キズだらけの人生も捨てたもんじゃない？

W杯予選の再開ですね

オーストラリアがアジア地区へ引っ越した事にブツブツ文句言う向きがあるようで
わからんでもありません
オセアニア地区の出場枠ではなかなか浮かばれないのが要因だとしたら、困りもんなのです
が、ここは発想を切り換えてみたらどないでしょうか
「強豪の存在により緊張感がもたらされ、アジア地区の底上げに役立ってくれる」てな具合に
ドイツW杯の成績を考えれば、アジア出場枠が減らされても文句言えんかったのですぞ
日本はアジアの強豪には違いありませんが、アジア地区の現状をじっくり思い返してみるべきかと
それを経なければ、南アフリカへの切符を獲得しても本大会では悪夢ふたたび…じゃないですかね

映画‘アナザー・ファイナル’の一場面です
ブータンvsモンセラットによる世界のビリ決定戦を追った作品でした
この2ヶ国、現在では仲良くビリの位置にいます

ネタを思いついたのは、日韓W杯をまさかの予選敗退にショックを受けたオランダ人
世界にはどんだけ『やられ役』が存在するのかを調べ始めたのが、そもそもであったとか

確かに、やられっぱなし代表はワサワサいます
欧州で言えば、サンマリノが思い浮かびますな
国際試合勝利は、お仲間と言えるリヒテンシュタインからのもののみ
EURO2008予選など、極悪非道ドイツに、0-13(H)、0-6(A)の惨状

もっとも、ニュルンベルクでの試合では、気慨を見せてくれました
「勝てる相手じゃない。でも失点は、前より少なくするぞ」
そういう思いが、食いつけるだけ食いつき力尽きた姿に表れていました
『絶対負けられない戦い』には勝ったのですな

アイルランドには、2点獲り、もうちょいの所で勝てる試合をしましたし

やられ役あればこそ強豪国が存在出来る一方、敗戦でも強豪国から学べるやられ役がいる
だからこそ、欧州は真の強豪地区なのです。でしょうか？

（お詫びと訂正）
モンセラットと並んでビリにいるのは、サンマリノ
ブータンは、189位でした
頭の中でごっちゃになってしまいました。申し訳