mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

帰り来ぬ青春を照らすローソクの炎のゆらめき~すてきな片想い~

【玄関ベルが何時鳴ってもイイよう、ゴシゴシ掃除して、54本のローソク飾りを✨】

https://gunnereds17.blog.fc2.com/blog-entry-6492.html

今の気分を映画で説明すると、何故、『すてきな片想い』なのか

皆、アタシの誕生日忘れてるじゃん

ド突くぞ

 

 

 

 

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すてきな片想い | 映画-Movie Walker

sixteen candles (1984) - YouTube

 

 

 

 

日本公開は1985年初頭だっけ

アタシゃ、翌年、レンタルヴィデオで観た

「東京や大阪では公開されず、地方映画館二本立て上映の一本であった」

 劇場で観た者=田舎者ばっかという事実を備忘録しとくw

 

 

 

この時代に生まれたかった。

当時はまだ今日ほど人種問題やセクシャリティにシビアではなかったから、

女性やロンの扱いに残念さを感じたりはしたものの、そういう時代だったのだとも思う。

ベタなコメディー演出が最高。

https://filmarks.com/movies/38515 )

 

 

 

16歳を基準に考えると、モリー・リングウォルドと同じ1968年生まれ前後世代の映画だね

1966年生まれのアタシの感覚としては次世代映画に入る

ジョディ・フォスター、テータム・オニールなど1970年代子役世代に近い感覚

ちびまる子学年に属するダイアン・レーン、ブルック・シールズなんかも、前世代っぽい

1963年生まれのフィービー・ケーツがむしろ次世代っぽい

といった風に、1965年遅生まれと1966年早生まれのちびまる子学年は捉えるんじゃね

 

 

 

 

尚、フランス映画に目を移すと、1966年遅生まれに入るソフィー・マルソーが、新旧女優の分かれ目だ

意識高い系の映画愛好家から商業映画と見做された『ラ・ブーム』『ラ・ブーム2』の次にいきなり

ジェラール・ドパルデューカトリーヌ・ドヌーヴと肩並べて共演した『フォート・サガン

10代アイドルとして、ジャンヌ・モローのような聖なる怪物BBA女優好きの国に異例の厚遇でしょ

セザール賞で若手新人女優に贈られるロミー・シュナイダー賞の記念すべ第1回、1982年の受賞者がソフィーって

ひょっとして、小娘にも花持たせる目的でのものかと考えたりする

 

 

 

 

1980年代と一口に言うけど、1984年頃までは「昭和」、後半は「平成」、そんな違いかね

すてきな片想いには、ベタな演出というより、良くも悪くも何でもアリの昭和感が漂っている

サマンサのパンツが学校で…の場面、あれ結構好きだw

中国人留学生ロン、彼の扱いな、日本人が他所様悪く言えん場面を昭和期のTVによう見たでww

てか、ロンを演じたゲディ・ワタナベの1986年作品『ガン・ホー』、面白いのにどないすんねんwww

ガン・ホー - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

gung ho 1986 - YouTube

 

 

 

 

 Wikipediaの制作を見ると、サマンサ役とジェイク役の人選には、アリー・シーディヴィゴ・モーテンセンの可能性があった

…そんなもん、観たかったと思うか???

アリーは1985年の『ブレックファスト・クラブ』でモリーと共演したけど、20何歳での高校生役よ

『エンドレス・ラブ』のオーディションにブルック・シールズが落選し、シャロン・ストーン当選てな話だぜ

(実際シャロン・ストーンが最後まで、ブルック・シールズと争ったんだよ

あの映画、美少女妹を持つ兄がジェームズ・スペイダー

もう一つオマケに、放火をそそのかすデヴィッドの友人役でトム・クルーズが数秒ってw)

20何歳高校生は暗~い問題児的な役柄に合い、16歳の誕生日ガー(´・ω・`)と単細胞な内容に不向きと見る

ジェイクは上級生役だし、多少おっさんぽくて構わず、25歳モーテンセンでも不自然じゃないものの

マット・ディロン出来損ないみたいな23歳のマイケル・シューフリングのチープ感が

コイツ案外腹黒く下心が…を漂わせるジェイクにドンピシャリだったとw

 

 

 

 

すてきな片想いが他愛無い青春映画ながらも

弟役が『クレイマー、クレイマー』でアカデミー助演男優賞の史上最年少候補に挙がったジャスティン・ヘンリーであり

A級とB級の中間に位置する作品でしょね

当時の米国はレーガン政権下、ソ連相手にガルガルやってる時代にあったけど

現代日本を覆う偏狭な同調圧力まで感じず(同調圧力生まれたのは、9・11以降)、意識過剰なまでの人権ガーも蔓延らず

そして、消費主義(拝金主義)に走らない手作り感が健在だった

あちらもこちらも一律公平にが却って同調圧力となっている21世紀基準の目には如何なものかの場面、それがどーした

長所まで覆い隠してしまう臭いモノに蓋を取り払い、堂々と公開し続けたれと断言しとく

 

 

 

 

 Sixteen Candles - Ending

何はともあれメデタシメデタシ