mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

輪廻解脱し、転生無し~犬神家の一族(2006年)~

病院坂の首縊りの家』と同夜連続放送だから同日ほぼ同時刻連続更新第二弾ね

 

 

 

 

www.youtube.com

この時金田一を演じた田辺誠一が、後に等々力警部を演じるとは・・・

2000年2月放送CMちゅうコトは、加藤武は警察にも定年をガン無視する70歳w

ま、不老不死じゃないため(※2015年没)、横溝物が続く限り後釜が要る

しかしながら「よし、わかった!警部」は加藤武以外に想像つかない

 

 

 

 

だもんで

f:id:mathichen:20210619144537p:plain

犬神家の一族 (2006年の映画) - Wikipedia

todorokiyukio.net

77歳と後期高齢者になっても警察現役、人生100年時代先駆けオメデトウゴザイマスというよりオメデタイw

しかも旧作が原作通り「橘署長」なのに、「等々力署長」に変わっていてワロタ

 

 

 

 

出演陣を見ると

 

 

 

 

市川崑の横溝シリーズ皆勤賞は加藤爺を含む4名

・旧作で竹子を演じた三條美紀(当時の芸名:三条美紀)は、本作では松子の母・お園を、

梅子を演じた草笛光子は、琴の師匠をそれぞれ演じた。

なお、草笛は加藤、大滝とともに石坂主演のシリーズ全作品に出演を果たしている。

同じく旧シリーズで皆勤だった三木のり平小林昭二はすでに世を去っていた

 

・市川は当初、琴の師匠役には旧作でも同役を演じ、市川作品に多数出演している岸田今日子をキャスティングしていたが

岸田の病気療養のために断念し、草笛を配した。

なお、岸田は、本作の封切の翌日である2006年12月17日に死去した。

つまり、ムーミンの声おばさんwが健康ならば、皆勤賞は女全滅で男天下だったわけだ

 

 

 

 

皆勤とならないが旧作から新作に女優をもう一人引っ張って来るとしよう

那須ホテルの女中・はるを演じた坂口良子を、中村玉緒が演じた柏屋の女房に悪くなかったんじゃね

はる役ちゅうたら、深キョンでは暗過ぎるよーな

つか、雇い主が何でまた、三谷幸喜やねんw

あ”、脇役の男では、猿蔵、永澤俊矢だとニヤケ顔気味で、珠世に忠義無双どころか手を出しそうやで(゜_゜>)

 

 

 

 

主要な役柄では、富司純子にワロタ

高峰三枝子の貫禄無いものの適役なのにワロタ理由:「佐清/静馬」

5代目尾上菊之助、実の息子やんけ

犬神家当主・佐兵衛から見て、佐清は孫、静馬は息子を考えてみ

2006年版松子&佐清/静馬の配役って早い話、息子が息子を演じるだけでなく、息子が母の異母弟も演じてややこし過ぎるw

 

 

 

 

ふぁ?映画の出来??失敗作じゃないが旧作より劣るのは間違いない!!!

失敗しようにも失敗しない理由わかるよね

「皆が送別のお茶会を計画していることを古館弁護士から聞いた金田一

古館が会場の様子を見に行っている間に逃げ出し、田園風景の中を徒歩で去っていく場面で終わる」

また、旧作の脚本に微調整を入れたりしている

それら以外は、成功した旧作を監督自らほぼそのまんま繰り返せばいいわけで外しようが無い

 

 

 

 

外しようが無いけど、出演者が一新に近いと、新旧の間に温度差生じると思う

違和感受けず観られる者は恐らく、2006年版が生まれて初めて観る横溝ミステリーとなる者だ

予備知識や比較対象が無い白紙の眼で観ることが出来る

あと、昭和を知らない平成世代ね

昭和世代でも昭和のうちに成人式迎えた世代より下の世代、彼らのごく一部も含む

昭和のうちに成人式迎えた世代の最年少は、現在53歳

mathichen.hatenablog.com

戦後32年、日本社会は戦前からすっかりイメチェンした

しかし、横溝ミステリーにも言える『戦後の混乱』が、まだ影を落としていた

 

もっとも、母親の苦悩も、理解は出来る

「ジョニーの存在が世間に知れ渡り、過去に黒人と関係を持っていた事実が露見すれば?」

2018年現在とて、昔ほど酷くないだけで、日本人の歪んだ人種感情が頑迷に残ってるでしょ

戦後の混乱期を知る世代がわんさかいた40余年前に、功成り名を遂げた女性がだと身の破滅だ

詰まる所、餓鬼なりに古い昭和に実感や共感を持てる世代、自分が未経験のものは全て別世界の出来事と考える世代の違いね

 

 

 

 

 『犬神家の一族』も、1976年ならば共感性が抜群で、2006年ならば共感性は残るも薄れている

2006年版出演陣にも 、昭和20何年頃の姿で現れようと、「同時代感」が弱い者チラホラだよ

ま、撮影技術が1976年からの30年間に進んでアナログ感が薄く、とにかく「平成の空気感」が否めない

 

 

 

 

それにしても市川崑は何故、セルフリメイク、それも30年前とほぼ同じを選んだのやら

誰か教えて~

f:id:mathichen:20210619172018j:plain

 八つ墓村 (1996年の映画) - Wikipedia

原作に比較的忠実なのに、金田一さんを変えて後悔したとか?w

八つ墓村 (1977年の映画) - Wikipedia

山崎努それと小川真由美が怖過ぎ、吉岡秀隆が暑苦しい、何より「オカルトに、探偵は用無し」と比較したらマシながらも

兵ちゃんの金田一さんで観てみたかったのは嘘偽り無しの本音でやんす

 

 

 

 

 

f:id:mathichen:20210619173923p:plain

 金田一耕助 犬神家の一族(2006年版)/石坂浩二

 古館弁護士が最後、「天から来たみたいな人」と〆る

病院坂が曖昧とした終わり方も手伝ってか

昭和が天上同様、別世界となった2006年に、天から蘇らせて再び天へ戻らせたというか

兵ちゃんはまだ生きてるけど、長年に亘りお疲れ様でした