昨日記事は最初、アカデミー賞に於けるプロパガンダ等が頭にあった
正当な受賞ながらも、見方を変えるとプロパガンダと映らなくもない受賞は(・・?
Hattie McDaniel winning Best Supporting Actress - YouTube
親愛なるマミー、彼女が黒人初の受賞者だ
Haing S. Ngor winning Best Supporting Actor - YouTube
ナンシー梅木がいるのでアジア系初でないものの、ドクター自身がキリングフィールドからの生還者を照らし合わせると…
史上初だの、キリスト教圏外だの、選考側に何かしら思惑が感じられる
巧いよなと感心するのが、第16回(1942年度)の作品賞・監督賞・脚色賞を受賞した『カサブランカ』
Casablanca La Marseillaise - YouTube
世界一物騒な国歌を活かし、余計な小細工を施さない点ね
第38回(1965年度)の作品賞・監督賞・編集賞・編曲賞・録音賞の5部門受賞した『サウンド・オブ・ミュージック』
他4作品が『ドクトル・ジバゴ』 『ダーリング』『裏街・太陽の天使』『愚か者の船』であり、ま、妥当でしょね
「ドレミおばさんの主演女優賞は(・・?」ってか
ジュリー・アンドリュースは前年に『メリー・ポピンズ』で受賞済み
『マイ・フェア・レディ』を歌吹き替えで演じたオードリー・ヘプバーン封じ込められりゃ満足やろw
(※イライザ役を舞台で当たり役にしていたのが、ジュリー)
んで、ジュリーはジュリーでも、『ダーリング』のジュリー・クリスティ姐さんが受賞した
姐さんを歴史物『ドクトル・ジバゴ』でなくフェミ系『ダーリング』で売り出したプロジェクトチームの勝利という
女性解放運動が盛んとなった1960年代後半に需要と供給が生まれるでしょ
フェミ系女優を長い目で見ると、若いうちが花でブランク迎えやすいから、姐さん損したと思う
姐さん自身、「人気なんて続かないわよ」と、『サタデー・ナイト・フィーバー』当時のジョン・トラヴォルタを戒めているw
ジュリー姐さんの例を挙げるまでもなく
目次の一部を見てわかるように、男性原理社会、人気コンテスト、駆け引き、浪花節etc.が渦巻くアカデミー賞という意味よ
男性原理社会の説明要る?
「大昔にゃ、家庭を捨てた女様、アル中といった役柄はほぼ全部、不幸な末路を迎えてクタバルお約束」
近代五輪を本気で「参加することに意義がある」と考えるオメデタイ人種にゃ理解不能(・・?
一昨年
ドリームワークスへ3億ドルを投資と引き換えに
「アジアに於けるドリームワークスの頒布権及び韓国の映画制作に携わる人間がドリームワークスで研修を受ける権利」
それを獲得したサムスンの令嬢
・韓国は、「最初から世界を視野に入れている」
・日本は、「世界に通用するかを常に意識し過ぎている」
両国の世界観に格差とミタ
ところで、『パラサイト』及び韓国映画に全くウラミも借金も無いものの
(何ヶ国合作の場合、主導権はアメリカにを含む)アメリカ映画がOscarを受賞すべきとアタシゃ考えている
英語が公用語の国については、英国の他、複数の言語が公用語として定められていても英語話者が主体の国に資格アリね
従って、「候補に挙がった」う(¯ ¯)っ(¯。¯)さ(¯0¯)い(¯ ¯) jpを蹴っ飛ばしたいわは置き
何故、アメリカ映画が第一義でないとダメか?
外国語映画賞の存在よ
何かと騒がせた第71回(1998年度)を思い起こすべし
イタリア語を話す『ライフ・イズ・ビューティフル』が作品賞と外国語映画賞の候補に上り、外国語映画賞に落ち着いた
『恋におちたシェイクスピア』の作品賞は絶対納得行かんけど
英語作品には選択肢無し、外国語作品には選択肢アリと考えてみ
また、外国語映画が候補に挙げられるだけであろうと常態化したら
英語作品だけで5作品揃わないまでに、映画の都ハリウッドが没落したの印象を与える
権威が失墜しまくりのアカデミー賞を貰って、韓国や日本の皆様、何が嬉しい?
『ブロークバック・マウンテン』(2005年)
『ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日』(2012年)
台湾人アン・リーが2回、アカデミー監督賞受賞したわな
1回目の時にな、「アジアの勝利♪☆彡」みたいな報道がアジアに多かったやろ
ぶっちゃけ、「頭湧いとるんかw」と呆れたわ
監督賞受賞した両作品とも、英語を話すアメリカ映画やんけ
1回目は完全に、監督が台湾人というだけの、近代を舞台に描いた異色版ながらアメリカ西部劇やろ
亜細亜の亜が何処に?
アカデミー作品賞歴代ワースト10、あるいはその年受賞すべきだった作品 | Business Insider Japan
「ワースト3 『クラッシュ』 (2005年)」
「2005年に受賞すべきだった作品:『ブロークバック・マウンテン』」
これはその通りと思う
そして、非英語圏外国人の監督や俳優は、アン・リーの監督賞のようにアメリカ映画で実績積んで受賞するのが先決ちゃうん
そのためには、まず、アメリカ映画界の底上げが先かね
第54回(1981年度)の例
・アトランティック・シティ
・レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫
・レッズ
・黄昏
大本命の『レッズ』が受賞と思いきや、誰も予想しなかった大穴『炎のランナー』がキタ━(゚∀゚)━!
冷静に考えたら、「高評価するも流石に共産主義者を描く『レッズ』に作品賞は不味いと外した」
Oscar向きと言える『炎のランナー』あるいは『黄昏』が持ち駒にあるしね
要するに、賞レース用作品に余裕の有無ね
余裕が無いと、作品賞でなく主演女優賞の例だけど
お”っと、ココでも、預言者もどきじゃなくてw
Best Actress Oscar Winner: 1975 | Louise Fletcher - YouTube
『カッコーの巣の上で』のルイーズ・フレッチャー、誰が見たって助演が主演女優賞
そうならざるを得ないほど不毛の地が作品賞にも起き得るよ
演技賞部門を改めて考察したら
「主演格」の面子守るセーフティネットっぽい役割備えている助演賞にやはり一考要る
主演賞と助演賞の両方を受賞した男女優のうち
『ゴッドファーザー PART II』(助演男優賞)👉『レイジング・ブル』(主演男優賞)のロバート・デ・ニーロ
『クレイマー、クレイマー』(助演女優賞)👉『ソフィーの選択』(主演女優賞)のメリル・ストリープ
助演賞受賞が先の主演賞受賞者少なくないね
あ”、助演賞が先でも、メリルさんが主演賞候補に挙げられなかったら…と言えるのは、ジェシカ・ラング(・・?
同年に主演賞と助演賞のダブルノミネートだと助演賞受賞が相場と言えど
メリルさんの対抗馬となれるのはジェシカさんだけよ
https://www.youtube.com/results?search_query=frances+movie+1982
賞レース狙いっぽい演技、けど「キングコングの恋人」を思えばハイ!よく出来ましたw
条件揃えば、『ブルースカイ』で第67回(1994年度)主演女優賞受賞以前になのやら
複数回受賞のうち、主演賞受賞が先で後年に助演賞、こちらは条件次第で印象変わる
ザッと見渡した限り、男女双方、合格者無し
『ミス・ブロディの青春』(主演女優賞)👉『カリフォルニア・スイート』(助演女優賞)のマギー・スミス
第51回(1978年度)の助演女優賞候補を見てみ、絶対的大本命いないが、出演時間が短過ぎるという点が微妙
『ガス燈』(主演女優賞)👉『追想』(主演女優賞)👉『オリエント急行殺人事件』(助演女優賞)
そお、イングリッドーバーグマンもおかしい
2回目の主演女優賞、あれ演技そのものが評価されての受賞じゃない
ロベルト・ロッセリーニとの不倫スキャンダル当時に叩きまくったハリウッド人種の総懺悔の意味合いが強い
助演女優賞受賞は自身がスピーチした通り、「『アメリカの夜』のヴァレンティーナ・コルテーゼさんが適切なのに」w
3回受賞ではもう1名
『カッコーの巣の上で』(主演男優賞)👉『愛と追憶の日々』(助演男優賞)👉『恋愛小説家』(主演男優賞)
そお、ジャック・ニコルソン、最初の主演男優賞だけで十分に加え、降格後に再昇格するなやw
もっと悩ましいのが、賞がステップアップする、助演賞受賞👉主演賞受賞よ
既に主人公スターが脇役に降りて来てタイプ、それも比較的若い男女優の助演賞受賞は原則止してクレ
『グッド・ウィル・ハンティング/ 旅立ち』(助演男優賞)のロビン・ウィリアムズ、死んじまったから最初で最後だけど
『アビエイター』のケイト・ブランシェット(助演女優賞)、その後『ブルージャスミン』(主演女優賞)とか…(-。-)y-゜゜゜
ついでに、超個人的に腹立つ例を挙げると
『コールドマウンテン』(助演女優賞)👉『ジュディ 虹の彼方に』(主演女優賞)のレネー・ゼルウィガー
どんだけ上手かろうと、不世出の天才と言えるかえ(・・?
Judy Garland's BEST Scene in A Star is Born - YouTube
映画界上層部の陰謀に泣いたが、不世出の天才は揺るがない御本家ジュディ・ガーランドに勝てる道理が何処に?w
ジュディと拮抗する天才に下方修正しても恐らく、鼻のバーブラ・ストライサンド姐さんだけだ~
そのバーブラ姐さんが決してジュディに勝てないというより
出来悪くないけど「それに手を出すと比較されるのに」の👇
Comparing Every Version of A Star Is Born - YouTube
w
疲れたもんで…
ジュディがもしも草場の陰でバーブラ姐さんを妬んでいるとすれば
Katharine Hepburn and Barbra Streisand Tie for Best Actress: 1969 Oscars - YouTube
「キャサリン・ヘプバーンは自分がノミネートされた年には会場に現れず、一人舞台みたいなもんだし…」
アカデミー会員数が今現在の奇数でなく偶数の時代なればこその同点受賞すら裏山~(゜_゜>)
…邪推で記事を〆とくw