mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

有罪無罪どちらも、堤も崩れる蟻の穴を持つ~十二人の怒れる男~

この際だ

何年も観てないので記憶違いあるかも知れんが、考えを少しばかり纏めてみる

 

 

 

 

 

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十二人の怒れる男 - Wikipedia

 

 

 

 

 

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12 Angry Men (10/10) Movie CLIP - Not Guilty (1957) HD

3番イジメとしか思えんw

息子との確執から有罪意見に固執するメッセンジャー会社経営者だが

評決に達するまで陪審員の誰も帰れない密室劇とあって

鉄壁のイレヴンが代用刑事施設利用して自白を強要する刑事ども、3番が冤罪の容疑者として

3番が追い込み掛けられ、正常な判断出来ない精神状態に陥ってるっぽく映るんだわ

 

 

 

 

8番を除く10名も、逃げ場無しの密室で疑問の喚起と熱意に圧されて?

検察の立証におかしい点があり、被告は確かに無罪と思え、8番が疑問を喚起するのはいい

逃げるに逃げられない密室で、他人を一個人の意見へ巧く誘導するっぽい感触拭えないのがねぇ

ヤンキースの試合を観戦予定で時間ばかり気にし、夕立で試合が流れたため面倒臭くなる7番なんて、チョロイもんでしょ

 

 

 

 

www.works-i.com

「8番の陪審員がもし、正義の仮面を被った悪魔だとしたら、その魔の手から逃れるには、論理的に考え抜くしかないのです。」

その通りなんだけど、密室空間では想像以上に困難じゃね

 

 

 

 

陪審員制度って、満場一致は陰謀の恐れあり却下せよとするユダヤの観点に立つと、同調圧力の絶賛推奨となる

有罪と無罪どちらに転んでも、評決はあくまで「推定」

「同一刑事事件について、確定した判決がある場合には、その事件について再度の実体審理をすることは許さない」

同一の犯罪で二度有罪にはならない、一事不再理もある

 

 

 

 

取り扱いに要注意を

ja.wikipedia.org

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ポーランドユダヤ人移民の倅が警鐘鳴らしてる気がする