mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

滅びの美学を極め、悟りを開くと、光明が一筋

また天気悪いし、無駄に長い暇潰し記事をばw

忙しいなら放置してくれてダイジョブよ

 

 

 

 

無論一部ながらヤフコメ民の学力はダイジョブ?

海外ではハリ~&MM、日本ではKKに関するニュースのたび

「王室と皇室の違い」 

「皇室と皇族の違い」 

「王家 王族 違い」

といった豆知識持ってるのかと疑いたくなるコメント多々見られる

 

 

 

 

あと、「アメリカに王室が無く王族もおらず、歴史浅くて無知だから~」の類にも頭痛覚える

MMに関する限り彼女自身が無教養なればこその傍若無人ぶりであり、アメリカ人そのものが無教養じゃないどころか

headlines.yahoo.co.jp

https://headlines.yahoo.co.jp/cm/articlemain?d=20200619-00010006-cosmopoli-ent

こんなハリウッドスターに執着せずに一般人にフォーカスすりゃ、王族の末裔なんてアメリカにはたくさんいるじゃん

オスマントルコのカリフの末裔、イラン・パーレビ王朝・ルーマニア王家・エチオピア王朝

アメリカは王族の移民受け入れてきたんだし、もっと血の近い人いるだろ

ちなみにフランスにはロマノフ王朝ベトナム王朝の末裔が亡命してるけど

考え方次第で「単一民族とか寝言並べる日本なんかより遥かにやんごとなき身分が揃う由緒正しい国」

エ?写真載ってるからMMも王族の血がってか??マークル家を遡ると、ハリ~と繋がってんだわwww

mathichen.hatenablog.com

「長年に渡って存続している(伝統的な)イギリス王室を破壊し、品位を落とし、落ちぶれさせている」

「王室をウォルマートに冠を乗せたような姿に変えてしまった。ありえない。こんなことはするべきじゃなかった」

 MMのATMパパが余程、王族の血は争えないくらい賢いw

 

 

 

 

ま、王族と遠縁のお騒がせ次男妃でも


Sarah Ferguson arrives for the wedding of Prince Harry and Meghan Markle

「ウチの娘の結婚式台無しにしやがって、ワレ、祝儀返せ~」

気性と言動は元ヤンのファーギーですら、MMから見れば雲の上の存在だよ

『イギリス王室との関係』(Wikipedia)

皇太子妃を送り出したスペンサー家とも遠縁ながら親戚と来るぞなもし

 

 

 

 

個人限定でハリ~&MMに感謝している点:「ボケ防止に役立っている」

得意科目じゃないけど昔から好きな世界史と欧州王室史のおさらい機会が増えた

まだボケちゃないが度忘れしても困るってんで、ブログに繰り返し備忘録するわけw

 

 

 

 

 

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挽歌の残り香を楽しむ晩夏 - 心の旅路

迷宮の扉を開放して断絶から解放される勇気(前篇) - 時空と想念の交錯

迷宮の扉を開放して断絶から解放される勇気(後篇) - 時空と想念の交錯

ameblo.jpmathichen.hatenablog.com

オーストリアハプスブルク家末裔の鰐淵晴子はアタシとほぼ同位置にホクロあるから選択したw

 

 

 

 

あ、そーだ

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ヴェルディ歌劇ドン・カルロスでは、カルロスと婚約していたフランス王女エリザベートが、フェリペと結婚する

アタシゃ最初、4人の妃の中で唯一フェリペと血縁持たない妃と思っていた

上の相関図を見ると何が何やらワケワカメ、しかし繋がっていると映る

でもやっぱ、血縁関係無いよう

血縁あってもかなり遠いとあって、エリザベートに男子誕生しなかった点は惜しまれる

彼女の早世後に迎えられたフェリペの姪アナの産んだ男子が王位継承し、1700年アプスブルゴ家断絶に繋がるからよ

 

 

 

 

アプスブルゴ家の断絶後、ボルボン家スペイン王家を継承し、1931年~1975年の空白期あるも現在に至る

La Casa de BorbónがフランスのBourbon家から派生した家系の説明要らないね

というように、日本の天皇家は純血主義の意味で尊血主義と違い、欧州王室は他国との混血は厭わない

欧州各王室をよう調べてみ、血筋だけなら皆ドイツ系やろいうくらいドイツが濃い

欧州王侯貴族の場合、家柄も重要だが、国籍でなく家柄という意味での血が一番重要であった

名門に生まれ、名門に嫁ぐ(名門から娶る)に縛られると、自然、選択肢が狭まる

アプスブルゴ家には

・厳格なカトリック政策で、プロテスタント正教会の王侯との結婚が出来ない

・欧州屈指の名門であり、家格の低い諸侯との結婚が出来ない

・フランス、ポルトガルボヘミアハンガリーポーランドリトアニアの王家他、オーストリアの同族のいずれかに絞られる

そのため、否応無く、あまりにも近過ぎる親戚同士結婚が避けられずにであろう

 

 

 

 

「国にとって王子や王女なんて政略の持ち駒であり、自由恋愛なんて諦め論」と言いたくなるのは


Final I Acto Don Carlos

父に背いて仏蘭西行くから…と余計な真似したドン・カルロスにであって

仏蘭西と西班牙ひいては欧州の安泰を選択したエリザベートを見ると、「ハリ~、ったくウマシカねw」

は置いといて

 

 

 

 

選択肢それなり用意されようと、欧州各国に迷惑を及ぼした例を挙げれば

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『歴史』と『物語』は表裏一体 - 時空と想念の交錯

bushoojapan.com

血友病拡散した意味での「ヨーロッパの母」ヴィクトリア女王かね

女子は保因者となるだけで、男子産んだら…を考えりゃ、花婿側にとってヴィクトリア系花嫁貰うの怖い罠

女王の名誉のために「現在では、何処の王室も血友病遺伝子は消滅している」と追記して

 

 

 

 

どう言うか

「一つの綻びが大きな悲劇を招く可能性持つから、家柄だの血筋だのに無駄に拘ってはならない

結婚は家同士の繋がりを重視し、出来るだけ釣り合い取れる相手を選ぶが不可欠ながら

「孫梅!男子梅!!跡取りガー!!!」みたいに「(名)家」を一番に据えてしまうのはリスキーと思う

 

 

 

 

 

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人の世の悪魔を生む親は、人間自身 - 映画、音楽、文学

原作では金田一さんの推理想定外だったほど見事な食わせ者・笛小路美沙と、日記には書いておこうw

食わせ者ではあるが

血友病の父親と血友病(保因者)の母親との間の子供は、男子、女子ともに必ず血友病になる」と同様

色盲女子は、色盲の遺伝質を持った母親と色盲の父親の間に生まれた女子だけ」

女子には稀な色盲を背負って生まれて来た美沙

色盲自体に罪は無く、美沙の責任でも無いのだが、美沙の場合、色盲であってはならない秘密を抱えていた

秘密が「母」の再婚相手たちに知れるにつれ、何処の馬の骨認定を受け、「実父」からは狼藉を受ける

美沙が連続殺人事件の真犯人に変わりないが、美沙を不幸に追い込んだ真犯人は「祖母」

笛小路家は華族で、妾腹と生さぬ仲の一人息子が人気映画スターで稼ぎ頭

しかし息子は実力無いため没落するばかり、家も没落するばかり

我欲と家名を守る最低限度の体裁整えるにはとにかくカネが必要だ

息子と同業の嫁が本物の実力持っており、生活力旺盛なので、姑は孫守り引き受け、息子夫婦の離婚後もそのまんま集るタカる

美沙が祖母にとって、打ち出の小槌

それだけに、疎開先の岡山県への大空襲で美沙を死なせてしまうと?

街に溢れる戦災孤児のうち美沙の条件に合う赤ん坊を調達するしかあるまい

あるまいが、正式な貰い子と違って既往歴チェック等無しのため、色盲女子という致命的な選択をしてしまった

病弱な孫ちゃんを庇護する優しい祖母の仮面を被るも…

 

 

 

 

女子の色盲血友病という確率低いケースが悲劇を招くはまず現実に無いけど

下手に取り繕うと思わぬ陥穽が待ち受けており、ズドン!と奈落の底には考え得るよね

王侯貴族でも華族でも下々でも、滅びる時には滅びるのが世の定め

中途半端に延命した結果、新たな問題や負担が生まれたりするものでもある

どちら様も当記事題名の境地に立つのが賢いんじゃね