mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

原則に基づく規格外~ブルワース~

スイスが“ジャイキリ”!土壇場PK戦でフランス下し、史上初のベスト8へ | Goal.com

https://news.yahoo.co.jp/articles/fda4048b19770785f15d4977e49a8da52c451f40/comments

ユーロで決勝トーナメントまで進出できるチームが弱いはずないよな。

 Rossini: "Guillaume Tell" Overture / Abbado · Berliner Philharmoniker

ウィリアム・テル - Wikipedia

伝説だろうと、スイス独立に結びつく英雄を生んだ国でもある

 

 

 

 

…あ”~、反対せい!の反体制を見ると、ジム・モリソン聴かなくてもハートに火が点くってんで

先に断っとくと

 「1982年頃のマネージャー曰く、Beatty(ベアティ)と発音する」

ベイティも決して正確じゃないよと備忘録しといて

戦いの夜が明けねば、勝利の朝を迎えられない - 映画、音楽、文学

胸を張って負け犬となったからこそ、勝者である~ウォーレン・ビーティーに捧ぐ~ - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

人はそれをスキャンダルという。が…(前篇) - 時空と想念の交錯

人はそれをスキャンダルという。が…(後篇) - 時空と想念の交錯

またまた編集しまくってみるコトにした

 

 

 

 

 

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ブルワース - Wikipedia

1996年アメリカ合衆国大統領選挙

ほとんどの人がビル・クリントンとロバート・ドールの一騎討ちに注目する一方、

形ばかりの対立候補として出馬した現職の上院議員ジェイ・ブルワース。

選挙戦が佳境を迎える中、ノイローゼになってしまった彼は、

保険屋と裏取引をして自分に多額の生命保険をかけさせ、殺し屋に自分を暗殺するよう依頼する。

これにより怖いものがなくなった彼は、今まで言えなかった政界のタブーをラップに乗せて公の場で次々と発言していく。

すると皮肉なことに、彼の支持率は急激に上昇し、彼は一躍時の人へとなってしまう。

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Bulworth (2/5) Movie CLIP - Bulworth Raps (1998) HD

演説の概要:「白も黒も湯蛸もみ~んな仲良くF○ckしまくれ」

 

 

 

 

 

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22年前の今日、満年齢と数え年いずれにしろ厄年の頃に全く想像しなかった件を挙げると

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「よう似とるがなw」

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顔は絶対ニクソンが悪いけど、トランプ爺は頭が良くて主義信条に納得行けばの話、ケッコー好きな部類かも

影薄いくせに、北爆始めたジョンソンよりゃね(JFK暗殺に関わってる気がしてしゃ~ない)

JFK以降の大統領を好悪抜きに思い浮かべると、トランプ爺にゃ貫禄こそ無いものの存在感は十二分に認めたる

ビーティーさんが2016年大統領選に79歳の高齢をガン無視して民主党から出馬してりゃ面白かったのにw

 

 

 

 

俳優としてのビーティーさんは、脇役をショボショボ引き受ける柄じゃなく、ギャラ高過ぎるがな

俳優、監督のどちらでもな、寡作タイプであり、次回作の時にはどんだけ老化してるやら知れない

いくら植毛してシワ除去繰り返そうと、美男美女には老醜の恐怖が付き纏い、晩節を汚すが考えられる

…てな具合にツラツラ思うとだね

いつか必ず終わり迎えるってんなら、自分で自分に鈴付けて幕引きするわ!

思い切り偏った思想で政界とかブタギッテやるぜ!!

湯蛸カッカッ煮えたぎろうが知るか、オレの信条を大盤振る舞いじゃ!!!

 

 

 

 

というのはあくまでアタシの見立てである

 

 

 

 

しかしながら

この映画の後に『フォルテ』(2001年)が来る

フォルテ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

富裕層の不倫劇でドタバタ感が拭えず出来はイマイチ

チャールトン・ヘストンが自爆パロディやったのが傑作であった

娘がキズモノにされたと思い込んだジジ親が、悪い虫と見た男にライフルぶっ放す場面がある

ヘストンいうたら、猿の惑星以上に、何かと批判される全米ライフル協会会長なのによ

アタシゃ2002年2月13日に観たと記録にあるが、米国公開日が気になる

2001年の夏頃までにじゃないの

9.11以降の米国全体、上から下まで何か偏ってますねの流れへ向かう中

政治的映画が作られる土壌は残る

しかし太古の反体制っぽい斬新なスタイルはもちろん、他愛無い喜劇とて何が災いするやら知れぬ

21世紀最初の年が、雑魚を増長させる新型差別主義「配慮」の萌芽の頃であり

主義主張が正しくとも不寛容な空気漂う時代だとライフル協会会長が老害認定で非難の的となったかも

 

 

 

 

『ブルワース』も、21世紀現在にもう作れないよね

ビーティーさんって 

filmarks.com

マァ正攻法で政治絡みに取り組むと、微妙にスベる

「コメディの仮面」を被るくらいが成功する

 

 

 

 

ブルワース - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

腐り切った政治の世界に嫌気が差し、自分に保険金をかけて死のうとした議員が、破天荒な人気議員に上り詰める話。

 

ドタバタコメディの皮を被った鋭すぎる社会派映画。

アメリカに渦巻く人種差別や貧困と格差の問題など、

様々な闇をコミカルに取り上げつつ、一本の映画としてもしっかり面白くまとめあげられていた。

死ぬ気になればなんでもできるをまさに体現している様な弾けまくった主人公が最高だった。

記者会見、支援者が集うパーティー、テレビ番組のインタビュー、

様々な場面でのやぶれかぶれの演説や拙いラップに皮肉が効きすぎて愉快痛快。

 

ヒロインのハルベリーも綺麗だったし、ギャングのボスの首領チードルもカッコ良かった。

振り回される側近たちも気の毒だけど良いキャラしてた。

 

監督・脚本・主演を務めたウォーレンベイティという人は初めて観たけど、

オスカーで監督賞もとっている凄まじいキャリアのある人だったらしい。

保険業界や映画業界、多方面に喧嘩を売っていて心配になったけど、

きちんとした実績があり各業界への信頼があるからこそ為せる業なのかもしれない。

 

コメディとしても楽しめるし、アメリカ社会の勉強にもなる。良作。

これすきなんだよー!

 

「お好きな方ごめんなさい案件です」って酷評してる奴、謝んねえで思った感想書けばいいだろうが

 

人によって捉え方なんか違うんだからいちいち形式だけ謝んなムカつくんだよ

 

あなたと違う事がわかり合えたでいいじゃない

 

 

 

 

 最後の2行見たら、Yahoo!グルメカテゴリ記事を思い出したわ

 家メシ記事管理人が何かの映画を観に出かけ、感想なんて人それぞれだからと書かなかった

んなコト言い出したら、映画評論家が失業するぞヴォケw

この管理人のお仲間記事なんて

mathichen.hatenablog.com

「目玉焼きには醤油が、日本人の常識です!違いますか?生卵にソース掛けないでしょう~」

しばらく前のグルメカテゴリに見たけど、アフォとしか言いようおまへん

生卵は味付け以前に、日本が衛生面で優れているため食べられ、先進国では食べませんと置いといて

醤油は、選択肢の一つです

塩でも、ケチャップでも、お好み焼きソースでも、何も無しでも、自分の好みで食べれば宜しいのです

要するにだ

前から言うてるやろ、食文化と宗教と帰属意識は刷り込み要素強いって

自分の好みが醤油で、周囲も醤油派だからといって、それが唯一無二の日本人の常識と思うなってのカス

…豚肉の件とともに、食文化に於いても、価値観の多様を主張しながら異質認めぬ矛盾の民よの証明よ

 

 

 

 

食文化以外も同じだよ

男女の美醜基準も国や地域によって異なる

コロナ以降、欧州でも土足で家にが減ったというのは一部の選択肢であって、土足で十分ならそれで良し

複眼思考しないで、日本人が気持ち良く感じるから基準を「日本スゴイ」「世界がバカ」

自分が逆の立場になればどう感じる?自分がされたら嫌な事を考えてみな!

政治と宗教と野球の話題は喧嘩になるため居酒屋やタクシー運転手にとってタブーだけど

喧嘩になるくらいがむしろ価値観の多様性として本当の民主主義やねんけどな

欧米のマスメディアが、左、右、中道それぞれに分かれ対立する形で共存するも然り

腐れJ○Pなんて、議論出来るだけの懐持たず否定されるのが嫌なド底辺水準を覆い隠すべくみたいやで

ま、残念ながら、日本のみならず海外も似たり寄ったり傾向へ進んでるからこその「配慮」蔓延の頃な

 

 

 

 

ビーティーさんへ戻ると

 

 

 

 

 

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アタシゃ勝手に『フォルテ』が遺作と決め込んでいた

エド・ハリスも観られる一石二鳥wの『ハリウッドスキャンダル』こそ遺作となるやろ

民主党大会みたいな顔触れは置いといて

「1950年代のハリウッドを舞台に

大富豪ハワード・ヒューズに見出された女優の卵と、彼女の運転手を務める青年との許されざる恋」

ヒューズを描く作品の構想は1960年代から練っていて、但し本格的な伝記から軌道修正したよう

政治家と関係持っていた人物を描くって取り扱い要注意で、ヒューズを実質的な脇に据え

お得意である「コメディの仮面」を被り、本物ハリウッドスター以外にゃ(ヾノ・∀・`)ムリムリの世界を描いたというのかね

ココで言う本物ハリウッドスター、1950年代の斜陽期ながら太古のハリウッドが身近な世代の意味だ

1959年に舞台からTVに本格的進出、1961年の『草原の輝き』で映画デビューしたビーティーさんなればこそ

横溝ミステリー映画に必須である「昭和」への共感力と同じ話だ

 

 

 

 

『ハリウッドスキャンダル』製作年が、大統領選と同じ2016年

2016年のハリウッドに目を向けると

mathichen.hatenablog.com

演技部門にノミネートされた俳優が白人で占められる「白いオスカー」、人種多様性の欠如が指摘され

翌年に反動が出て、主演男女が白人、助演男女が黒人と、差別ガー配慮ダーの前哨戦を思い起こすべし

何も考えず楽天主義的な「アメリカの夢」なんて終焉を迎えたのね

つまり、2016年がある意味、太古のハリウッド終焉を迎えた年だ

 太古のハリウッドを見送る喪主には、御隠居という意味での「天国から来たチャンピオン」が相応しい

…などと言ったら

Heaven can Waitが解除され、Heaven can't Waitとなり、84歳にボチボチお呼び掛かりそうやねw

 

 

 

 

当記事題名:『ハリウッドスキャンダル』原題を捻ったまで

「原則」:各方面に於いて本物級の存在

 

 

 

 

(追記)

ビーティーさん存命中ながら

反骨精神を遺志として受け継ぐで!