2011年10月15日のYahoo!記事でやんす
Yahoo!がネタ切れ利用者のため【今週のテーマ】など各種設けていた時代であった
ピーター・デッカー&リナ・ラザラスシリーズ - Wikipedia
ロサンゼルス市警の刑事ピーター・デッカーと、事件を通じて彼と知り合った正統派ユダヤ教徒のリナ・ラザラスが主人公のシリーズ
2人は宗教上の様々な問題を乗り越えて愛し合い、後に夫婦となる
かつて正統派少女の産んだ赤ん坊が、彼女の意に反してキリスト教徒家庭に養子に出され
その赤ん坊がピーターに成長するという、「血縁」「家族」の面で大映テレビ世界に通じる
第8作『正義の裁き』以降は未読であり、時代と背景の移り変わりどーなってるのやら(・・?
第1作『水の戒律』の本国アメリカ刊行:1986年5月
最新作である第24作『Bone Box』の刊行:2017年
ピーターが40歳、リナが26歳の時に始まってるから、単純計算すると、2017年には71歳と57歳のジジババだけにw
ストーリー上の時間経過はまだ7年ほどだが、連載開始から、はや40年以上!の『ガラスの仮面』化してたら笑かす
ピーター:ベトナム帰還兵で、世俗的ユダヤ人(つまり、一般アメリカ人と変わらない)と離婚し、娘が1人
リナ:世俗育ちだが正統派男子と結婚、死別し、息子が2人(再婚後、娘が1人誕生した)
「ベトナム」「離婚と死別の結婚」で何となく頭に浮かんだのが、【Hatena版】読書の秋、おすすめの読み物は?
すべての人の心に花を~戦火の下で育まれた絆~ - 時空と想念の交錯
人生の戦火と混迷を物ともせず前進するが、男の花道 - 時空と想念の交錯
他にもあり過ぎるので、ウェブリ→FC2→アメブロ→Yahoo!の2015年記事4本を持って来た
アメブロ記事の
「近藤氏の晩年、妻と娘の住みやすい場所として、妻をパリ移住させたら
ナウさんはそのアパートに、夫に内緒で、前夫ビン氏と娘の3人で暮らして
それを知った近藤氏は、サイゴン女房を心から愛していた故に気落ちした」
前夫が何らかの事情を抱え、行き先ないので、前妻が自宅に居候させた
これなら、何くれなく面倒見の良いナウさんのこと、十分考えられますが
仮に事実と肯定しても、別に構わない
突如現れた居候ニッポン人を見て、国が消滅する近未来を透視しているサイゴンの連中による深謀遠慮、そこまで欲深くは出来ていまい
居候ニッポン人がサイゴンから来た妻と娘によってわんさか人助けした事実まで覆らないしね
Yahoo!記事の
1940年(昭和15年)11月27日生まれという事は、1975年4月30日のサイゴン陥落当時、34歳
まだ青年期といえる、しかしながら若さだけではもはや通せない34歳の春に、歴史の激変を目撃した
ある一日を境に、人生観の変わる原体験、どれくらいの人が持っているのやら
内容は千差万別ながら、明でなく暗の要素が強烈な場合
「心が折れた~」、リセットすればいい、前を向いて歩こうぜい的楽天発想など
まだまだ何事につけ余裕ある甘ったれに過ぎない
人生観の変わる原体験は、さらなる重荷というか十字架を背負うに等しい
いまどきの34歳が、カネ無いを盾に彼女の時間ドロボー猫したり、「まだ若い」と合コン行ったりとは雲泥の差
ウェブリ記事の
「うん、英語の学校にはいろんな人がいるかもしれないけれど
東京でも、ここでも、リセの仲間は皆お金持ちの家の連中だろ
外交官や大きな会社の偉い人の子供たちがほとんどだ
でもね、それが当たり前の世界だと思ったら大間違いなんだよ
この世の中には、不幸なことがいくらでもある
悲しい人はいっぱいいるんだ」
有為変転は世の習い、人生を達観する境地というのかね
45歳にもなってまだ自分探しの旅人だのバリキャリだの男女に、45歳で老獪を学ばせる教本として勧めたいのが近藤紘一著書よ