mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

暖炉の灯火に照らされる家族の肖像への憧れ~ファイアーライト~

調子いくない~の八つ当たりとして、狸寝入りしながら塵フェミファシズムに悪態を吐いていた

 

 

 

 

まず

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最初から女に難しい、あるいは絶対男に勝てない、そういう類で差が出るのは、区別

男女同等に出来ることで、女だからと自分ではどうしようもない点を理由に却下される類が、差別

サッカーは本来、男子が男子のために生み出したスポーツであり、女子がやるなら「区別」を受け入れるのみっちゅうコト

 

 

 

 

サッカーのみならず、男女差がどんだけ縮まろうと、決して同等のコト叶わない宿命は他にもある

女性同士でも、例え女性全員が同じコトを望もうと、皆に可能じゃない

だから、「ワタシが産休育休取れば、皆取りやすくなるでしょ~」ニュージーランドDOBUSU首相及び女性議員どもは

子蟻の傲慢、女性による女性差別主義者にして小梨の男性差別主義者でもあり、優生思想の権化

あ”、NZちゅうたら、豪州とつるんで未接種者収容所とか疑惑珍ファシズムの枢軸国を加味すると

多様性を謳うならば、従来のライフスタイルも認めないと右へ倣えの全体主義に繋がるの説明、これ以上要る?

 

 

 

 

この間、自称リベラルと本物リベラルの違いに触れたね

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21世紀現在、半世紀余り前の「開拓者世代」の子や孫の世代が、濡れ手に粟的な無駄に意識高い系=自称リベラルと見る

フェミ方面で本物リベラルを挙げると、「ウーマンリブ(女性解放)」世代が該当すると考える

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津雲むつみ自身が女性であり、男性視点で物事を見られる複眼思考の持ち主だから

男女双方の長所と短所を見極め、両性から反感食らわず支持を受ける作品が描けたと思うわ

…二言目には「女は弱者なのよ~」、男女双方を呆れ返させる田嶋YOKOとは天国と地獄以上の差w

つか、YOKOは「開拓者世代」に付き物の経験したのだろーか(・・?

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大学在学中か

改革目指すことについては、女にも男と同等の成果が求められる

議論交わすテーブルの飲食物は、女が用意する

男女共同活動の場に於いて、「男女平等のカラクリ」を知った

その傍ら、美人はトクの面も大きいが、女ならではの武器を否定しないで駆使する頭脳を持ち合わせている

「男のいない女は、自転車のない魚のようなものだ」という名言も、スタイネムのものだしね

 

 

 

 

ところで、「開拓者世代」は勿論、1886年明治19年)生まれの平塚らいてうよりも古い世代の意識は?

結婚すれば家庭婦人一択で自由は無くなる、既婚未婚問わず就業するにも選択肢が少ない世代ね

 

 

 

 

アニメの人物で挙げると、まず

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はいからさんが通る』の奥女中・如月さん

紅緒が節約のため伊集院伯爵家使用人達に暇を出した際

如月さんだけ「今更、何処にも行きようが無い」と言い、無給で仕えると紅緒に頼み込んだ

学歴さておき教育水準は高いはずだが、何歳くらいだろ、中年BBAにゃ違いなく

ヘッドハンティングでもされない限り、他家への転職し辛いでしょ

次に

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大真面目な話、デーテ叔母さんとロッテンマイヤーさん意外と美人なのよね~wは置いといて

デーテ叔母さんは多分、まだ30歳になるかならない若さと思う

姉夫婦が亡くなり、孤児となった幼い姪を引き取ったものの、就労してカネ稼がないと生活出来ない

自身の生活と姪養育のため就労するには、姪を他人に預けるわけだが、預け先への報酬も馬鹿にならない

ウルゼルおばあさん宅保育から、疎遠なアルムおんじへハイジ預けたのは

条件良い職場に移るためには已むを得ず、また孫養育なら無料の算段であろうが

同時に、「自分ばっかり貧乏クジ引く」への怒り爆発であった

どうあれ、高等教育や専門教育は受けておらず、叩き上げ的な小間使いとして良家に仕える生涯おひとり様人生と思うわ

一方ロッテンマイヤーさんは、よく調べた所「ゼーゼマン家の執事」

留守多いゼーゼマンさんに代わる実質上の主人であり、クララのおばあさまからも信頼置かれている

身分は低くても出自は低過ぎず、高い教育水準を誇る生涯Fräulein Rottenmeierとミタ

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ミンチン院長こちらは、幼い頃に両親を亡くし、働きながら妹を育てて、学院設立まで漕ぎ着けた苦労人

婚期など完全に過ぎ去っており、妹のアメリア先生ともども行かず後家として生涯を終える

 

 

 

上段は要するに当然の権利として自立を目指す女性でなく、嫌でも自立せざるを得ない背景を持つ女性じゃね

配慮されて当たり前なイマドキの女様と比べれば、17歳でも大人、覚悟と努力が別物との結論に達した

 

 

 

 

【縁の下の力持ちながら主人(後篇)】では、ソフィー・マルソー映画にも触れてるね

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ファイアーライト - Wikipedia

女性が自由に職を選べなかった時代の1837年

いまは裕福だが、妻にも母にもなれない出来事が起きるかもしれない

エリザベス自身は最後ルイザの母として迎えられる人生も、何がきっかけで、ルイザの人生破滅するやら

家庭切り盛りが女性にとって一番の職業ながらも、行使するかは別に保険としての教育は重要

ルイザは、貧しいエリザベスが高額な金を得るため代理母となって産んだ子である

視点変えると

エリザベスが例えルイザの実母でなくたってルイザに厳しく接する事で

貧しいが故の知性と教養を持つエリザベスによって、ルイザが救われたと言えるね

 

 

 

 

更に視点変えると、印象ガラリ変わって後味悪くなるとわかる?

ネタバレになるけど

 

 

 

 

ルイザが自分の思い通りにならないと気に入らない性格の背景に、エイミーが実母でないを薄々知っていることが挙げられる

反抗的なのはひょっとすると、過保護な父親に疑問を覚え、機能不全家庭育ちの年齢高い養子がよくやる「試し行動」か

ともかく、厳しくも親身に接してくれるエリザベスが実母を知ると、あっさり心を開く

チャールズとエリザベスは再会後、心から愛し合うようになる

落馬事故により植物人間状態のエイミーが、そのまんま逝ってくれると誰得?

 

 

 

 

何とチャールズが、エイミーを直接殺害するわけではないが、殺したも同然の行為に出る

公開当時のSCREEN誌、 双葉十三郎爺さん『ぼくの採点評』もソコを突っ込んでいた

破産し屋敷を手放して再出発するチャールズに、エリザベス、エイミーが従う結末が嫌らしいわ

一見、相思相愛の男女が素寒貧なりに彼らの愛娘を守って行く決意のように映るも

チャールズとエリザベスにとって、エリザベスが「エイミー最期の真相」を知ってりゃ

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ドロン様の『太陽は知っている』と変わらん結末やで

完全犯罪成立したが、一蓮托生の共犯関係の男女であり、生涯、心からの平穏は決して訪れまい

 

 

 

 

『ファイアーライト』が後味悪くなる理由として

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ジェイン・エア』と同工異曲の話だからよ

ジェイン・エア』のロチェスター卿の場合、妻バーサを破滅に追い込んだが濃厚

不慮の事故で植物人間の妻エイミーを抱える『ファイアーライト』のチャールズがマシに見えるけど

エイミーが子供を産めないとわかった時点で離婚の可否は?の点が引っ掛かる

石女を叩き出せというのでなく、跡取り必須の家系ならば確実に子供産める女性を正妻として迎える方法あったでしょ

人間は子供作るためだけに結婚すると決まっておらず、選択小梨夫婦もいる

チャールズには、エイミーに十二分な配慮した形で解放と再出発を用意する道が無かったのやら

エイミーが100%自然死を迎えたのだったら別に文句言わんが、人一人を犠牲にして我欲満たすっぽい結末だと…

エリザスについては「エイミー最期の真相」を知らなけりゃ

「父親の借金返済や身過ぎ世過ぎのカネ稼ぎに追われるほど貧しい娘が、本当は家庭婦人として平凡な人生を望んでいる

心から愛し合える男性として運命の赤い糸で結ばれるのが、真っ当な形で出会う機会の無い上流男性であるならば

彼と出会って、彼の妻となるためには、代理母という遠回りな形しか無かった」

という具合に同情出来る余地持つけどね