https://www.youtube.com/results?search_query=la+juive+shicoff
ビゼー『カルメン』のドン・ホセ歌わせたら、熱入り過ぎ、本当にカルメンを刺しちゃったニール・シコフ
アレヴィ『ユダヤの女』のエレアザールだと、自身がユダヤ人だ、盛り上がる燃え上がる
第5幕
油を煮えたぎらせた大釜のある処刑場
民衆は釜茹での刑を見ようと集まってくるが、ルッジェーロによって死刑を宣告されたのはエレアザールとラシェルだった。
レオポルドが死罪を免れた旨も宣告される。ラシェルは前日の証言が虚偽だったことを改めて証言する。
死刑執行の直前にエレアザールは娘に改めてキリスト教徒に改宗して生きろと勧める。
しかし、ラシェルは神を裏切って父無しで生き延びよというのですか、と言い拒否する。
ブロニが現れ、エレアザールにユダヤ教徒が救った娘はどこにいるのだと問い詰める。
エレアザールは大釜に投げ込まれたラシェルを指さして、あそこだ !と言って自分も大釜に向かう。ブロニは絶望して跪く。
ユダヤ人金細工師が救って育てた結果、キリスト教徒の娘がユダヤ教徒として殉死する
生みの親より育ての親とはよく言ったもんだ
息子マンリーコを持つジプシーの老婆アズチェーナがその昔
「母さんが火刑に処せられた時、自分はルーナ伯爵の子供を誘拐して火にくべたが、それは自分の実の息子だった」
「お前は自分の実子だよ!母さんを殺した伯爵に復讐してくれ~」
最後、恋敵であるマンリーコを処刑した伯爵に「あれはお前の弟だよ」と告げ
「母さん、復讐は成った!」と狂乱の叫び声を上げ、幕
…憤怒のあまり我が子と他所の子を間違えた上に、誘拐した子とはいえ長年育てた子を処刑台へとか、救いが無さ過ぎるやろw
ところで、似て非なるものが古今東西に多い中、👇もそーだ
ナチス親衛隊とドイツ国防軍の違いって何ですか? - 国防軍はナチ式... - Yahoo!知恵袋
客引きは低級ながら店内は高級で、サーヴィスは中級~サロン・キティ~ - 映画、音楽、文学
あ”~DVDで観たいは置き、一般ジャパニーズがナチス親衛隊を聞くと、👆みたいなのを妄想するのやら
親衛隊員が酒池肉林に興じる背景には、「良心」を鈍らせる目的が少なからずのよう
ユダヤ人が仮に悪魔や鬼だとしても、見た目は人間であり、全く躊躇しないでズドン撃ったり出来る者が少数派
アタシの見立てでは、イルマ・グレーゼ、ナチスでの全刑死者では最年少22歳が最凶レベル
親衛隊の酒池肉林で過去サイコーに笑かしたのが
https://www.youtube.com/results?search_query=les+huguenots+berlin
Wikipediaを見ると「初演後の世界への広がり」の中に
ベルリン(1987年、指揮:ヘスス・ロペス・コボス、ヴァランティーヌ:ピラール・ローレンガー、ラウル:リチャード・リーチ)
G. MEYERBEER: Les Huguenots (Berlin, 1988) - YouTube
これね
日本も近年、海外歌劇場と共同制作プロダクションが見られるね
海外では昔から普通で、演出借りる場合は概ね、上演機会少ない作品よ
んで、ロンドン(1991年)、英国ロイヤル・オペラがベルリン・ドイツ・オペラから借りた
結果
『ユグノー教徒』の次の演目が、ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』
シモンの幕間、合唱団員が衣装姿のまま募金箱持って客席を回った所、皆ケチ臭いもんで
イラ~と来たおねえさん団員が、「ユグノー教徒は二度と上演しないと約束するから、募金して~」
すると、客席中に大爆笑が起き、ポンドが紙ヒコーキでわんさか飛来したそーな
だって👇
Giacomo Meyerbeer: Die Hugenotten (Deutsche Oper Berlin, 1991) - YouTube
第一幕、ヌヴェール伯爵がカトリック教徒を晩餐に招き、皆が楽しんでいる場面に
第二幕、シュノンソー城の庭園に、王妃マルグリット他が登場する場面に
第3幕、夕暮れ時のパリに、カトリックとユグノーの両教徒が入り乱れる場面に至っては
マイク持ったねーちゃんが紅組と白組を仕切る風と言えばわかるかしら、町内の運動会状態を呈する
赤組と青組やったら、至って平和なリヴァプールとエヴァートンのマージーサイド・ダービーに尽きるw⚽
もっとも、「同じ神さんによる宗教戦争なんて、ま、根っこは…」
という面白さから、この演出、アタシゃ意外と好きだ
第四幕と第五幕が真面目というかシリアスな展開を迎えるしね
1572年8月24日の「サンバルテルミの虐殺」に、ナチスの凶行が重なるでしょ
最終幕の幕切れは
第3場
パリの街角、1572年8月23日および24日のパリの夜。
マルセルとヴァランティーヌは深手を負ったラウルを支えながら、パリまで逃げる。
しかし3人は、カトリック教徒の兵士たちに「改宗しないなら、地獄に落ちろ」と包囲されたところで、
サン・ブリ伯爵に見つかり、即座に銃殺されてしまう。
「誰だ」という問いに「ユグノー」と答えた3人の遺体に近づいた伯爵は、その1人が自分の娘であったことを知り、愕然とする。
そこへマルグリットが現れ、殺戮を止めさせ幕が下りる。
数多ある読み替え演出のうち、ギリギリでもBEST10に入れて良い演出と思うで
聴衆に演出家の意図が読めず全くワケワカメなまでの自己満演出と異なるのさ
原語のフランス語上演、オーソドックスな舞台をと言うなら、顎のオバちゃんでも観とけや
作品の意義については、
「サンバルテルミの虐殺を起こした宗教的狂信は、
21世紀になって過去のものになるどころか、世界の各地で新たな犠牲者を生み出している。
あらゆる形の不寛容に対する告発として、《ユグノー教徒》は今日的意義の再評価が高まっている。
もちろんそこに永遠の愛の美しさが浮かび上がるからだが。」
(澤田肇)という賛辞も見られる。
今から10年後くらいに、ビル・ゲイツが地獄落ちした世界がマァ元通りでないなりに落ち着きを取り戻していれば
「コロナの頃なを背景とする疑惑珍狂騒曲」に読み替え演出どおよw
誰か協力してくれるんだったらアタシが演出したろか
カテゴリ違いの余談を見よw
鼻のバーブラ・ストライサンド姐さんと違って断れへんで
(初監督作品『愛のイェントル』撮影現場大混乱を見かね、スティーヴン・スピルバーグが協力の手を差し伸べたw)