レイ(モンド)・ラブロック
カサンドラ・クロス’(1976年)ちょい役起用の理由:「日本で人気みたいだから(製作者カルロ・ポンティ)
残念でした。1976年ではもう遅いってば
イケメン素敵☆打ち上げ花火的人気。没落も早かったよう
熱しやすく冷めやすい、今昔ともに節操ゼロな極東ギャルどもの犠牲者の一人なの
‘屋根の上のバイオリン弾き’(1971年)にも顔を少しばかり
ユダヤ人牛乳屋の三女と秘密結婚するロシア青年、こっちは良かったけどね
Yahoo!の頃に書いたね
『カサンドラ・クロス』では、当時のリチャード・ハリス夫人アン・ターケルと若夫婦の役だった
役が小さ過ぎるだけで、ダメとまで言わん
イタリア人だけど父親は英国人で、黙って立ってりゃマンマミーア野郎に見えず、英米映画に違和感無い
【火の森のアイドルが、ガラスの部屋の如く透き通った夕暮れ、天への旅路に】
https://gunnereds17.blog.fc2.com/blog-entry-779.html
地味なまま終わって気の毒ねと合掌しといて
上の画像に映ってるラブロック、ローマで行われた映画完成記念パーティーで撮影されたもの
集まった中の誰よりもニヒルな空気を漂わせていたって
当時まだ26歳ながら、散々もてはやされ、急速に忘れられた痛い経験が反映されていたらしい
『個人教授』のルノー・ヴェルレーと肩並べる被害者として、「ホンマ日本のねーちゃん、コロナ級破壊力の病原菌やなw」
だからアタシ本当は年金受給世代じゃねとか言うなよと威嚇して
the cassandra crossing (1976) - YouTube
顔可愛いけど、白黒どっちなん?グレーな事件殺ったな…のO・J・シンプソンがいるw
仏英西独の合作とあって、出演者もハリウッド勢の参加により、国際色豊かな作品だった
出演映画は8本だけという、アクターズ・スタジオ芸術監督リー・ストラスバーグまで顔を出していた
一般的には、アカデミー助演男優賞候補に挙がった『ゴッドファーザーPARTII』でのハイマン・ロス役が有名だね
コッポラが「この人に演技指導するのだけはためらった」と後に語っている
「そいじゃ、『ランボー/怒りの脱出 』程度のジョージ・P・コスマトスなんざ初めっから演技指導出来へんがなw」
と考えるのはアタシだけかい???
ストラスバーグの演じた役は、「ライター、どお?」とすぐ売り込む老セールスマンのユダヤ人カプラン
ホロコースト生還者であり、悪夢でしかない強制収容所の記憶を抱えているため
パリ・アムステルダム経由ストックホルム行き列車がポーランドへと知るや発狂気味に陥る
絶望したのか、商売道具のライター使って調理室を爆破する、言わば自己犠牲の最期を迎えた
…この辺り、我が道を往くてな余裕綽々の演技と映り、監督凹ませた気ガー
サスペンス映画の範疇に含まれる『カサンドラ・クロス』だけど
グランドホテル方式 - Wikipediaに当てはまるし
1970年の『大空港』から始まり、『タワーリング・インフェルノ』『ポセイドン・アドベンチャー』などへと
1970年代中盤期の所謂「パニック映画ブーム」の流れも汲んでいると言えよう
勧善懲悪的な大団円に終わらない結末が、Made in Hollywoodと趣を異にするか?
ジュネーヴの国際保健機構に潜入し感染性の強い病原菌に感染してしまったゲリラが、大陸横断鉄道へ乗り込んだら?
ある意味、おいおい地下鉄サリン事件かよとツッコミ入れたくなる
機構内で細菌兵器の研究を行っていた米軍が、スキャンダルの発覚を恐れると?
お決まりの、隠蔽工作を必死こいて謀る罠
医療チームを乗車させてポーランドの隔離施設で乗客に精密検査を受けさせることに決めるが
「通過するカサンドラ・クロス橋梁は1948年に廃線となり、崩落の危険性が指摘され周辺住民たちも立ち退いている場所」
早い話、病原菌に感染された列車をなるべく秘密裏のうちにこの世から退場させたい意図ね
・病室で酸素供給を受けていた犬が感染症から回復した
・列車内でも乗客たちが酸素の影響によって症状から回復した
列車を止める方向も退けられてしまう
結果的にカプラン爺さんの自爆が、一部の乗客と米兵を乗せたままの機関車と一等車両が橋梁に進入し崩壊に巻き込まれて川に転落
難を逃れた二等車両の神経外科医チェンバレンや乗客、米兵たちは列車を降りて脱出するけど
詳細を知らないマッケンジー大佐の「乗客は崩落事故で全員死亡した」により?
大佐そして機構のシュトラドナー主任医師に、上層部の命令を受けたスタック少佐による監視が付く
難を逃れた乗客などもいずれ、命拾いが仇となる可能性持つ
とにもかくにも、THE END後が本当に興味深く観たい映画じゃね
…武漢コロナもサスペンス映画じみて来たを言いたいってか?
御名答!
過剰反応のパンデミックも無理ねーくらい情報錯綜する現状だ
中国は言うに及ばず、日本が特に、大本営発表的で信用ならんじゃん(昔っから、全く信用してないものの)
一般が立ち入れない場所で一体どんな密議がを疑りまくりの昨今
40余年前のサスペンス映画が21世紀現在を暗示してるように感じちゃうんだわ