あのさ、前から言ってるけど、「上流階級」と「上級国民」は似て非なるものである
「bourgeoisie」の定義は難しいが
ベルばらのディアンヌを捨てた婚約者が乗り換えた平民の金持ち娘が、ザックリ分けた「bourgeoisie」のうち
マルクス主義的分類だと「プチ・ブルジョワ」に属する、都市の裕福な商人等と見た
資本家階級まで届かず、爵位や称号は無論持たない、ぶっちゃけ「成金」
オスカルは、「市民」として逝くも、出自は無論、貴族に生まれ称号が与えられていた「上流階級」
上流階級手前の「bourgeoisie」を現代日本に当てはめれば、「上級国民」って奴か
柴田恭兵が豆腐屋の倅である警官を演じた『赤い嵐』、モモエちゃん引退記念スペシャル『赤い死線』を除くと
他作品の全て、中流以上環境が描かれる
モモエちゃんは孤児の場合でも実の親が中流以上という家庭環境であり
お嬢様育ちかそれに準ずる品の良い少女として描かれていた
『赤い絆』で不良少女「おケイ」として登場するも、大手海運会社社長夫人、外務省エリート他が絡んで来る
画像左半分の『赤い疑惑』、大学の教授夫妻と助教授兄妹で、妹はパリ在住の舞台演出家
画像右半分の『赤い衝撃』、産業株式会社社長ファミリー
『赤い衝撃』ちゅうと、宇津井健でなく中条静夫がモモエちゃんの父親役を演じた
例によって長門裕之が実父ですがは置いといて
友子は秀夫に惹かれ始めていたが、秀夫は刑事であり、友子の父・大山豪助の犯罪を捜査していた。
豪助は高知県出身で、貧しい漁師の子供から大山産業の社長にのし上がった男で、
地位と金を手に入れるため、法に触れる行為も平然と行っていたのだ。
宇津井健だと「上層中流」であり「成金」らしくないから(・・?
困窮した子爵令嬢から化け猫女優へなんてまだまだラッキーで、女優として上流だよ
家の事情で出来なかった結婚への思いを込めてか
手製の雛人形を床の間に飾り晴れ着を纏って縊死を遂げた子爵令嬢と比較すればな
戦後の華族制度廃止当時にゃ、成金の箔付けとして嫁に貰われた令嬢もいたっけ
ともかく「上級国民」と聞くと、成金っぽく、胡散臭く、池袋のイイヅカ某が輪を掛けたりするのよね
と考えていた昨日
オーソン・ウェルズのフォルスタッフ : 作品情報 - 映画.com
映画と関係ねーヴェルディ歌劇が浮かんだ
演出コンセプトによれば、「裕福な夫人アリーチェを始めとするブルジョワ階級連中の、退屈しのぎの悪戯」
んで気づいた
ファルスタッフの物語って案外、日本人の言う「上級国民」世界かも
「上流階級」は例えば五摂家とか、出自がある程度限られるに対し
「上級国民」はオヤマダ系の「芸能人=カワラモノ」も含まれ、電通とかNHKとか成金的な面々が多い
最後のフーガで嫌味っぽくなるものの、上級国民イジリっぽい演出したらオモロソーとね
最後のフーガ👇
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1609.html
Tutto nel mondo e burla(「現世の皆、道化師」「現世の全てが冗談なのさ」)
緑の東京でなく伊太利亜のヴェルディ最後の歌劇♪ファルスタッフ
幕切れ場面に歌われる言葉だ
締めくくりの「最後に笑う者が、勝者である」
下手打っても、汚名返上、名誉挽回が叶えば良し
自己演出力備わなければ、単なる天然ボケを追加すると、奥深いわねぇ…
大兵肥満の老騎士。
臆病者で「戦場にはビリっかす」、大酒飲みで強欲、狡猾で好色だが、
限りないウィット(機知)に恵まれ、時として深遠な警句を吐く憎めない人物として描かれ、
上演当時から現代に至るまでファンが多い。
フォルスタッフ「名誉だと? そんなもので腹がふくれるか?」
『ヘンリー四世』(2部作)ではハル王子(後のヘンリー5世)の放蕩仲間として登場するが
第2部の最後に即位してヘンリー5世となった王子に追放されてしまう
それでも「王子と絡める人種」とあって、貴族を含む上流階級の出自だよね
隠遁の身だろうと、裕福なだけで例えば爵位が?のフォード夫妻及びウィンザー市民とは格が違う
それがアータ、デB爺は自分に原因がちゅうたかて
市民に嵌められ執拗なまでにいたぶり続けられる理由が、ブルジョワ階級の退屈しのぎって恐ろし屋
「上級国民」に相当する人種は洋の東西を問わず存在する
『ファルスタッフ』は14世紀が舞台で、まだ中世期だ
中世ちゅうたら
https://news.yahoo.co.jp/articles/c854efce2753ead2113134720db7f6c792cb64ff/comments
この時期に何故にわざわざ確認しないと分からんのかいな?
普通は事前チェックして全ての備品、設備を確認してから入居でしょ。
バッハへのもてなしは完璧なのにね...
アスリートファーストが聞いて呆れるわ。
残念ながら東京の住宅事情では、これが精いっぱいです。
日本国民には憧れの湾岸エリア高層分譲マンションだが、
所詮は70平方メートル台の3LDKに、恐らく5人~6人宿泊すると思うが、
日本のこの程度のマンションはトイレは1つしかなくて当たり前。
お隣韓国ソウルの標準マンションでも凡そ100平米あり通常のバストイレの他に主寝室にはもう1つバストイレがある。
中国のマンションは内装は購入後に工事するが、やはり間取りは広い。
テレビの件は別として、東京の貧弱な住宅事情では、仕方ないと思う。生活水準では一流国ではないから。
ホンマ暗黒やなw
記事題名考えるのメンドウだもんで👇