mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

♪サヨナラは別れの言葉じゃなくて

そろそろ卒業シーズンたけなわ。別れを惜しむ光景がアチラコチラで繰り広げられるのでしょうな
冬の厳しい寒さは、来るべき春の日差しと、新しい門出への準備期間。決して悪役などではありませぬ
おのおの道は違えど、『さよなら』は今生の別れの挨拶とは限りません

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さよなら子供たちを観るたび、『さよなら』の持つ重さをしみじみ
ドイツ占領下のフランス、ユダヤ少年数人を匿っていたカトリック系学校がガサ入れされました
校長の神父様は生徒達に別れの言葉として、Au, revoirを。生徒達も、Au, revoirと
フランス語の別れの言葉というとAdieuが先に浮かびますが、あれは今生の別れを告げる際の言葉
校長は生きて帰れないであろうを知りながらも、生徒達も友人にふたたび会えぬを悲しみながらも、
「それでは、またお会いしましょう」のAu, revoirを…

もっとも彼等は挨拶出来ただけ、また逢う日までの、
挨拶を交わす事の無いまま究極とも言える今生の別れを告げた恋人達よりは恵まれていました

今日、体調イマイチのままでもかまわず、行きつけのサッカーショップ閉店を見届けにゆくと決めてます
想い出ある場所。復活しなくても、「ほな、また来るわ」風に去りたいのです
人間、生まれる時も死ぬ時も独り。生きていても、いつ何時、独りになるやら
また独りきりになるとしても、想い出を一つでも多く持てば、落ち込まずにいるためのよすがとなりましょう

さりとて、もう、独りはご免被りたい
希望という名のアナタをたずねて、アタシの旅はまた始まるのですよ
ふれあいをもとめて

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セーラー服と機関銃の似合う頃は過ぎても、夢の途中は『永遠の17歳』にも適用OK!なのです。でしょうか?