのよ、

アカデミー名乗るのはちょっとカッチョ悪いよね、、、

2019/1/27(日) 午後 5:14 [ たっふぃー ]

Yahoo!記事本文に、作曲家・武満徹が「アカデミー賞と名乗る事自体に、そもそも…」

思うに、黒澤監督ともども、「仏作って魂入れず的なモノを日本アカデー賞に見て取っていた」

世界のクロサワ、世界のタケミツ、日本を拠点に置こうと、映画と音楽の分野で海外の現場に触れる機会が多く

どちらも独創性に於いて日本の範疇に収まり切らない両巨頭よ

新しい映画賞がアカデミー賞を名乗るのはいいとして、細かい差異あれど御本家のパクリ的な点に「無理するなや」ちゃう?

御本家ハリウッドの、カネ掛けて楽しませるShowBusiness

御本家も最近すっかりは後回しに置き、That'sEntertainment!、そんだけの力量が日本に備わってるかね

独創性の高い作品は生むが、製作現場は欧米と比較して充分でなく課題が山積なので

世界を知る両巨頭が、40数年前の海外と日本では大人と子供の差を示唆したんじゃないの

 

 

 

 

mathichen.hatenablog.com

難役に挑んで「ワタクシ、頑張ってます!」感は本当、日本人の専売特許

プロなんだから頑張るのは当たり前、努力を前面にアピるなどハシタナイ

昔々「まだまだ新人ですから大目に見てね」てな某劇団のトップには頭痛を覚え

知り合いと「オヒネリ頂ければの低姿勢でなく、高い入場料ボッタクリがド厚かましい」と意見一致した

カネ払う客にとって、新人だろうが古狸だろうが本舞台に立ったら皆同じ、不出来でも許してよの姿勢が許せんのさ

 

 

 

 

というのは、映画賞にも通じる話

まずプロフェッショナルありきのアカデミー賞

プロフェッショナルが、カネ惜しまず、粋を尽くし、観客やTV視聴者を楽しませる

映画人の育成や支援は別の相談窓口までお願いします

従って、新しい賞をこれからの映画人の育成機関っぽく捉える山城新伍アカデミー賞の本質が見えていなかったと言える

アカデミー賞を名乗るが日本独自路線が見られたらゴチャゴチャ難癖付けないけど

邦画低迷期を脱却するかしないかの時期だっちゅうのに、腐っても御本家に追随する形の賞がイタかった

 

 

 

 

御本家アカデミー賞について、天然に飼われるボクが

外国語映画賞が実質上の作品賞に当たるのね」

ほぼ日本アカデミー賞化している本家、、、

英語だけを喋る映画に授与する賞と外国語を喋る映画に授与する賞に分け、どちらも最高作品賞とする意義は大アリ

日本語だけを喋る映画が日本映画以外に?

日本語だけを喋るウクライナ映画みたいな作品が存在するとして、極めて稀だ

英語が世界共通語と言え、つまりアメリカ以外の英語圏作品や非英語圏の英語作品も最高作品賞の対象となる

最高作品賞の資格に複数の言語が認められたら、英語が不利な位置に落ちるだろう

外国語映画賞って、ドイツならドイツで篩に掛けられた中から1作が代表となった後に

世界各国から出品された作品が、アカデミー賞を審査する「映画芸術科学アカデミー」によって厳選される

作品の水準はマァ高い

黒澤、トリュフォー、ワイダが、無名や中堅に負ける世界w

最高作品賞の舞台に上げるのは怪しげなモノも含まれるハリウッド製英語作品にとって、外国語映画は脅威かも

外国語映画賞を設け、ドイツ代表、日本代表など外国語同士で頂上争いしてくれると助かるような気がする

 

 

 

 

1927年5月11日、映画芸術科学アカデミーが非営利組織として36人の会員により創立された

映画芸術科学アカデミーにより1929年に創設されたのがアカデミー賞

アメリカ映画の祭典」という冠詞を付けられることが多いアカデミー賞の基本は「アメリカ映画を対象とした映画賞」

作品の選考対象も「1年以内にロサンゼルス地区で上映された作品」と比較的狭義である

1944年と後発のゴールデングローブ賞は、ハリウッド外国人映画記者協会がアメリカの映画やTVドラマを対象とする賞

早い話、「アメリカがNo.1で最優先主義」

 

 

 

 

ハリウッドが外国語映画賞を「追加」したのが、現代に祟っている気もする

21世紀現在の世界を見渡せば、英語作品のためだけにある賞なんて現実的じゃないけど

外国語作品賞受賞作の水準が英語作品賞受賞作を上回るコトがしばしばを見ると悩ましくなる

日本語だけが対象となる賞が案外ラクなんじゃないの

日本アカデミー賞のシステムや質が高い大前提だけどw

 

 

 

 

作品賞と外国語作品賞はこの辺にしといて

 

 

 

 

WOWOWで授賞式を観ていて~~~~~(m--)m気分に陥ったの、アタシだけ?

あ”、誰だっけ?超久々の「Winners is...」の時だけ👀が覚めたw

他は、台本通りのプレゼンターが何かわざとらしくて大根役者だらけに思えた

台本通りでイイものの少しは自然に演じられないものやら

受賞者のスピーチも、大仰で、しかも無駄が多い


www.youtube.com

Sabrina and Gate of Hell Win Costume Design: 1955 Oscars - YouTube

他に英語知らんだけやろにしろの大映・永田社長を見習え

「有難う御座います、サンキュー」

「サンキュー・ベリー・マッチ」

基本、それでエエねん

サンキューの後にアカデミーを付けたら、協会に十分ゴマスリ出来る

英語圏出身者がスピーチする場合、「有難うを意味する自国語+サンキュー+アカデミー」

何人ものスタッフは勿論、受賞者の嫁とか子供とかジジババとか、第三者にゃ関係ねーを考えてみい

協会以外にどーしてもってんなら、監督それと神さん仏さんだけにしとけ

蛇足として

アタシゃ、もしも自分が候補に挙がって落選すればの茶飲み話を、4年前のYahoo!に書いた

4年後、受賞してもやっぱ、そこまで猫被りして本番でいきなりブチかましたいと思うのが

「F(ピ~音)ckYou ! Academy★」

上手くやりゃ、ThankYou ! Academy☆」と聞こえるはずw

 

 

 

 

と、ま~そだれだけ、年々面白くなくなるOscarNightっちゅうコト

蠱惑の夜に呪縛されると… - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

アカデミー授賞式を「2時間の肉の祭り」と呼んでいたパットン将軍

肉は一体、アカデミー賞の何を指すのか

確証掴んで裏付け取ってないだけで、「いや、与える側が優位で幸福かと…」

夜の夢から覚めると、新たな夢が延々と続く朝を迎える

当記事冒頭部分と繋がっているとだけ…